長いお休み。
外は猛暑だったり、雨だったり、どこに行っても混んでいて、
「今日は何して過ごそう……?」と毎日のように悩んでしまうこと、ありませんか?
そんなときにぴったりなのが、
おうちで楽しめるミニカー遊びです。
しかも、ちょっと工夫すれば、
いつもの床がサーキットに早変わり!
家にあるものを使って、子どもが夢中になれる「本気のミニカーごっこ」ができるんです。
今回ご紹介するのは、我が家で何年もやっている“おうちサーキット遊び”。
手作りならではの楽しさ、成長を感じる瞬間、そして片づけやすさまで(笑)
リアルな体験とともに、写真つきでたっぷりお届けします。
おうち遊びに使える材料アイデア
この遊びのいいところは、特別な道具がいらないこと。
家にあるもので、十分楽しめます。
たとえば我が家で使ったものは、こんな感じです:
そして、忘れてはいけないのが「道路テープ」。
100円均一にも何種類かありますが、
横断歩道や信号、分岐やカーブなどにこだわるなら、セット購入の方が断然お得です。
遊びが一気に“本格仕様”になって、子どもも大喜び!
息子が小さい頃は、ここぞというときのためにこっそりまとめ買いしておいて、
一気に出さずに小出しで出す戦法(笑)をとっていました。
幼少期の愚図り対策にオススメです。
① カレンダーで作るミニ道路サーキット
最初に息子が作ったのは、紙のサーキットコース。(最近はF1にハマっている)
使ったのは、去年のスターバックスのカレンダーの裏面です。
カレンダーは“厚紙”として超優秀!
今回使ったスタバのカレンダーは、紙にしっかりと厚みがあって丈夫。
ミニカーを走らせても曲がらず、破れる心配もなし!
3枚を横につなげれば、広いコースが完成しつつ、使わないときはコンパクトに折りたためるのも嬉しいポイントです。

自分だけのコースを自由にデザイン!
紙の上に道路テープを貼って、直線・カーブ・信号・踏切などを自由に配置。
まるで「自分だけの街」や「本格サーキット」が出来上がります。
マスキングテープを使えば貼り直しも簡単なので、
「やっぱりここカーブにしようかな?」と子どもも楽しく試行錯誤できます。
難しいルールは不要。
建物や景色を描き足したり、ミニカーのガレージをつくったり、作って・走らせて・直しての繰り返しが、自然と集中力や空間認識、根気を育ててくれます◎
「作るのはちょっと大変そう…」という場合は、
息子がこよなく愛している「トミカ おでかけレジャーマップ」もおすすめです!
広げるだけで道路・信号・駐車場などがセットになっていて、すぐ遊べるのが嬉しい。
しかも軽くて折りたたみもできるので、外出時のお供にもぴったりです。
シールやマスキングテープも貼れる素材なので、
「ちょっと物足りないな…」というときには自分好みにアレンジも可能ですよ。
② サーキットは“ヨガマット”で!
次に登場するのは、自作の布コース。
何が描いてあるのかは息子のみぞ知る。

実はこれ、私がもう使わなくなったヨガマット!(笑)
布じゃなくて丸められるタイプならもっと描きやすそう。
ヨガマットがサーキットに変身!
「紙のより大きいコースを作ってみたい!」という息子のひとことで、
家にあった大判のヨガマットを使ってみることにしました。

これが結果的に大正解。
工夫する姿にちょっと感動
とはいえ、激しくミニカーを走らせるとさすがに少しズレます。
そんなとき、息子は自分で考えて、四隅にペットボトルや重い本を置いて固定していました。
幼児期は私がほとんどやっていた工作やレイアウト。
それが今では、自分で考えて工夫できるようになっている。
こういう成長を見る瞬間って、ちょっとじーんとしますよね。
まだお子さんが小さいママさん、もう少しの辛抱ですよ!
③ピットガレージはブロックで作る!
マグネットブロックで作った本格ピットガレージ。

これは息子が「車の駐車場を作りたい」と考えて作ったものです。
屋根付きで、入り口のマグネットブロックを外せば、すぐにミニカーが走り出せる構造。
マグネットブロックがなかった頃は、積み木で駐車場を作っていました。
空き箱や段ボールなど、どんな素材でも遊びに変わる、それが子どもの発想のすごさですね。
最近のお気に入りはF1マシン!
息子と私は、F1ミニカーにドハマり中。
特にお気に入りは、ブラーゴ(Bburago)のF1マシン。

タイヤが交換できる本格仕様で、丈夫だし、よく走る!
それでいてお値段もF1ミニカーとしてはお手頃。親としてもありがたい存在です(笑)
ミニカーで楽しむ室内遊びのアイデア集
サーキットやガレージができたら、あとは遊び方しだいで無限に楽しめます。
1人でもじっくり、親子で盛り上がっても、兄弟で対決してもOK。
その日の気分や人数に合わせて、自由にアレンジしてみてください!

我が家のミニカーあそびの歴史
うちの息子は2歳頃からずーっと車が大好き。
小学2年生になった今でも、ミニカーが大好きで、時間があれば自分の“街”や“コース”を作っています。
🚫 マットに道路テープはNG!
ある日、息子がマットに直接「道路テープ」を貼って遊び始めました。
最初はすごく楽しそうで、「自分で考えたんだなあ」と微笑ましかったのですが…

よく見ると、それ、掃除機で吸い込む未来しか見えない!
マスキングテープって、少し浮いていると掃除中にぺろんと取れて、
運が悪いとそのまま掃除機に吸い込まれてしまうんですよね(笑)
そしてそれに気づいた息子が大泣きするのも目に見えている…。
そんなときに、カレンダーやヨガマットを使った道路づくりが始まりました。
「貼りたい」「描きたい」気持ちは活かしつつ、後片付けも楽で親子どちらもノンストレス。
こうした“小さなルール”があると、長く続く遊びにもなっていきますね。
さいごに:親子でつくる“おうち時間”
来週から夏休みに入る息子。
小学生になり、休み中も学校でさまざまな活動をすることになりそうですが、
それでもやっぱり、遊びの時間はグッと増えます。
1人っ子だと、どうしても親の出番が多くなりがち。
でもそれも、あと少しのことかもしれないな~と、最近は思います。
毎日どこかへ連れて行かなくても、
身近なもので工夫しながら遊べる時間があるだけでだいぶ違います。
おうち遊びは、工夫次第で本格的な室内サーキットに。
無理せず親子で楽しめる時間のヒントになれば嬉しいです。