学校から帰ってくるとぐったりしている。
「疲れた・・」「もう行きたくない」と言うこともある。
そんな様子に、「うちの子、大丈夫かな?」と感じたことはありませんか?
帰宅後すぐ横になる、機嫌が悪くなる、学校の話をしたがらない・・。
そんな変化が気になることもありますよね。
もしかするとそれは、HSC(ひといちばい敏感な子)の気質による“疲れやすさ”かもしれません。
HSCの子は、音や人、空気などの刺激を強く受け取りやすく、
学校にいるだけでエネルギーをたくさん使ってしまうことがあります。
実際、我が家の息子も小学校に入ってから、
帰宅後はぐったりし、長期休み明けには登校しぶりが出たり、
ちょっとした注意でも大きく落ち込むことがありました。
この記事では、HSCの子が学校で疲れやすい理由やサイン、関わり方を、実体験をもとにまとめています。
HSCの子が学校で疲れやすい理由
HSCの子は、学校にいるだけでたくさんの刺激を受けています。
たとえば、
こういったものを、無意識に全部受け取ってしまうんです。
さらに、
と気を使い続けるので、
一日中ずっと気が抜けない状態になりやすいです。
大人でいうと、
「ずっと気を張ったまま仕事している感じ」に近いかもしれません。
その結果、家に帰ってきたときにはエネルギーがほとんど残っておらず、
ぐったりしてしまうことが多くなります。
正直なところ、これだけ気を張って一日を過ごしていると思うと、
「そりゃ疲れるよね・・」と感じることが多いです。
学校で疲れてしまう子のサイン
「疲れている」といっても、見た目ではわかりにくいことも多いです。
でも、よく見るとこんなサインが出ていることがあります。
一見すると「わがままかな?」と感じてしまうこともありますが、
実は、がんばりすぎたあとの反応だったりします。
学校では気を張って過ごしているぶん、
家ではその反動が出やすいんですよね。
正直、こういう状態が続くと、
「またか・・」と少ししんどく感じる日もありました。
でも今振り返ると、
家で崩れる=外でちゃんと頑張っている証拠
だったのかなと思います。
実際にあった我が家の変化
我が家の息子も、小学校に入ってから疲れやすさがはっきり出るようになりました。
帰ってくると、すぐに自分の好きな遊びに没頭したり、
理由もなくグズグズが続いたりすることがありました。
長期休み明けには登校しぶりが出たり、
ちょっとした注意でも大きく落ち込んでしまったり…。
明らかに精神的な疲れが一気に出ているような感じでした。
学校ではずっと気を張って過ごしているので、
こればかりは慣れるまで仕方ないのかもしれません。
時間はかかるけれど、ちゃんと進んでいる。
そんな感じです。
正直、HSCの子育ては、
時間も手間もかかるなと感じることが多く、思い通りにいかないことの連続でした。
海外でこのまま育てるのか、日本の方がいいのかと悩んだ時期もあります。
それでも、環境を工夫したり、本人が成長することで少しずつ落ち着いてきました。
保育園までのなかなか前進しなかった時期を思えば、
少しずつでも成長が感じられる今は、希望を持てている感覚があります。
叱られるのがつらい子の特徴
HSCの子は、叱られることにとても敏感です。
ちょっとした注意でも、
といった反応が出ることがあります。
まわりから見ると「普通の注意」でも、
本人にとってはかなり大きな出来事になっていることも少なくありません。
さらに、
その結果、
といった、完璧主義の傾向につながることもあります。
我が家の息子も、
他の子が注意されている場面で表情が固まり、
そのあとずっと気にしてしまうことがありました。
「叱られたこと」よりも「受け取ったダメージ」が大きい。
HSCの子の特徴のひとつだと思います。
親ができる関わり方
「どう関わればいいの?」と悩むこともありますよね。
HSCの子に対しては、
無理に変えようとするよりも、負担を減らす関わり方が大切です。
無理に慣れさせようとしない
「早く慣れてほしい」と思う気持ちは自然ですが、
急がせるほど不安が強くなることもあります。
その子なりにタイミングを見ているので、
見守るくらいでちょうどいいことも多いです。
まずは何も考えずに過ごせる時間をつくるだけでも違います。
無理に慣れさせようとしない
「早く慣れてほしい」と思う気持ちは自然ですが、
急がせるほど不安が強くなることもあります。
その子なりにタイミングを見ているので、
見守るくらいでちょうどいいことも多いです。
「疲れている前提」で関わる
一見元気そうに見えても、
実はかなりエネルギーを使っている状態かもしれません。
「なんでできないの?」ではなく、
「今日は疲れているんだろうな」と見るだけで、関わり方が変わります。
我が家の場合は、余裕のある生活を意識して、
1年生の前半はあえて習い事を入れず、授業が終わったらすぐ帰宅するようにしていました。
正直、帰宅時間が早過ぎて、私としては大変に感じることもありましたが、
焦らずゆっくり過ごすことを優先した時期だったと思います。
その後、2年生になってから習い事を増やしていきましたが、
無理のないタイミングだったようで、問題なく続けています。
安心できる場所をつくる
外で気を張っている分、
家では力を抜けることがとても大切です。
我が家でも、できるだけ刺激を減らせるように、
森の保育園のような遊び中心の園や小規模の学校などを選んできました。
結果的に、
この環境選びはとてもよかったと感じています。
小さな変化を見逃さない
大きな成長でなくても、
そんな変化を、
ちゃんと見てあげることが自信につながります。
✔ ポイント
「変える」より「負担を減らす」関わり方をしてみましょう。
さいごに
HSCの子は、HSCでない子と比べて、
かなり疲れやすい傾向があります。
人や音、空気など、たくさんの刺激を受け取りながら過ごしている分、
学校にいるだけでも大きなエネルギーを使っています。
そのため、家に帰ってからぐったりしたり、
気持ちが不安定になるのも、自然な反応のひとつです。
正直、HSCの子育ては楽ではありません。
時間も手間もかかり、一筋縄ではいかないことも多いです。
それでも、少しずつ成長していく瞬間も増えてきました。
無理に変えようとするのではなく、
その子のペースを大切にしながら関わっていくこと。
それが結果的に、子どもにとっても親にとっても
一番無理のない形なのかもしれません。




