前回、韓国の歯医者で「抜歯してインプラント」と言われて迷ったお話を書きました。
その後、検討を重ねて治療を進めることに。
いろいろと悩んだ結果、今回はインプラントは選ばず、まずは劣化していたセラミックの再治療(やり直し)からスタートしました。
韓国での歯科治療は、流れや費用がなかなかイメージしづらい部分もあるかと思います。
この記事では、実際に受けた治療の流れや、かかった費用について、体験に基づいて詳しくまとめてみました。
抜歯後の様子と過ごし方
まずは、奥歯2本の抜歯からスタートしました。
痛みはそれなりにありました。1本はスムーズに抜けたのですが、もう1本が途中で割れてしまい、取り除くまでに少し時間がかかりました。
あのときは正直、ややつらかったです。
処方された鎮痛剤と抗生物質を服用し、なんとかやり過ごしていました。
翌日の来院は、消毒だけであっさりと終了。
思っていたよりも通院回数は少なく、そこは安心しました。
ただ、抜歯当日はさすがにしんどさもありました。
実はその直後に息子の学校総会が控えていたため、アイスノンで外から顔を冷やしながら参加することに。
先生方に少し心配されつつも(苦笑)、なるべくおとなしく過ごしていました。
抜歯後の食事と注意点
食事はしばらくの間、かなり気を使いました。 歯科医院からは「熱くないもの・やわらかいものを」と指示されていたため、数日は該当するメニューだけで過ごすことに。
また、抜歯後に傷口にできる血のかたまり(血餅)を剥がさないよう、以下の行動は避けるように言われました。
(ちなみに夫は昔、抜歯後に歯ブラシで傷口を触ってしまい、血が止まらなくなって深夜診療に駆け込んだことがあります。みなさんもご注意ください。)
食欲もあまり出なかったため、最初はおかゆ中心。
少し飽きてきてから作った「豆乳ミルク粥」が思いのほか食べやすくて助かりました。
作り方は、食パンを豆乳で煮て、はちみつを少し掛けるだけです。
普通のご飯が食べられるようになるまでは、やはり少し時間がかかりました。
セラミック治療の流れと通院回数
抜歯後の状態が落ち着いた翌週から、いよいよセラミッククラウンの再治療が始まりました。
今回は、以前日本で治療したセラミックのうち、劣化が進んでいた3カ所をやり直します。
実際の治療の流れは以下の通りでした。
- 古い被せ物を外す
- 型取りをして仮歯を装着する (※仮歯の期間は取れやすいため、固いものは避ける)
- 1週間後、完成した新しい歯(ジルコニア)を合わせる
- 噛み合わせを確認し、最終的にしっかりと固定して完了
すでに神経の治療は終わっていたこともあり、大きな処置はなく比較的スムーズに進みました。
通院は週1回ペースで、全部で3回。
思っていたよりもコンパクトに終わったな、というのが率直な感想です。
セラミックの種類と選び方
セラミックにはいくつか種類があり、今回はその中から選択する形でした。
私が歯科で受けた説明は、大まかに以下の3つです。
先生の勧めもあり、私は強度を優先して「ジルコニア」を選びました。
お値段も中間くらいで、夫の紹介割引がこの素材に適応されたのも大きな決め手でした。
実際に使ってみても違和感はなく、これにして良かったと感じています。
実際にかかった費用
今回の治療でかかった費用(1本あたり)は以下の通りです。
今回はセラミックを3本やり直したため、トータルではそれなりの金額(約13万5千円)になりました。
ただ、日本の審美歯科でジルコニアをやると1本10万円前後することも多いため、それに比べると費用は抑えられた印象です。
韓国の歯科は本当にピンキリなので一概には言えませんが、今回お願いした病院は技術的にも安心感があり、この金額なら納得のいく内容でした。
実際にやってみて感じたことと今後のケア
今回セラミックの再治療をしてみて、思っていたよりも負担が少なくスムーズだったなと感じています。
見た目も自分の歯にちゃんとなじんでおり、何より「しっかり噛める安心感」が得られたのが嬉しいです。
高額になりがちな審美歯科ですが、気になるところを早めに整えられてスッキリしました。
今後は、新しくした歯を長持ちさせるために毎日のホームケアにも力を入れています。
歯科医からも丁寧なブラッシングが大切だと言われたので、私は振動がしっかり届くドルツの電動歯ブラシと、つまようじ法専門の歯ブラシを交互に使用して、歯間や歯ぐきまで丁寧にケアするよう意識しています。
さいごに
今回は優先度の高い3カ所だけ治療しましたが、以前やったセラミックがまだあと3カ所残っているので、そこについてはまた次のタイミングで考えていく予定です。
今後は、韓国の健康保険を使って年に1回無料で受けられる「スケーリング(歯石除去)」も活用しながら、半年ごとの定期検診できちんとメンテナンスを続けていこうと思います。
これから韓国での歯の治療を考えている方の、少しでも参考になれば幸いです。


