韓国の小1で始まる「パダスギ」|読み書きゼロからハングルを覚えた息子の場合

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韓国の小学校に通う息子が、小学1年生の2学期から本格的なハングル学習をスタートしました。

その中で始まったのが、「받아쓰기(パダスギ)」と呼ばれる書き取りテストです。

私は日本で育ったため、韓国の教育は分からないことだらけ。

特に息子は入学時点でハングルの読み書きがほぼできない状態だったので、

「本当に学校についていけるのかな?」

という不安もありました。

今回は、読み書きゼロからスタートした息子が経験した韓国の国語授業や、パダスギについてご紹介します。

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入学時はハングルの読み書きがほぼできなかった

今では普通にハングルを読んだり書いたりしていますが、入学当時はほぼゼロの状態でした。

自分の名前ですら読めたかどうか怪しいくらい。

周りでは入学前からハングルを学んでいる子もいると聞いていたので少し心配でしたが、本人はまったく気にしていませんでした。

というより、文字より遊ぶ方が大事。

当時は本を読むより外で走り回ったり遊んだりする方が好きなタイプでした。

家で教えようとしても興味がなく、私自身も無理に先取り学習をさせることはありませんでした。

韓国では以前から入学前にハングルを習得している子が多いと言われていましたが、その影響で過度な早期教育が問題になった時期もあります。

現在は小学校でしっかり学べるように国語教育が見直されており、実際に息子が通う学校でも、読み書きが未習でも取り組みやすい内容になっているように感じます。

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低学年の国語教育に力を入れている印象

韓国の国語(국어)は、日本語でいう「国語」にあたる教科です。

韓国では以前、入学前にハングルの読み書きを習得している子どもが多く、過度な先取り学習が問題視された時期もありました。

その影響もあってか、ここ数年は国語教育が見直され、低学年の授業時間も以前より増えてきているそうです。

息子が入学してから感じたのは、1・2年生の間は特に国語教育を大切にしているということ。

読み書きだけでなく、

  • 音読
  • 発表
  • 文章を書くこと
  • 自分の考えを言葉で伝えること

など、さまざまな活動を通して少しずつ言葉を学んでいきます。

実際に息子の様子を見ていても、「まずは国語の基礎をしっかり身につけよう」という学校側の意図を感じることが多くありました。

実際の授業は思ったより丁寧だった

入学前は、

「みんなもう読める前提で授業が進むのかな?」

と思っていました。

でも実際はそんなことはありませんでした。

授業は鉛筆の持ち方や姿勢の確認から始まり、

  • 基本の子音・母音
  • パッチム
  • 音読
  • 簡単な文章作り

などを少しずつ学んでいきます。

文字を組み合わせたり、色を使ったり、遊びの要素も多く、子どもたちが楽しみながら学べるよう工夫されている印象でした。

実際に使われている教科書を見ると、かなり基礎から学ぶ構成になっています。

「パダスギ」とは?韓国の書き取りテスト

2学期になると始まるのが、받아쓰기(パダスギ)です。

日本語でいうと「書き取りテスト」に近いもの。

先生が読み上げた文章を聞いて、そのままノートに書き取ります。

事前に練習問題が配られるので、家庭で練習してから学校でテストを受ける流れでした。

問題数は10問程度で100点満点。

聞こえた通りに書けばいいわけではなく、

  • 発音変化
  • 連音化
  • 単語間のスペース(띄어쓰기)

なども正しく書かなければなりません。

韓国語には「띄어쓰기(ティオスギ)」という、日本語でいう“分かち書き”のようなルールがあり、単語と単語の間に正しくスペースを入れる必要があります。

思っていた以上に奥が深く、大人でも意外と難しいです。

我が家のパダスギ事情

息子は学校自体は大好きでしたが、パダスギの練習は正直あまり好きではありませんでした。

宿題として出された分はきちんとやるものの、テストのために自主的に勉強するタイプではありません。

テスト前日に一度通して書かせることもありましたが、間違いがあっても、

「あ、そうなんだ」

という感じ。

その後にやり直しをすることもほとんどありませんでした。

当然、そのままテストでも同じところを間違えます(笑)

私は点数そのものはあまり気にしていませんでしたが、

「やればできるのにやらない」

という部分については少しずつ話すようにしていました。

まだ小学1年生だし、初めての学校生活、初めてのテスト。

学習塾にも行っていなかったし、宿題もそこまで多くなかったので、

「学校から出たものくらいはしっかりやろうね」

という感じでした。

最初は70〜90点、それでも少しずつ成長

パダスギは100点満点ですが、最初の頃の息子は70〜90点を行ったり来たり。

後半になると100点を取ることも増えました。

正直、もっと練習すれば最初から取れたと思います(笑)

ただ本人にとっては、テストそのものが初めての経験でした。

結果よりも、

  • 毎週練習すること
  • 間違いに気づくこと
  • 少しずつ覚えていくこと

の方が大事だったのかなと思います。

実際、学年の後半になる頃には100点を取ることも増え、少しずつ自信もついていったようでした。

息子より私の方が苦戦した話

ある日、興味本位で私も一緒にパダスギをやってみました。

結果は……息子の方が上(笑)

韓国語を勉強している大人でも、発音変化や띄어쓰기(単語間のスペース)のルールは意外と難しく、聞こえた通りに書けば正解というわけではありません。

横でスラスラ書いている息子を見ながら、

「あれ?私の方が危ないかも」

と思ったのを覚えています。

子どもの吸収力には本当に驚かされます。

まとめ|読み書きゼロでも何とかなる

入学当初、息子はハングルの読み書きがほぼできませんでした。

それでも学校の授業やパダスギを通じて、少しずつ文字を覚え、簡単な読み書きができるようになりました。

韓国の小学校では、1・2年生の国語教育にかなり力を入れている印象があります。

もちろん家庭でのサポートは必要ですが、入学前に完璧に読み書きができなくても、学校生活の中で十分身につけていけると感じました。

ちなみに現在は小学3年生。

授業参観では、自分の考えを発表する姿を見ることができ、「ここまで成長したんだなぁ」と感じました。

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