脳MRI、思ったより平気だった!|人間ドックで初体験した感想と流れ

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今回の人間ドックで、人生初の「脳MRI」と「腹部MRE」を受けてきました。

「MRIって、音がすごく大きいんでしょ?」「あの狭いトンネルに入るの、ちょっと怖そう…」
そんなイメージがあって、正直、当日までやろうかどうか迷っていました。

でも、実際に受けてみたら――
想像していたよりずっとあっさり。
「え、もう終わり?全然平気だったかも…」というのが本音です。

この記事では、当日の流れや検査中のリアルな感覚を、
初めてMRIを受ける方にもわかりやすくまとめてみました。

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🧠 脳MRIを受けようと思ったきっかけ

私の父は、毎年かかさず脳の検査を受けていて、
「若くても一度くらいやっておくと安心だよ」と、前からよく言われていました。

正直、「まだそこまでしなくてもいいかな…」と思っていたんですが、
今回が人生初の人間ドックだったこともあり、
“気になる検査は、このタイミングでまとめて受けてみよう!”と検査をすることに。

私は特に閉所恐怖症ではないけれど、
やっぱり「狭い場所に長時間入る」ってだけで、少し不安になりますよね。

脳の検査って、なぜかちょっと身構えてしまう印象があるけれど、
元気なうちに一度チェックしておくだけでも、気持ちの安心感が全然違うと感じて、今回は思い切ってチャレンジしてみました。

🩺 脳MRIと腹部MRE、2つの検査を受けました

今回受けたのは、脳MRI腹部MREという2つの検査。
どちらも、同じフロアの超音波・MRI室で行われました。

🧠 脳MRIってどんな検査?

脳MRIは、磁力を使って脳の内部を撮影する検査です。
放射線や造影剤は使わず、痛みもないので、体への負担はほとんどありません。

ただし、検査中は「ガガガ…」という大きな機械音が鳴り続けたり、
頭を固定された状態で筒状の機械に入るため、少し緊張するかもしれません。

検査時間は10分ほど。
目を閉じて深呼吸をしていれば、意外とあっという間に終わります。

🍽 腹部MREって?

MRE(MRエラストグラフィー)は、MRIの一種で、
肝臓の硬さ=肝線維化や脂肪肝の進行度を調べる検査です。

お腹にパッドのような機械を軽くのせて、
そこから振動を与えながら内部を撮影するのが特徴。
寝たままでOK、痛みもゼロ、体への負担もほとんどなし。

今回の健診では、「腹部MRI」と「MRE」のどちらかを選べたのですが、
より専門的にチェックできるMREを選びました。

ちなみに、日本の人間ドックでは、
MREを導入している施設はまだあまり多くありません。
腹部MRIはあっても、MREはオプションに入っていないことが多いようです。

脂肪肝や肝機能の数値が気になる方、
肝臓をしっかり調べたいという方には、MREはかなりおすすめだそうです。

🛏 実際に検査してみた感想

いよいよMRI室のベッドに横になって、検査スタート。
金属製のアクセサリーやピアスがある場合は、事前に外すよう案内されます。

検査前に先生に「怖いですか?」と聞いてみたところ、
「怖いというより、狭さで息苦しさを感じる方が多いですね」とのこと。

📍 検査の流れ:脳 → 腹部の順で実施

まずは脳MRIから。
検査ベッドに乗ると、耳栓を渡されて自分で装着。
さらにその上から厚手のイヤーパッドを装着して、音をしっかりカットしてくれます。

そのまま、トンネル型のMRIの中にスライドして入っていく流れ。

狭い空間ではありますが、足元に少し余裕があったり、目の部分が透明になっていたり、
照明も明るめだったので、思ったよりも圧迫感は感じませんでした。

「動かないでくださいね」と声をかけられ、先生が部屋を出たら検査がスタート。

🔊 音は大きいけど、思っていたより平気

「ガガガッ」「ドドドンッ」…といった大きな音が続きますが、
耳栓+イヤーパッドの組み合わせで、思っていたよりもずっと平気でした。

途中、「これは脳のどこかを測ってるのかな?」なんて想像したりしながら、
とにかく動かないようにじっと我慢。
2つの音が同時に聞こえたり、高い音や低い音など様々な音が続きました。

