「抱っこ紐から降ろした瞬間に目が覚めて泣く…」
「夜中に突然叫び出して、何をしても泣きやまない…」
「いつまでこの寝不足が続くんだろう…」
今、まさに赤ちゃんを抱っこしながらクタクタになって検索しているお母さん、本当にお疲れ様です!
抱っこでしか寝ない赤ちゃんや、刺激に敏感で眠りが浅い子は珍しくありません。なかには「ハイニーズベビー」と呼ばれるくらい手がかかるタイプの赤ちゃんもいます。
わが家の息子も、赤ちゃんの頃からとにかく音や刺激に敏感な子。「抱っこじゃないと絶対に寝ない」「小さな足音でも起きる」「夜驚症で暴れる」という毎日で、当時は心も体も本当に限界ギリギリでした。
この記事では、わが家が経験した抱っこ地獄の様子や、夜驚症への対応、そして夫婦でどう乗り越えたかをお話ししています。
「うちの子、大丈夫かな…」「もう限界かも」と感じている方に、「うちもそうだったよ、ひとりじゃないよ」という気持ちが届いたら嬉しいです。
抱っこでしか寝ない赤ちゃん|わが家の「背中スイッチ」との毎日
赤ちゃんが全然寝てくれないと、「どうしてうちの子だけ…?」って孤独な気持ちになりますよね。わが家の場合も例外ではなく、生まれてすぐの時期から抱っこ以外の選択肢がほぼありませんでした。
産院から始まった「丸2日眠れない」過敏さ
息子の音や刺激への敏感さは、生後すぐの産院から始まっていました。産前産後で丸2日一瞬も眠れず、他の赤ちゃんがすやすや眠る中で息子だけはずーっと泣いている状態。
生後3ヶ月くらいまでは実家にお世話になっていたのですが、誰かの小さな足音や生活音だけでビクッと起きちゃうんです。結局、昼も夜もずっと抱っこ紐の中にいる毎日でした。
トイレも抱っこ紐のまま!夫は定時退社の日々
とにかくベッドや布団に置いた途端、どれだけぐっすり眠っているように見えても「背中スイッチ」が入って起きちゃうんですよね。
という、今振り返ってもなかなか大変な日々でした(苦笑)
※当時は腕と腰が本当に限界だったので、抱っこ紐の付け外しなしでサッと乗せられる「ヒップシート」にはめちゃくちゃ救われました…!長時間の抱っこが多い方は絶対に1つ持っておいた方がいいです。
夜驚症が始まった3歳頃|突然泣き叫ぶ毎日に
赤ちゃん期の抱っこ地獄が少し落ち着いてきて「やっとちょっと楽になるかな…?」と思った矢先、今度は「夜驚症(やきょうしょう)」が始まりました。
成長とともに悩みのかたちが変わっていくだけで、なかなか気が休まらないんですよね。
夜驚症とは?
眠っている途中に突然泣き叫んだり、目を開けているのに呼びかけに反応しなかったりする睡眠現象のことです。高熱やけいれん、呼吸がおかしいなど別の症状がある場合は受診が必要ですが、夜驚症だけなら成長とともに改善するケースが多いとされています。
夕方と夜中の2回!何をやっても泣きやまないパニック
我が家でパニックや夜驚症が始まったのは、3歳になる直前のこと。
当時は、1日の疲れや刺激が溜まる「夕方のパニック」と、睡眠中に突然叫び出す「夜中の夜驚症」の1日2回。
何を言っても届かず、どこか半分寝ているような状態でギャン泣きするので、当時はどうにか落ち着かせたくて必死に起こそうと声をかけたり抱きしめたりしていました。(効果があったかは分かりませんが、当時は起こすしかありませんでした…!)
