韓国旅行で外せない楽しみといえば、やっぱり食べ歩きグルメ!
屋台や市場で出会うローカルスイーツの中でも、私のお気に入りは「くるみ饅頭(ホドゥカジャ/호두과자)」です。
ホドゥカジャは、くるみ(ホドゥ)とあんこを生地で包んだ一口サイズのお菓子。
見た目は日本のベビーカステラにも少し似ていますが、中にくるみと甘さ控えめのあんこが入っていて、カリッ&ふわっ&ほくほくの三重奏がたまりません。
おやつ用として少量販売もあって、くるみ饅頭11個入りで4,000ウォン(ココホドゥ)とお手軽価格!
食べ歩きにもぴったり、お土産にしても喜ばれること間違いなしの美味しさですよ。
この記事でわかること
今回は、ソウルにたくさん店舗のある2店、
◎「ココホドゥ(코코호두)」と「ボクホドゥ(복호두)」の食べ比べをしてみました!
安定感のある老舗くるみ饅頭店「ココホドゥ」
韓国国内で長年親しまれている、くるみ饅頭の定番チェーンといえば「ココホドゥ(코코호두)」。
2003年の創業以来、王道の美味しさと丁寧な仕上がりで、幅広い世代から支持されている人気店です。

◎ 店舗情報・メニュー
◎ ココホドゥの魅力ポイント
皮がしっとりしていて、粒あんもたっぷり、さらにくるみもゴロっと入っていてコスパも◎。
ほんのり塩気が効いていて、甘すぎず上品な味わいが魅力です。
老舗のココホドゥは韓国では昔からのファンが多いです。
観光地にも店舗が多く、旅行者からの人気も高め。
私も旅行中は明洞店に立ち寄ることが多く、韓国在住になってからは地元の店舗でよく買っています。
トレンド感抜群!急成長中のくるみ饅頭店「ボクホドゥ(복호두)」
昔ながらのホドゥカジャ(호두과자)に“バター”という新しい風を吹き込んだ、新世代の人気店「ボクホドゥ(복호두)」。
2020年の初出店からわずか4年で、なんと全国に約110店舗を展開するまでに急成長。
特に若年層や女性客を中心に話題沸騰中の注目ブランドです。

◎ 店舗情報・メニュー
◎ ボクホドゥの魅力ポイント
ホドゥカジャといえば、これまで「くるみ+あんこ」が主流でしたが、ボクホドゥはそこにバターのコクと塩気をプラス。
甘さと塩気のバランスが絶妙で、食べごたえもありながら重すぎないのが人気の理由です。
ふんわり&サクッとした外側の生地に、なめらかな餡と香ばしいくるみ、そこへとろけるようなバターが加わって、
まさに“くるみ饅頭の進化系”。
SNS映えするカラフルな見た目も手伝って、ギフトや差し入れ用としても注目されています。
実食レポート|バターサンドを食べてみた!(2025年7月追記)

定番のあんバターはこれまで何度か食べたことがありましたが、今回は好きな味を2種類選べる“半分ずつ”メニューに初挑戦!
優しいスタッフさんが、ひとつひとつ丁寧にバターをサンドして、箱にきれいに詰めてくれました。
普段はどちらかというと“バターなし派”の私ですが、今回はストロベリーバター&レモンバターの20個入りを注文。
どちらもバターが軽やかで、もたれずにパクパク食べられるのが印象的でした。
我が家の人気No.1は、見た目も可愛いストロベリーバター!
ほんのり甘酸っぱさがあり、あんこの甘みと絶妙にマッチしていました。
夏限定!ナッティヨーグルトボールも登場中

さらに、店頭では夏限定の新メニュー「ナッティヨーグルトボール」も見かけました!
マカダミアナッツがごろっと入った濃厚なヨーグルトアイスが、なんとホドゥカジャの中に入っているという驚きのスタイル。
さっぱり&香ばしい組み合わせが夏にぴったりかもしれませんね!
接客の良さも推しポイント!
実は私、どちらかといえば「ココホドゥ派」だったのですが、
スタッフのお兄さんが「こちらもどうぞ」と試食をひとつプレゼントしてくれたり、終始丁寧で温かい接客にほっこり。
……正直、ボクホドゥ派に転身しそうです(笑)
ホドゥカジャの美味しい食べ方と保存方法
ホドゥカジャは、やっぱり焼きたてが一番!
でも、持ち帰っても美味しく食べられるので、旅行中のおやつやお土産にもぴったりです。

オススメの食べ方
▶ お店で買ってすぐの場合
あたたかいうちにそのままパクリ!
外はカリッと、中はふんわりほかほかで至福の美味しさです。
▶ 持ち帰りやお土産で冷めた場合
電子レンジ or トースターで軽く温め直すのが断然おすすめ!
特にトースターだと、表面がカリッと仕上がって焼きたてのような風味に。
保存方法
▶ 常温保存:3日以内(※夏場は1〜2日が目安)
直射日光・高温多湿を避けて、乾燥しないよう密閉容器や袋に入れて保存してください。
▶ 冷凍保存:1週間程度
ホドゥカジャは冷凍もOK!
ジッパー付き保存袋に入れて冷凍 → 食べるときは自然解凍+温め直しで美味しく復活します。
ワンポイントTIP:
あんバターのバターが溶けてしまった場合は、冷凍庫で5分ほど冷やしてから食べると◎(by ボクホドゥ公式)
編集メモ:食べ方のおすすめ(個人的感想)
それぞれのスタイルに合った食べ方で楽しんでみてくださいね!
韓国旅行には「NAVER地図アプリ」が便利!
韓国ではGoogleマップがうまく機能しない場所もあるため、現地でおすすめの地図アプリが「NAVER地図(네이버지도)」です。
日本語にも対応していて、カフェや市場、ローカル店の検索にも強い優秀アプリ!
「NAVER Map, Navigation」のダウンロードはこちらから↓
▶iPhone(App Store)
▶Android(Google Play)
※アプリ名は 「NAVER Map, Navigation」 です。
旅行前にダウンロードして、使い方を軽くチェックしておくと、現地での移動やグルメ探しがぐっとスムーズになりますよ◎
さいごに:ホドゥカジャのある日常
ホドゥカジャは、韓国の人々にとってとても身近な存在で、子どもからお年寄りまで幅広い世代に親しまれている“定番おやつ”です。
旅行中に食べ歩きとして楽しめるのはもちろん、個包装されている商品も多く、お土産やプチギフトにもぴったり。
私自身、韓国に住むようになってからは、学校の集まりや夫の会社の研修など、思いがけない場面でホドゥカジャをもらうことが増えました。
卒園式や結婚式の引き菓子として配られることもあり、「気軽だけど、どこかほっこりする存在」として、生活の中に自然と溶け込んでいるお菓子だと感じます。
最近では、高速バスターミナルや駅の売店でもよく見かけ、地方に向かう長距離バスに乗る前に購入して、移動中に食べる人も多いようです。
ちなみに俳優の松重豊さんも、韓国ドラマ『孤独のグルメ』の映画試写会で「高速バスターミナルでホドゥカジャを食べた」と語っていたほどのファンだとか(笑)
少しずつ価格は上がってきているものの、まだまだ手ごろでボリューム感があり、あんこやくるみ好きにはたまらない味わい。
韓国旅行の際は、ぜひ気になるお店でホドゥカジャを買って、自分のお気に入りの味を見つけてみてくださいね!