【初心者でもわかる!】F1基本情報と2025年の開催日程まとめ

F1 子どもと遊ぶ

「えっ、日本人もF1に出てるの?」
「それならちょっと見てみようかな」

そんな軽い驚きから、F1(フォーミュラ1)に興味を持った方も多いのではないでしょうか?
私自身もまさにその一人です。

きっかけは、息子の何気ない一言。
「いちばん速い車ってなに?」と聞かれて調べていくうちに、F1という世界にたどり着きました。
そして調べてみると、日本人ドライバーが世界を相手に戦っていることを知り、ぐっと引き込まれてしまいました。

実際にレースを観てみると、F1の世界はただ速いだけじゃない!
戦略・技術・人間ドラマが交差する、奥深くて熱いスポーツでした。

この記事では、私自身もまだ“初心者”という立場から、「F1って、いつやってるの?」という一番シンプルな疑問についてわかりやすくF1の基本スケジュールを紹介していこうと思います。

「いつ、どこで、どうやって見るのか」がわかるだけで、F1はもっと楽しくなる!
そんな思いを込めて、初心者目線でお届けします。

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F1とは?まず知っておきたい基本情報

F1とはどんなモータースポーツ?

F1とは、FIA(国際自動車連盟)が主催する世界最高峰の自動車レース

特徴的なのは、ドライバー1人が乗り込むシングルシーター(1人乗り)レーシングカーで、世界中のサーキットを転戦しながら、1年を通じてチャンピオンの座を争うという点。

F1マシンには、航空機レベルの最先端テクノロジーが詰め込まれており、スピードだけでなく、空力・タイヤ・燃料・チーム戦略まで、あらゆる要素が勝負を分けます。

なぜ「世界最高峰」と呼ばれるのか

F1が世界トップレベルとされる理由は、

  • 世界中のトップドライバーが集結
    → 若手のホープからチャンピオン経験者まで、超実力派ぞろい!
  • 超ハイスペックなマシン性能
    → 時速300kmを超えるスピードで走る、高度に開発されたマシン。
  • チームごとのマシン開発&戦略
    → マシン設計もピット戦略も全て自前で、まるで技術の総力戦。
  • 世界中で開催されるグローバルな大会規模
    → アジア、ヨーロッパ、中東、アメリカなど20か国以上で開催。

まさに、“人と技術の頂点”を競うスポーツ
優秀なマシンとそれを操る優秀なドライバー、そしてチーム全体の総合力が揃ってこそ、頂点=優勝がつかめる世界なのです。

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F1はいつやってるの?年間スケジュールの基本

世界中のサーキットを巡るのがF1の魅力!
シーズンは例年、3月から12月までのおよそ9か月間にわたって開催されます。

  • 2025年は全24戦(予定)
  • 開催国:日本、イタリア、イギリス、アメリカ、モナコなど21か国
  • 開催期間:2025年3月16日(開幕戦)~12月7日(最終戦)
  • レースは基本3日間(金曜〜日曜)

F1は1シーズンの中でさまざまな国を舞台にレースを行うため、国ごとの天候やコースの特徴も見どころです。

【2025年 F1スケジュール一覧】F1公式サイトより

戦数グランプリ開催日決勝開始(日本時間)
第1戦オーストラリアGP3月16日(日)13:00
第2戦中国GP(スプリント)3月23日(日)16:00
第3戦日本GP(三重県・鈴鹿市)4月6日(日)14:00
第4戦バーレーンGP4月13日(日)24:00(翌0:00)
第5戦サウジアラビアGP4月20日(日)26:00(翌2:00)
第6戦マイアミGP(スプリント)5月4日(日)29:00(翌5:00)
第7戦エミリア・ロマーニャGP5月18日(日)22:00
第8戦モナコGP5月25日(日)22:00
第9戦スペインGP6月1日(日)22:00
第10戦カナダGP6月15日(日)27:00(翌3:00)
第11戦オーストリアGP6月29日(日)22:00
第12戦イギリスGP7月6日(日)23:00
第13戦ベルギーGP(スプリント)7月27日(日)22:00
第14戦ハンガリーGP8月3日(日)22:00
第15戦オランダGP8月31日(日)22:00
第16戦イタリアGP(モンツァ)9月7日(日)22:00
第17戦アゼルバイジャンGP9月21日(日)20:00
第18戦シンガポールGP10月5日(日)21:00
第19戦アメリカGP(スプリント)10月19日(日)28:00(翌4:00)
第20戦メキシコGP10月26日(日)29:00(翌5:00)
第21戦サンパウロGP(スプリント)11月9日(日)24:30(翌0:30)
第22戦ラスベガスGP11月22日(土)37:00(翌13:00)
第23戦カタールGP(スプリント)11月30日(日)25:00(翌1:00)
第24戦アブダビGP12月7日(日)22:00