最終的には、部屋の安全だけ確保して、危険がないよう抱っこでウロウロしながら落ち着くのをひたすら待つスタイルに。
抱っこで足腰もパンパン、精神的にも限界が近かったのですが、我が子の場合は幸いにも半年ほどでピタッと落ち着きました。
数字だけで見ると「たった半年間」に思えるかもしれません。
ですが、「今日もまたあの叫び声が始まるのかな…」と毎晩怯えながら過ごす日々は、体感的には何年にも感じられるほど果てしなく長い半年間でした。
あとから調べて知ったのですが、一般的に夜驚症は3歳〜8歳(ピークは4〜7歳頃・小学生くらいまで)続くことも珍しくないのだそう。
「えっ、そんなに遅くまで続く子もいるの!?」と驚くと同時に、当時はただただ必死で、周りを見ている余裕なんて一切なかったんだなとしみじみ感じました。
漢方に頼ろうか真剣に悩んだ話
あまりの激しさに「いつまで続くんだろう…」「私のメンタルがもたない…」と絶望して、夜泣きやお子さんの疳のむし(神経過敏)によく使われる『樋屋奇応丸(ひやきおうがん)』や『宇津救命丸』に頼ろうかと本気で悩んだほどです。
当時は出口が見えず不安でいっぱいでしたが、成長とともに脳の発達や刺激への耐性が追いつけば、必ず落ち着く時期が来るんだと今では思えます。
「生薬って飲みづらくないの?」と心配になりますが、『樋屋奇応丸 糖衣』は粒の周りが甘いお砂糖でコーティングされています。
お薬の味やニオイが苦手なお子さんでも、これなら比較的サッと飲みやすいかもしれません。
睡眠トラブルと向き合って親に残った影響と工夫
子どもの睡眠トラブルと毎日付き合っていると、親の側の体力やメンタルも知らず知らずのうちに削られていきますよね。
わが家でも色々試行錯誤しながら、なんとか自分の体を守る工夫をしていました。
子どもが起きる恐怖で、親も「浅い睡眠」がクセに…
「小さな音で子どもが起きてしまう」「いつ泣き出すかわからない」という緊張感が何年も続いた結果、私の睡眠もすっかり浅くなってしまいました。
息子が成長して朝まで眠れるようになった今でも、ちょっとした音でパッと目が覚めてしまう癖が残っています。当時の緊張感って、それくらい体に染み付いちゃうんですよね。
少しでも体力・メンタルを守るためにやってよかったこと
睡眠対策でよく聞く「ホワイトノイズ」ですが、我が子の場合は逆に気になってしまい逆効果でした…!(音に過敏なタイプだと逆効果になることもあるみたいです💦)
その代わり、外の音や光をしっかり和らげてくれる「遮光1級カーテン」を導入したら、朝5時頃の日差しで起きることが減り、親もあと1時間眠れる日が増えました。
「カーテンを丸ごと買い換えるのは大変…」という場合は、今使っているカーテンの裏にフックで簡単に取り付けられる「後付け遮光ライナー」も手軽でおすすめです。
まとめ|寝ない子は本当に寝ない!自分を責めないで
「抱っこでしか寝ない赤ちゃん」「夜中に何度も起きる赤ちゃん」と毎日向き合っていると、周りから『そのうち寝るよ』『抱っこしすぎじゃない?』『うちはそんなに大変じゃなかったけど』という何気ない一言にも傷ついてしまいますよね。
でも、寝ない子は本当に寝ません!!(わが家がまさにそうでした)
それはお母さんの育て方のせいでも、抱っこのしすぎでもありません。音や刺激に敏感な赤ちゃんでも、成長とともに眠り方が変わり落ち着いていく子は少なくありません。
もちろん、この先も我が家のように音や刺激に敏感な気質(HSC傾向)のまま成長していくケースもあります。「この子は手がかかるタイプかも」と焦らず向き合う覚悟も必要かもしれませんが、どう育っていくかは大きくなってみないと誰も分かりません。
大切なのは、無理にラベルを貼って決めつけたり、1人で抱え込んだりしないこと。
今まさに寝不足でクタクタのママ・パパ。
まずは安全を一番にして、頼れるグッズや旦那さん、周りの手を遠慮なく借りて、「今日1日を無事に乗り切ること」だけを考えて過ごしてくださいね。
「うちの子はただ寝ないだけなのかな?」
「ハイニーズベビーって何?」
「HSCとはどう違うの?」
と気になった方は、特徴や見分け方、育て方をまとめた記事も読んでみてください。


