「最近、なんだかやたらと口答えが多いな……」 「何度言っても聞こえないふりをする……」
少し前まで「年長さんになってお兄ちゃんらしくなったなぁ」と頼もしく思っていたのに、ある日を境に始まる息子の有り余る言動。毎日バタバタと過ごすうちに、思わず途方に暮れてしまうママも多いのではないでしょうか。
デリケートで些細なことでプンプン怒るわりに、こちらの言うことは全く聞いてくれない。あまりの反抗ぶりに、時には親のほうが感情的になってドッと疲れてしまうこともありますよね。
調べていくうちに「中間反抗期」という言葉にたどり着き、「うちだけじゃなかったんだ……!」とホッとした方もいるはず。
今回は、この「5歳ごろから始まる中間反抗期」の正体と、少しだけ気持ちがラクになる向き合い方についてお話していきますね。
そもそも「中間反抗期」ってなに?
2歳前後の「イヤイヤ期」は誰もが知る定番ですが、5歳から小学校低学年頃にやってくる「中間反抗期」は、意外と知られていないことが多いもの。
この時期の特徴的なサインには、こんなものがあります。
- 口答えがとにかく増える
- 都合が悪くなると聞こえないふりをする
- 言葉づかいが少し生意気になる
- 「自分でやる!」と親の干渉を徹底的に嫌がる
面白い(と言ってはなんですが)のが、家ではあんなに反抗的なのに、園の友達や先生の前では今までどおりお利口さんで過ごしていること。外で頑張っているぶん、安心できる家族の前でエネルギーが爆発しちゃうんですよね。
なぜ急に反抗するの?
この中間反抗期、実は子どもが順調に成長している証拠なんです。
理由はシンプルで、「自分で考えて行動したい」という独立心が芽生えたから。
記憶力も想像力もぐんと伸び、おしゃべりも達者になったからこそ、「自分の思い通りに動きたい!」という自我が強くなるんです。親としては「ちょっと生意気になったな」と感じてイライラしてしまいますが、子どもの心が大きく成長しているステップなんだな、と温かく見守りたいところですね。
【我が家の場合】「全部ダメって言われて悲しすぎる!」と言われた日
頭では「反抗期だから仕方ない」と分かっていても、現実は毎日が時間との戦い。教科書通りにいかないのが子育てのリアルです。
ある日、息子がこんなふうに訴えてきました。

テレビは見たらダメだし、おもちゃは買ってくれないし、アイスもダメだし、、全部ダメって言われて悲しすぎる!
心の中で「いやいや、テレビは1日30分観てるでしょ! おもちゃも文房具は買ってあげてるし、アイスは添加物が気になるから制限してるだけで……!」と、母の言い分は山のようにあります(笑)。誕生日でもクリスマスでもないのに、尽きない欲にはなかなか付き合いきれませんよね。
でも、そこであれこれ言い返したい気持ちをぐっと飲み込み、まずは「そっか、テレビたくさん観たいよね」と、子どもの心にそっと寄り添ってみる。
ただ、「ダメとは言ってないよ。30分は観ているでしょう?」と理由を説明し始めると、ここからが反抗期の真骨頂。どんどん屁理屈が飛び出してきて、終わりが見えないネバーエンドの口喧嘩に突入してしまうことも……。
親の忍耐力にも限界があって、時には「じゃあ自分で全部決めたら!?」と言いたくなってしまいますが、そこはグッと我慢のしどころ。子どもたちにとっては、どこからが良くてどこからがダメという「境界線」を学ぶ大切な時期なんですよね。
我が家で試してよかった、少しラクになる接し方
頭では「反抗期だから仕方ない」と分かっていても、現実は毎日が時間との戦い。教科書通りにいかないのが子育てのリアルです。
それでも、我が家で試してみて「これはちょっと効果があったな」と感じたポイントをいくつかシェアしますね。
1. 命令口調を「依頼口調」にチェンジ
「〇〇しなさい!」とつい言ってしまうところを、「〇〇を取ってくれる?」「ここはこうしたほうがいいと思うけど、どう?」と、相手を尊重する聞き方に変えてみる。これだけで、子どものプライドが少し満たされるみたいです。
2. 「ダメ」の理由をセットで伝える
テレビの時間やおやつのルールなど、制限しなきゃいけないことは山ほどあります。「ダメ!」と頭ごなしに否定するのではなく、「こういう理由があるから、ここまでね」と納得いくまで分かりやすく言葉にしてあげる。時間はかかりますが、納得してくれると後がスムーズです。
3. よその子と比べず、今できたことに目を向ける
「〇〇ちゃんはできるのに」と言いたくなる気持ちをぐっとこらえて、目の前の小さな「できた!」を見つけて「ありがとう」と具体的に褒めること。親のイライラが少し和らぐと、不思議と子どもも落ち着いてきたりします。
いつかは終わるもの、気楽に行こう
中間反抗期は、長ければ小学校低学年頃まで続くと言われています。考えると先が長く感じてしまいますが、いつかは必ず終わる時期です。
我が家の息子も、荒れていた時期を抜けると、いつの間にかすっと落ち着いて元の優しい姿に戻っていきました。あのバタバタした日々も、振り返ってみれば成長の大切な1ページだったなと感じます。
子どもが不安定なときは、親の私たちも心がざわついて当然。完璧な親でいようなんて思わず、時には力を抜きながら、気長にこの時期を乗り越えていきましょうね。
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【追記】荒れていた息子は3ヵ月ほどで中間反抗期が落ち着き、かなり元の姿に戻ってきました☆


