【2025一時帰国レポ】海外在住者のリアルな帰国体験まとめ|手続き・買い物・詐欺電話まで全部入り!

2025年一時帰国レポ おでかけと旅行メモ

韓国で暮らすわが家。
年に2度は日本へ「一時帰国」するのが恒例行事になっています。

今回は秋、息子(8歳)を連れて2週間ほどの滞在。
行く前からスーツケースの中身は“ほぼお土産”と決まっていて、私の服は手のひらサイズのバッグに収まる程度。
どちらが“本体”かわからない荷造りをしながら、「ああ、今年もこの季節か」と思うのです。

…が、のんびり帰省?なんて、幻想。
手続き、病院、美容院、買い出し、親との時間、友達との再会、実家の片付け…予定はギッシリ。
しかもそこに“子ども”というランダムイベントが加わるわけで、想像していた3倍のエネルギーが必要になります。

それでも、「やっぱり帰ってよかったな」と思う瞬間がちゃんとあるのが、一時帰国の不思議なんですよね。

今回はそんな、“やること盛りだくさんの帰国”を、情報と笑いを交えながら振り返ってみます。

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【1】免許の暗証番号の認証に30分?

今回は一時帰国中に、運転免許の「暗証番号の確認」をしておこうと思いました。
免許の更新時に設定した2つの番号の控えをなくしてしまっていて…。

ロックされているわけではないし、「確認だけなら5分で終わるでしょ」と軽い気持ちで、地元の警察署へ。

受付はサクッと終了。でも、そこからが長かった。
待合スペースには数人しかいないのに、順番がなかなか進まない。

息子は「まだ〜?」とイライラ。
私は持参した折り紙でなんとか気を引きながら、静かに待つこと約30分。
「確認だけのつもりだったんだけどなぁ…」と、だんだん気力が削られていきます。

まさかの、マイク越しでの番号発表

やっと窓口に呼ばれて、「やっと終わる…!」と安心したのも束の間。
最後の“伝え方”に、ちょっとびっくりしてしまいました。

担当の方が、やや控えめな声だけどマイクの近くでひと言。
「暗証番号は、1234 と 5678 ですね〜」

(……うん、聞こえてるよね、ほとんど人はいないけど)

そんなこんなありながら、結局、番号を聞くだけで所要時間は約30分超え。

オンラインでできたらいいのに…と思いつつ、
これが日本の「きちんと確認」の文化なんだなと、妙に納得してしまったり。

韓国では、こういう手続きがもっと簡単に済んでしまうことが多いので、
久しぶりに味わう“人を介した、じっくりした時間”に、
「あ〜、帰ってきたな」としみじみ感じる瞬間でもありました。

  • どこでできる?
     → 運転免許センター、または地元の警察署(免許業務を扱っている窓口)
  • 必要なものは?
     → 運転免許証のみ(身分確認のため)
  • 所要時間は?
     → 混雑状況によるが、目安は5分〜30分
      ※できれば午前中早めがスムーズ
  • 費用は?
     → 無料
  • 注意点は?
     → 電話やネットでは照会不可。本人が直接行く必要あり
     → 番号は口頭で伝えられるので、聞き逃さないよう注意

【2】「電話番号が停止に」って⁉︎

帰国してすぐのある日、買い物中にスマホが鳴りました。
日本国内なのに、なぜか国番号付き。

(え、日本なのに国際番号?)とちょっと引っかかりつつも、
そのまま応答してしまいました。

出てみると、若い男性の声でこう言われました。

「こちらはNTTです。このままだと、現在ご利用中の電話番号が利用停止になります。」

えっ、えっ、突然なぜ?と、頭の中が一瞬真っ白に。

買い物中だったので、「今ちょっと聞けないので後で」と伝えて切ったものの、
その後は一切かかってくる気配なし。

(……あれ、これって怪しくない?)

ようやく冷静になり、すぐに契約中の携帯会社に確認してみることに。

結果 → あっさり「関係ないです」

担当の方の答えは、とてもシンプルでした。

「うちはNTTグループではないので、それはたぶん別ですね。」

…ですよね。
どうやらあの電話、やっぱり詐欺っぽい

ちなみにその後、同じ番号からの着信はなかったのですが、
別のタイミングで何度か国際電話がかかってきました。

とりあえず今回は、電話に出てしまったけれど、何も伝えずに終わったのが幸いでした。

  • 国番号(国際電話)付きは要注意
     → 日本国内の番号でも、なぜか国番号が付いている場合は海外ルート通話の可能性あり
  • 名乗られた社名は、すぐにネット検索で確認を!
     → NTT・ドコモ・auなどの本物っぽい名前でも、実際には関係ない場合が多いです
  • 「利用停止」「不正利用」など“急がせる系”ワードは疑って
     → 話を遮ってでも一旦切って、自分で公式サイト経由で問い合わせるのが安全
  • 正規の会社なら、SMSや書面でも通知が来る
     → 電話だけで完結させようとするのはほぼ詐欺です

【3】セルフレジ、どこまで“セルフ”?

