韓国在住の私は、年に2回ほど息子と一緒に日本の実家へ行きます。
そこで毎回迷うのが、韓国土産。
最近は、韓国ブーム?なのか、日本でも韓国の物が買えるようになったので、韓国にしかないものを探すのに一苦労。
ここ数年は、無理に新しいものを探すのをやめて、家族や友人たちが好きそうなもの、実用的なものに固定しつつあります。
流行りやK-POPは全く分かりませんが、韓国で暮らしている者として、個人的な韓国土産のオススメをご紹介したいと思います。
お土産選びのポイント
プレゼントもお土産も、もらって嬉しいものが最適だと思います。
脱線しますが、韓国人がいちばん喜ぶものは現金(もしくは商品券やクーポン)。
貰えるものなら何でも喜ばれると思いますが、特に年代の高い世代ほどこの傾向があるので、私の義両親にはいつも現金が最大のプレゼント。物を増やしたくないそうなので、日本土産ならお菓子の一択です。
自分が好きなものを勧めたいこともありますが、相手の好みに合っているかを第一にお土産選びをしましょう。
分からない場合は、消えてなくなる食べ物や実用的なものなら、自分で使わなくても誰かに譲りやすいかもしれません。
また、予算内で購入できるか?重すぎて預け荷物が重量オーバーにならないか?もポイント。
特にLCCの場合、重量制限が一般の航空会社より低めに設定されているので注意が必要です。
これらのポイントを押さえながら、お土産を通して楽しかった旅の雰囲気を共有できると良いですね。
美容編:韓国化粧品
韓国と言えば、美容。美容ツアー目的で韓国を訪れる人も多いですとか。
そこで今回選んだのは、ヴィーガンスキンケアブランドのダルバ(d’Alba)。
どの商品にも、イタリア産ホワイトトリュフを使用しているので、アンチエイジング対策にも良いらしいですよ。
以前、韓国のSNSで話題になったのがこちらのダルバミスト。
いつも何かしら乾燥対策にフェイスミストを持ち歩く韓国女性に人気です。
ママ友の間で気になるミストとして話題になって、私も試供品を試してみたところ使い心地がよく購入。
フェイスミストが人気ですが、個人的には、「オイルクリームクレンザー」というメイク落としを兼ねた洗顔も使用しているので、ミストとともに今回のお土産の仲間入りへ。
番外編ですが、ずっと探していた「マッコリ石鹸」。手作り石鹸も韓国では人気があります。
私が知ったのは10年以上前、当時仁寺洞に店舗があった古誾齊(コウンジェ)という自然石鹸のお店に母と訪れ、母と私が虜になった石鹸でした。
いつの間にか仁寺洞の店舗は閉店していて、オンラインショップ(のみ?)で購入できるようなので、今回いくつか取り寄せて母や親せきへのプレゼントにすることに。
食品編:ビビン麺、韓国のり
日本も韓国も入国の際は、2019年から肉や肉製品の持込みNGになっています。
カップラーメンなどでも、乾燥したお肉が入っていることがあるので注意が必要です。
そこでオススメなのが、ビビン麺(辛くて冷たい混ぜそば)か冷麺。
基本的に、辛いタレとインスタント麺しか入っていません。夏は美味しく食べられます。
夏になるとこうしてズラッと各種メーカーのビビン麺が並べられます。
スープが無く、辛そうな麺のパッケージなので分かりやすいかなと。
そして、安定の人気、韓国のり。
日本にも売っていると分かっていても、毎回持って行ってしまう優秀なお土産。
今回マートで見つけたのは、キャラクターの韓国のり!
子どもへのお土産ならきっと喜ばれるはず。隣も有名な韓国のキャラクターのものw
韓国ならではのパッケージがあったり期間限定品も多いので、食品売り場を見て回ると良い商品に巡り合えるかもしれません。
韓国らしいもの編:ルームソックス、伝統工芸
韓国の市場には必ずある、「ポソン」というルームソックス。
夏物・冬物各種ありますが、柄はいつもこんな感じw(むしろこんな感じが韓国っぽい)
私は飛行機の機内でいつもこれに履き替えています。
以前はアメリカ方面によく行っていたので、長旅になればなると重宝する一品。
超軽量、丸めてカバンに忍ばせておくことができるので、イザというときに便利。
因みに、このルームソックスはぴったり足にフィットするので脱げないし、底には滑り止めがついているので優秀です~。
冬用は、丈が長くて内側が綿でモコモコしてあたたかいですw
仁寺洞辺りを散策すると、たくさんの伝統工芸品に出会えます。
韓国らしさを感じられるので私も度々訪れるお気に入りの場所。
刺繡がキレイなポジャギ(風呂敷のような包む布)や陶磁器(青磁や白磁)などはいかがでしょうか。
手作りの一点ものも多いので、大切な人に贈るときにオススメです。
健康編:高麗人参エキス
韓国といえば、「高麗人参」。
韓国では漢方が日常生活に溶け込んでいるいて、とても身近な存在。
高麗人参は滋養強壮や免疫力向上の効果があり、そのままでも食べますが、サプリメントとしての粉末やエキスなども人気。
チュソク(お盆)やソルラル(お正月)では、見かけないことがないくらい、贈り物として愛用されています。
夫の会社でたまに配布されるので私も飲んだりしますが、漢方が好きなので美味しく感じます。
最近飲み始めたのでまだ効果のほどはわかりませんが、「良いものを飲んだ!」という意識があるのでなんだか元気になった気もするし・・(苦笑)続けて飲んでみようと思います。
日本の両親のお土産として持っていった、「正官庄」というブランドは、歴史があり、店舗も多いので一番有名だと思います。
韓国の伝統的な健康食品として、高麗人参もオススメですよ。
お手頃価格で選ぶならダイソーが最強!
日本でお馴染みのダイソーですが、韓国でも今や欠かせないのが韓国ダイソー。
韓国でも1,000ウォン~5,000ウォンと価格は様々ですが、高額商品多めですw
韓国に安価で生活用品を購入できる店が無かったので、ダイソーができてから爆発的に店舗が増えたのも理解できます。
いつも混雑している韓国ダイソーですが、韓国ならではの商品もたくさんあり、化粧品、お菓子、雑貨などなど、ない物がないほど充実しています。
現地で準備する派の私が韓国旅行をするなら、日本から何も持ってこないで、滞在中のものは全部初日にダイソーで揃えるかも(笑)
お土産選びに困ったら、先ずはダイソーに行ってみてはいかがでしょうか。
さいごに:くるみ饅頭もオススメ
書き忘れたので付け足すと、「くるみ饅頭(ホドカジャ)」も毎回日本の家族に買っていきます。
くるみの形をしたカステラ生地のなかに、くるみとあんこが入っている韓国の伝統菓子。
日本人にも馴染みのある味でひとくちサイズなので食べやすいのが魅力。
贈答用は上の画像のように仕切りでキッチリ並べられていますが、間食用(食べ歩き用)はバラで購入できます。
我が家も散歩の途中で買って食べたりしますが、いつもアツアツを渡してもらえるので美味しいですよ。
オススメのチェーン店は、「ココホド(코코호도)」。くるみも大きいし、贈答用でも25個1,000円くらいと超良心的価格!
賞味期限は常温で約3日、冷凍保存なら1か月程度は大丈夫ですが、夏場なら、購入してから冷蔵庫で保存しておく方が良いです。
以上、流行を追えない私の定番韓国土産をご紹介しました(笑)
他にもまだド定番のものがありますので、またいつか書き足したいと思います~!