一番しんどかったのは、「動かないでいる時間」かもしれません。
でも、「まだかな〜」「ちょっと眠くなってきたかも…」なんて思っているうちに、無事終了しました。

🧍‍♀️ そのまま腹部MREへ

脳の検査が終わって、「これで終わりかな?」と思ったら、
そのまま流れで腹部MREへ。

頭の向きを反対に替えて寝ころび、お腹の上にパッドのような機械をのせ、準備完了。
ヘッドホンを装着したら、先生の「息を吸って〜止めて〜」という指示に合わせて検査を進めていきます。

こちらも所要時間は10分ほどで終了。
寝たまま、痛みもなし。
あっという間に終わった印象でした。

💬 終わってみて感じたこと

  • 「怖い」というよりは、ちょっと緊張するけど耐えられる範囲
  • 音や“動かないプレッシャー”はあるけど、終わってみるとあっさり
  • 脳と腹部をまとめて一度にチェックできたのは効率的でよかった!

▼脳の健康維持に良いと言われるDHA・EPA入りのサプリ、スーパーフィッシュオイル。
私も、“脳にいいらしいよ”と聞いて、なんとなく続けているひとつです。

💰 脳MRIと腹部MREの費用目安

今回受けた脳MRI腹部MREは、人間ドックのオプション検査として追加したものでした。

目安となる費用は、以下の通りです:

  • 脳MRI(自由診療):35,000〜50,000円ほど
  • 腹部MRE(肝臓の硬さを測定する検査):約30,000円前後

韓国の病院で受けましたが、日本と比べて特別安いわけでも高いわけでもなく、ほぼ同じくらいの価格帯でした。
施設によって料金差が大きいので、「どちらの国が安い」とは一概に言えない印象です。
(実際、高いところは高い!です…)


とはいえ、「脳と肝臓を同時にしっかりチェックできた」という安心感は大きく、
終わってみれば、十分納得のいく内容だったと感じています。

🧠 こんな方におすすめです

▶ 脳MRIをおすすめしたい方

  • 最近、物忘れや頭痛が気になる
  • 認知症や脳卒中の家族歴がある
  • 「何もなかった」と安心材料が欲しい
  • 一度は自分の“脳の状態”を見てみたいと思っている

ちょっとした不安があるだけでも、検査で「問題なし」とわかるだけで気持ちが楽になります。
特に、30〜40代で初めて受けてみたという声も増えているようです。

▶ 腹部MRE(肝臓の検査)をおすすめしたい方

  • 健診で肝機能の数値が少し高めと言われたことがある
  • 脂肪肝・肝炎・お酒をよく飲むなど、肝臓まわりが気になっている
  • 「肝臓は沈黙の臓器」と聞いて、ちょっと心配だけど後回しにしている
  • 将来のために、肝硬変や線維化のリスクを早めにチェックしておきたい

肝臓は症状が出にくい分、“気になったときが調べどき”なのかもしれません。
実際に受けてみて、今の状態を「見える化」できたことが一番の安心材料になりました。

📌 まとめ:脳MRIは、未来の安心につながる検査

脳MRIって、
「何かあったときに受けるもの」だと思っていました。

でも実際に受けてみて感じたのは、
“今は何もない”ことを確認することも大事だなぁと。

もし、少しでもリスクや初期の変化が見つかっても、
早めに気づければ、ちゃんと対処できる。

そう考えると、脳MRIはただの検査ではなく、
「安心」と「予防」の両方につながる、前向きな一歩なんだと感じました。

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