日本のスーパーやコンビニで毎回感じる、小さな違和感。
それは、「人がレジにいるのに、現金は渡せない」という謎の儀式!(私だけ?)

スキャンは人、会計は機械。なにこの二段構え。

韓国ではキャッシュレスが進んでいて、支払いはスマホかカードでサクッと完結。
現金社会は終焉を迎えつつあり、無人レジも多く、
店員さんとのやりとりが最小限ということも珍しくありません。

でも日本では、しっかりと挨拶してくれて、丁寧に商品をスキャンしてくれて、
「ここまでやってくれるなら支払いも…」と思うじゃないですか。

「お会計は〇番の機械でお願いしま〜す」
…まさかの自己責任ゾーンに放り出されるスタイル。

しかも、コンビニでバーコード決済を選んでみたら、
また店員さんが戻ってきて「ピッ」と読み取ってくれるという謎構造。
(えっ、人戻ってくるんかい…!)

完全セルフでも完全有人でもない、“ハイブリッド型レジ”に、毎回ちょっと戸惑います。

息子は、“ピッ職人”として覚醒中。

そんな私の横で、息子はというと…

目をキラキラさせながら、
「ボクがやる!ピッってやるのやりたい!」とノリノリ。

商品を読み取り、袋に入れ、レシートを取るまで、完全に流れをマスター。

…誰にも頼まれてないのに、私より上手。
まるでアルバイト経験者のような手際の良さです。

困ってるのは、むしろ大人たち?

平日の昼間、スーパーで買い物していると、
高齢の方がセルフレジ前で戸惑っている様子もよく見かけます。

店員さんはそばにいるけれど、
全員にはすぐ対応できるわけでもなく…。

「便利なはずの機械が、逆にプレッシャーになる」そんな矛盾を感じる場面も。

完全セルフでも、完全有人でもない。
「人が見てるセルフ」という、ちょっと緊張感のある日本のレジ文化体験です。

  • スキャンと会計が別になっている店舗が多い
     → 店員がスキャン → 会計は自分で、という分業型
  • 完全セルフ or フル有人の国に慣れていると戸惑う構造
     → 韓国だと、どっちかに振り切っている場合が多い
  • 高齢者や外国人にはやさしくない?
     → 機械がわかりにくい・支払い方法が複雑・アシストが不足しがち
  • 子どもは好き。なぜなら“遊び”に近いから
     → ぴっ、ができるだけでテンションが上がるらしい(母観測)

【4】回転ずし3社食べ比べレポ

一時帰国中の楽しみのひとつが「回転寿司めぐり」。
今回の帰国では、はま寿司・くら寿司・スシローの3社に立ち寄りました。

どこも子連れウェルカムで助かるのですが、実際に行ってみると、それぞれに“個性”が光っていておもしろい!
小学生の息子と一緒に体験して感じた、リアルな推しポイントをまとめてみました。

一時帰国中の楽しみのひとつ「回転寿司めぐり」

🍜 はま寿司|キッズメニューにガチャコイン

うちの息子が「また行きたい!」といちばん言っていたのがはま寿司

理由は、キッズメニューにガチャコインがついてくるから!

お子様うどんやプレート系メニューを頼むと、お会計時にコインがもらえて、
出入り口近くのガチャマシンを自分で回せる仕組み。

食べ終わったあとも楽しみがあるって、子どもには嬉しいですよね。

それ以外にも、子ども用食器やキッズチェアが揃っていて、
家族連れで安心して食事できる環境が整っていると感じました。

🍣 スシロー|“ネタの質”がピカイチ!

3店舗とも「いくら」を頼んでみたのですが、
粒の大きさはスシローがダントツ。

他のネタも全体的にしっかりしていて、「あ、今日はネタを楽しみたい気分かも」と思ったらスシローが間違いない印象です。

特に子どもって“好きなネタ”が決まっていたりするので、
そのネタがちゃんとおいしいと、満足度がぐっと上がるんですよね。

🍬 くら寿司|お皿が片づけられる

くら寿司といえば、やっぱり「びっくらポン!」。

お皿を5枚入れるごとに、席に設置されたガチャが回る仕組みで、
これが子どもにはもう大ヒット。

息子はもう“お皿を入れる担当”として真剣そのもの。
「次の5枚!」「あと1枚でガチャ!」と、いつもより食べるペースが明らかに早い…(笑)

ただ、ほとんど当たらないのも事実。
毎回「……出ないね」とちょっとションボリするのもお約束ですが、
その“惜しい!”が次回のモチベーションになっている気がします。

あと、個人的に良かったのは、注文したお皿がちゃんと自分の席で止まること。
小さい子どもがいると、他のお客さんのお皿と間違えて取ってしまうリスクがあるので、
この仕組みは本当に助かります。

🎯韓国スシローについての小話

韓国にも「がってん寿司」や「スシロー」など、日本でおなじみの回転寿司チェーンがあって、気軽に日本食が楽しめます。
でも、最近はちょっと…いや、かなりお高めになってきました。

以前は一皿190円くらいだった気がするんですが、気づけばサーモンも鉄火巻きも300円オーバー。
「いくら」にいたっては500円台!しかも粒がちょっと小さい。

値上げは仕方ないとはいえ、気軽にパクパク食べられる感じじゃなくなってしまって、
最近は刺身を買ってきて、家で寿司をにぎるスタイルに落ち着いてます。(昔のバイト経験が役に立つw)

韓国でもお寿司は大人気だし、回転寿司もあちこちにあるんですが、
やっぱり日本の回転寿司のコスパとクオリティは別格ですね。
ついでに言うと、パン屋さんも日本が最高です!

