子どもの日に合わせて、韓国・エバーランドに行ってきました。
韓国でジャイアントパンダに会えるのは、エバーランド内にある「パンダワールド」のみ。
パンダ一家も大人気ですが、エバーランドの広大な敷地には、遊園地やサファリパークもあり、1日あっても回り切れないほど。
この記事では、韓国のパンダ人気とともに、昨年生まれた双子パンダの元気に過ごす様子や、新しく出たパンダグッズについて紹介していきます。
大人気!韓国のパンダ一家
現在、韓国には4頭のジャイアントパンダがいます。
ロバオ(父)、アイバオ(母)、ルイバオ&フイバオ(双子♀)です。
先に生まれた3歳のプバオ(♀)は、先月、中国に行ってしまいました。
韓国では、ほとんど関心を持たれていなかったパンダたちですが、プバオが生まれてしばらくしてから、公式動画で紹介したところ人気が出たそうです。
飼育員さんの魅力的な広報活動(パンダ愛)が功を奏したと個人的には思っていますが、プバオ(&飼育員さん)人気は本当にすごかった。双子パンダがいるので、今後も韓国のパンダ人気は安泰でしょう。
プバオのお別れの様子はライブ動画で配信され、私も涙なしでは見られなかったほど、号泣する人たち続出。
現在プバオは、四川省ジャイアントパンダ保護研究センターでよく適応し、穏やかに過ごしているようです。
ちなみに、日本にいた人気パンダ・シャンシャンも少し前に中国に渡っているので、韓国でもよく話題に上がります。
2020年に韓国で初めての自然交配で生まれたプバオですが、2017年に上野動物園で生まれたシャンシャンを参考にしたいと、韓国の飼育員さんたちが日本に訪れてノウハウを学ぶといった交流があります。
その後、双子パンダ(ルイ&フイ)が生まれるときも、少し前に生まれたシャオシャオ&レイレイがいたので、その際も上野動物園で色々教わったと言っていました。
生後60日のプバオと一緒にいるのは、上野動物園から贈られた赤ちゃんパンダ人形。
生まれてすぐの保育器のなかでも、隣でずっと一緒にいました。
生まれて300日の双子パンダ
昨年7月7日に生まれた、双子パンダのルイバオとフイバオ。
バオ=宝という意味のとおり、韓国の宝物として大事に育てられ愛され、すくすくと成長しています。
今年1月から公開された双子パンダの観覧時間は、週末は5分、平日は10分。
入場するためには午前中は予約制、午後2時からは観覧列に並ぶのみ、という方法をとっています。
木の上で寝ているのは、フイバオ。
お母さんパンダのアイバオと遊んでいるのがルイバオ。
数日前に生まれて300日を迎え、体重は24キロ(ルイ)、28キロ(フイ)になりました。
ルイバオがお姉さんですが、生まれた頃は体が弱かったので体重も少なめですが、現在は、元気いっぱいに育っています。
いつ見てもパンダの後ろ姿がカワイイ。じゃれ合いもGOOD!
母と子で遊ぶ様子。
アイバオの育児が素晴らしく優秀で、この日も起きていたルイと一緒にずっと遊んであげたり、教育したりしていました。
滑り台の上で遊んだあとは、ルイが高い木に登ろうとするので、アイバオが叱りながらルイを咥えて他の安全な場所に連れて行った・・と思ったら、ルイが走って逃げるという・・。
アイバオは息が上がって、ハァハァしていましたw
動物も人間も、幼い子どもの遊びに付き合うのは体力が要りますね。
そのとき、父パンダのロバオは・・・気絶しているように寝ていましたw
ロバオは人見知りもなく、楽しいことが大好きなお父さんパンダ。
前回私たちが訪れたときも寝ていたので、次回はぜひ起きている姿が見たい!
番外編:有名飼育員のカンバオに会った!!
なんと!パンダファミリーを観覧したあと歩いていると、今ではすっかり有名人になったベテラン飼育員のソンバオ(パンダワールドにいる飼育員は家族同様なので、苗字+バオと呼ばれる)が目の前に!
おもちゃ作りの名人で、優しい話し方が印象的な飼育員さん。
毎週、エバーランドの公式動画を見ていますが、実物は筋肉質で背が高くてステキでした~!
近くに私たちしかいなかったので息子と挨拶したら、振り返って笑顔で返してくださいました。(母、大興奮ですw)
パンダママ「アイバオのデザートカフェ」オープン!