「スプリント」と記載のあるGPは、通常とは異なる形式のレースがあります。(詳細は下記)

F1のレースは「3日間セット」で開催される

F1では、1つのレース(グランプリ)が行われるたびに、金曜日から日曜日までの3日間にわたってスケジュールが組まれています。

この3日間は、単なる「練習→本番」ではなく、それぞれに大事な意味と役割があるのがポイントです。

3日間の流れ(基本構成)

曜日内容役割・意味
🟠 金曜フリー走行マシン調整・データ収集(練習走行)
🔵 土曜予選タイムアタックで決勝のスタート順を決定
🔴 日曜決勝本番のレース。順位が決まり、ポイントが加算される


それぞれの曜日には、それぞれの観戦のポイントや見どころがあります。

🟠 金曜日:フリー走行(Free Practice)

初日は、「準備&実験の日」。
チームとドライバーがマシンの状態をチェックしたり、戦略を練る時間です。

  • フリー走行1(FP1)・フリー走行2(FP2)の2セッションが行われます
  • マシンのバランス調整、タイヤの確認、燃料量の調整など
  • ドライバーがコースの感覚を掴むために何周も走行

◎観るポイント:
「マシンの調子どうかな?」「どのチームがロングラン(長距離)で速いかな?」などを見て楽しみましょう。

🔵 土曜日:予選(Qualifying)

ここからが本番ムード。
ドライバーが全力でアタックし、「日曜の決勝でどこからスタートできるか」を決めます!

  • Q1 → Q2 → Q3の3段階方式
  • 各ドライバーがタイムアタックし、上位だけが次のセッションに進出
  • 最速タイムを出した選手が「ポールポジション(=1番グリッド)」を獲得!

観るポイント:
「誰が一番速いのか」「タイム差は?」「コンマ1秒の差で明暗が分かれる」緊張感が魅力!

基本構成を知らないと特に戸惑ってしまうのが、この予選。
F1の予選は、「1回走って終わり」ではありません。
全20人のドライバーが、3つのセッションを通して順位を競う「ノックアウト方式」という形式で行われます。

初心者の方が誤解しやすいポイントですが、F1予選での「脱落」は、あくまで“順位決定の争いからは外れる”という意味で、全員が決勝に出ます

| Q1で終了したドライバー | → 決勝は16〜20番手スタート
| Q2で終了したドライバー | → 決勝は11〜15番手スタート
| Q3に進出したドライバー | → 決勝は1〜10番手スタート

このように、予選は「決勝に向けてのスタートグリッドを決めるイベント」なのです。

※スプリント開催週では「スプリント用予選(スプリント・シュートアウト)」がこの日に行われます。

🔴 日曜日:決勝(Race / Grand Prix)

F1の“本番レース”。
予選の結果で決まった順にスタートし、1位を目指して全ドライバーが全力勝負!

  • 距離:約300km(サーキットごとに違います)
  • 途中でタイヤ交換(ピットストップ)をしながら、最適な戦略で走る
  • チェッカーフラッグ(ゴールの旗)が振られるまで、何が起こるかわからない!

観るポイント:
「スタート直後の大混戦」「追い抜きシーン」「ピット戦略」「天候によるドラマ」などなど、見どころたっぷり!

上位10位までにポイントが入り、年間ランキングに影響します。

スプリントレースとは?

スプリントレースとは、短距離(約100km)で行われる“ミニ決勝”のようなレース形式。

  • 通常のレースより距離が短く、タイヤ交換がないケースが多い
  • 決勝とは別にポイントが与えられ、チャンピオン争いに影響
  • 2025年は6戦でスプリント開催予定

【スプリントがある週末の流れ】

曜日内容
金曜通常の予選(スプリント用)
土曜スプリントレース
日曜通常の決勝レース

スプリントレースはテンポが速く、初心者でも観やすいのが特徴です。

さいごに

いかがでしたか?

F1は「速いマシンが走るだけ」じゃなく、世界中を舞台にしたドラマのようなスポーツ。
そしてそこに、“推し選手”がいるならば、応援する楽しさは何倍にも広がります。

今回ご紹介したように、レースの基本情報とスケジュールの流れを知っておくだけでも、F1の観戦はぐっと身近になりますよ。

まずは気になるレースを1つ観てみてください。
そして、応援するチームやドライバーを見つけたら、あなたもきっと“F1沼”の入り口に立っているはずです。

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