一時帰国で買ってよかったもの3選

今回の一時帰国でも、スーツケースの空きスペースにしっかり詰め込んで持ち帰った「日本でしか買えない愛用品たち」。

実際に使ってみて「やっぱり買ってよかった…!」と思えた、今回の自分用ベスト3をまとめてみました。
真剣にお勧めできるものばかりです!

🥇 ReFa(リファ)ハートブラシ

今回の帰国で、プレゼントしてもらったReFa(リファ)のハート型ブラシ
見た目の可愛さに「わあ、かわいい〜」とテンションが上がったのですが、実は驚くほど髪がスルンと整う実力派でした。

私は全く知らなかったのですが、女性のあいだではかなり人気のアイテムだそうで、
なんと姪っ子まで持っていたという…!まさに話題の定番ブラシ

濡れた髪にも使えるので、お風呂上がりにも◎。
ブラシのカーブが頭にしっかりフィットして、軽いブラッシングでも心地よいマッサージ効果があるのも嬉しいポイントです。

旅行中はポーチに入れて持ち歩いていたくらい気に入って、
韓国では見かけないデザインだったこともあり、お世話になっている知人へのお土産としても購入しました。

これは女性へのギフトにぴったりだし、
男性にもぜひおすすめしたい“間違いないプレゼント”だと思います!

🥈 両履きサンダル

靴箱の前、ベランダ、玄関…
どこに置いても「前後を気にせずサッと履ける」のが最高すぎる!
ズボラな私がずっと求めていたのは、まさにこういうサンダルでした。
さすが日本、痒い所に手が届く商品がなんてもある(感激)!

デザインはとてもシンプル。
でも実はこの「前後どちらからも履ける設計」って、ものすごく快適なんです。
揃えて向きを直すひと手間がいらないって、想像以上にありがたい…!

私は主にベランダ用に使っているのですが、あまりの良さにもう1足買い足し、ついでに実家の母にもプレゼント。

実は最初、似たような別メーカーの両履きサンダルを使っていたのですが、重くて微妙…。
こちらに切り替えたら、軽い・丈夫・乾きやすいと三拍子揃っていて大満足でした。

🥉 命の母(女性向け和漢薬)

これまで薬やサプリにはあまり頼ってこなかったのですが、
やはり年齢には逆らえず…というか、最近「なんとなく疲れやすいな」「よく眠れないな」と感じる日が増えてきて。

イライラしやすいのは性格だとしても(笑)、ホルモンバランスが乱れている気がして、
初めて導入してみたのがこの「命の母A」

漢方・生薬ベースの処方で、更年期だけでなく幅広い年代に対応しているのも安心ポイント。
私は少量からゆっくり試していますが、調子が確実に良くなってきている気がしています。
(特に、よく眠れるようになったのは大きい!)

海外では手に入りにくいこういった市販薬こそ、「日本で買っておいてよかった」と思える一品。

夫

『命の父』はないの?

男性向けにも「命の父」があればいいのに、と思うのは我が家だけではないはず(苦笑)。

ちなみに、月経にともなう不調や気分の波で悩んでいる方には、
姉妹品の「命の母ホワイト」がおすすめ。
そちらはPMSや生理前後の心身のバランスをサポートしてくれる処方になっています。

✈️ まとめ:やっぱり一時帰国はいい!

やっぱり一時帰国はいい!飛行機から見えるきれいな雲

こうして振り返ってみると、
暗証番号ひとつ確認するのにも時間がかかるし、
スーパーのレジでは毎回ちょっと焦るし、
電話は詐欺っぽいし、
寿司屋ではガチャを回すために食べ過ぎるし…。

でもその全部が、「ああ、帰ってきたんだな」と思わせてくれる時間でもありました。

海外に暮らしていると、日本の当たり前がちょっと特別に見えたり、
細かいことで驚いたり笑えたりする。

それは面倒だったり、面白かったり、ちょっと泣けたりするけれど、
そんな体験がぎゅっと詰まっているのが「一時帰国」なのかもしれません。

忙しさにバタバタしながらも、
「今回もなんとか乗り切った!」と笑えるように、
これからも、たまには帰国してリフレッシュしつつ、
日々の韓国生活で鍛えられながら(笑)、また頑張っていこうと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

Switch 2についての一時帰国メモ、NOTEにも書きました👇
気になる方はこちらから!

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