4月10日、パンダワールド内にある「アイバオのデザートカフェ」がオープンしました。
前回訪れたときは、チェーン店のカフェにパンダをモチーフにした飲み物やデザートが販売されていてテーブル席でゆっくりコーヒーを飲みましたが、新しくオープンしたカフェは、立食のカフェテーブルのみ。
カフェ内をじっくり見る時間がなかったので、カフェの外にできたテイクアウト専門のお店を利用しました。
パンダたちが好きそうなおやつを販売しています。
メニューは、有名なウォトウ(パンダのおやつ)、穀物のコーンブレッド、笹のスコーンなど健康的なおやつとパンダをモチーフにしたジュースなど。
ぜひ食べてみてほしいパンダのおやつ
日本では「パンダ団子」、韓国では「ウォトウ」と呼ばれるパンダの大好きなおやつ。
笹だけでは栄養不足になってしまうので、ニンジンやリンゴ、穀物で作られたウォトウをあげるそうです。
パンダたちが美味しそうに食べるので(上を向いて目をつぶって噛みしめながらw)、私も食べてみたいなぁと思っていましたが、その願いが叶ったような商品が完成!
飼育員さんが作る本物のウォトウは、米、トウモロコシ、豆を挽いて粉にしたあと、塩、砂糖、オリーブオイル、卵、水を混ぜて、約4時間蒸して完成。
もちろん本物とは違うでしょうけれど、人間用のウォトウも本当に素朴な味。
きな粉なのかな?香ばしい風味がメインの蒸したお菓子で、固さがあり触感が良いです。
健康的なおやつなので、家でも作るためにレシピを探してみようかな~。
エバーランドのパンダグッズ紹介
プバオが旅立っても、新しいプバオグッズもあって・・。
こちらは、プバオ社員証人形。価格は、約2500円。
すっごく手触りが良いです!他の人形と違ってしっとり?した感じ。
昨年末に来た時はプバオ商品が占めていましたが、今回は双子パンダ(ルイ&フイ)がメインに!
赤ちゃんパンダというのもあり、どれも可愛らしい。。
上の段が、生後20日のプバオ人形。(息子へプレゼント)
下の段は、ルイバオ(左)&フイバオ(右)の生後60日人形。
ルイの毛色が少し茶色なのは、アイバオ(母)にずっと舐めてもらっていたので、唾液成分(タンニン)で毛がピンクのような茶色に変色しています。
フイよりルイが体が小さかったので、ルイがすくすく育つようにアイバオが舐める時間が多かったんですね。
韓国では、ヌルンジ(ご飯のお焦げ)と可愛らしく呼ばれ、赤ちゃんの頃は見分けやすかったです。
今年の子どもの日は大雨だったけれど、私たちが訪れた日は30度近くの夏日。
すごく暑かったので、双子パンダのうちわを買ってもらいました。
エバーランドを歩いていても、たいていの子どもはパンダグッズを持っていたので、ブームですねぇ。
前回来たときより、明らかにパンダグッズが置いてあるお店や商品が増えていました!
最後に、私がどうしても欲しかった、プバオのおにぎりクッション!価格は約3200円。
プバオの後ろ姿がおにぎりみたいで、部屋に置いたら可愛いだろうなぁと一目惚れした商品です。
まとめ
パンダファミリーの写真は、もっともっとたくさんありますが載せきれなくて残念~。
続きは、NOTEに書こうかな。
プバオの中国へ行く前の待機時間を思えば、現在は、平日なら30分~60分並んで待てば観覧可。
子連れで行ったので長時間並ぶのは大変ですが、持参した子どもの簡易椅子がとても役に立ちました。
パンダ一家の観覧時間は5分と時間が短いですが、少し前までルイ&フイの観覧は午前中だけだったので、午後も会えるようになって会えるチャンスが増えて嬉しいかったです。
午前中は事前の有料予約(Qパス)、または、入場してすぐアプリで予約を取る方法のみ。
チャレンジしても、どちらも瞬時になくなるので、並ばないでパンダたちに会うのは狭き門です。
それでも並ぶのが大変な場合は、やはり有料予約がベストでしょう。
1日で5~6回並んで観覧してを繰り返すパンダマニアもいるので(一眼レフカメラ持参)、いつか私も夫に子どもを任せてチャレンジしたいと企んでいますw
日本からも近いので、ぜひ韓国のパンダ一家に会いに行かれてはいかがでしょうか?