【韓国パンダ】双子パンダがついに親離れ|母アイバオとの768日

韓国のパンダファミリー おでかけと旅行メモ

韓国・エバーランドで暮らす双子パンダ、ルイバオとフイバオ。

ついに母アイバオとの生活を終え、それぞれの新しい暮らしをスタートさせました。

最初にこのニュースを見た時は、やっぱり少し寂しかったです。

だって、ルイバオとフイバオは768日間、ずっとアイバオと一緒にいたから。

あの“しっかり者ママ”のアイバオが、ついに子どもたちを送り出す時が来たんだなぁ…と思うと、なんとも言えない気持ちになります。

でも実際に飼育員さんたちの話を聞いていると、パンダの親離れって思っていた以上にちゃんと考えられているんですよね。

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パンダって、実は“単独生活”の動物

パンダって親子でのんびり暮らしているイメージが強いんですが、もともとは単独生活をする動物。

そのため、生後1年半〜2年ほどになると、少しずつ親元を離れて独立していきます。

自然界では、お母さんパンダが徐々に子どもとの距離を取っていくそうですが、動物園では急に離すとストレスも大きいため、段階的に“親離れトレーニング”をしていきます。

エバーランドでも、ルイバオとフイバオは少しずつアイバオと離れていきました。

最初は日中だけ別々に過ごし、
そのあと夜も別々に過ごすようになり、最終的には完全独立へ。

分かってはいても、
「あぁ、本当に離れるんだな…」
と見ているこちらまで不思議な気持ちになります。

エバーランドの親子パンダ
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双子なのに、性格が全然違う(笑)

親離れの様子を見ていて面白かったのが、ルイバオとフイバオの性格の違い。

まず、アイバオを探していたのはフイバオ(妹)。

キョロキョロしながらお母さんを探していて、
「あぁ、やっぱりまだ甘えたいんだなぁ」
と見ていて少し切なくなりました。

フイバオって、実はパンダ用のおやつ“ウォトウ”もあまり得意じゃなくて。

だから余計に、お母さんを探していたのかもしれません。

一方で、ルイバオはかなりマイペース(笑)

好き嫌いなく何でも食べるし、どちらかというと飼育員さんと遊ぶのが好きそう。

同じ双子なのに、こんなに違うんだなぁ…と改めて感じました。

しかも誰かに教えられたわけでもないのに、それぞれちゃんと自分のペースで“独立”していく。

動物って本当に不思議です。

アイバオの姿が忘れられない

でも今回、一番胸がぎゅっとしたのは、やっぱりアイバオ。

分離前日には、あれほど大好きなごはんがあまり進まなかったそうです。

そして分離が始まってからは、双子たちがいる室内へ続く扉の前でずっと座っていたり、落ち着かない様子で歩き回ったり。

時々、キューキューと鳴きながら子どもたちを探している姿も見られました。

長女プバオの時もそうだったのですが、アイバオって、ちゃんと“別れ”を分かっているような表情を見せるんですよね。

だから今回も、
「もう一緒にはいられない」
という空気を感じ取っていたんじゃないかなと思っています。

しかも、パンダは離乳の時期になると、おっぱいが張ってしまうこともあるそうで。

これまで母乳を飲んでいた子どもたちが急にいなくなると、自然と探してしまうのかもしれません。

だから、あのキューキューという鳴き声を聞くと、見ているこちらまで切なくなってしまいました。

そんな中でも、飼育員さんたちは本当に細やかに気を配ってくれていました。

子どもたちが起きる前に屋外に出してリフレッシュさせたり、特別に美味しい笹を用意したり。

言葉は通じなくても、きっと気持ちは伝わっているはず。

そしてその横で、子どもたちはというと……

しっかり食べて、
思いっきり遊んで、
夜はぐっすり眠る(笑)

切ないはずの時間も、気づけばあっけらかんと乗り越えていて。

なんだかんだで、子どもってたくましいんだなぁと、見ているこちらが元気をもらうくらいでした。

“かわいそう”だけじゃない親離れ

プバオの時もそうでしたが、今回も

「かわいそう…」
「もう少し一緒にいさせてあげて」

という声はかなり多かったです。

正直、気持ちはすごく分かります。

でもカン飼育員さんは、

「離れるのは寂しいことですが、それも成長のひとつ」

と話していました。

パンダは本来、単独生活をする動物。

成長とともに、親子でも距離を取るのが自然な姿なんですよね。

今は優しく寄り添っているアイバオも、やがて本能的に子どもたちを“別の存在”として見るようになる。

そうなる前に、自然な形で距離を作ってあげる。

それがパンダにとって一番安心で安全なんだそうです。

韓国と日本、ちょっと違う“パンダ愛”

今回見ていて面白かったのが、日本と韓国の反応の違い。

日本では、
「親離れ=成長」
として受け止める人が比較的多くて、

「立派になったね」
「頑張ったね」

みたいな声が多い印象。

一方で韓国では、
「もう少し一緒にいさせてあげて…」
という反応がかなり多かったです。

やっぱり韓国って、“家族の情”をすごく大切にする文化なんだなぁと改めて感じました。

韓国の双子パンダ・フイバオ
木の上で食事中のフイ

でも、どちらが正しいというわけではなくて。

表現の仕方が違うだけで、みんな本気でパンダたちを大切に思っているんですよね。

パンダワールドの「セカンドハウス」公開へ

ルイバオとフイバオは、これから“セカンドハウス”で新しい生活を始めます。

今まではずっとアイバオと一緒だった双子たち。

これからは、少しずつ“自分たちの空間”で暮らしていくことになるんですよね。

実はエバーランドでは、双子たちのための新しい施設
「パンダワールド セカンドハウス」も建設中。

2025年8月末に工事完了予定で、10月初旬には一般公開されるそうです。(行かなくちゃ…!)

私も実際に工事中の様子を見てきたのですが、

「本当に新しい生活が始まるんだなぁ」

と、なんだか少し不思議な気持ちになりました。

パンダワールド拡張工事
双子パンダが暮らす新しい施設建設中(2025年6月)

これからは、この新しい空間でルイバオとフイバオそれぞれの“パン生”が始まっていくんですね。

さいごに

768日間、母アイバオと過ごしてきたルイバオとフイバオ。

親離れのトレーニングを経て、今はそれぞれの生活を歩み始めています。

フイバオはというと、あれほど苦手だったウォトウ(パンダ用のおやつ)を、不思議なことに離乳後は少しずつだけど、ちゃんと食べるようになっていたりして。

新しい環境にも、思っていた以上にすんなりなじんでいるようです。

一方でアイバオは、やっぱり少し寂しそう。

でも、こうやって少しずつ親子が離れていくのも、パンダたちにとっては自然な成長なんですよね。

別れはさみしくても、その先にはまた新しい日常が待っています。

そしてこれからは、セカンドハウスで双子たちの新しい“パン生”も始まります。

最近はアイバオの妊娠説もあり、“バオファミリー”にまた新しい変化が起きそうで、ファンとしてはそわそわしています。

これからのバオファミリーの歩みを、これからもそっと見守っていきたいですね。

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