【付き添い登校はいつ終わる?】教室に入れなかった息子が変わったきっかけ

HSCの母子登校終了 HSC(繊細な子)
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小学校に入学してから、わが家の最大の課題は「教室に入ること」でした。

学校そのものが嫌なわけではない。
授業も好き。
友だちもいる。

それなのに、朝になると教室の前で足が止まってしまうんです。

特に新学期や長期休み明けは不安が強く、
教室の前で動けなくなってしまうこともありました。

韓国では低学年の保護者付き添いは比較的一般的ですが、ほとんどの家庭は校門でお別れします。

でも息子は、校舎に入ること自体を拒否。
結局、入学から2か月ほど、毎日教室の前まで一緒に行く“付き添い登校”を続けていました。

今回は、そんな息子が少しずつ一人で教室へ入れるようになるまでの話を書いてみたいと思います。

「学校は好き」なのに、教室へ入れなかった

息子は小さい頃から、新しい環境に慣れるまでかなり時間がかかるタイプでした。
保育園でもそうだったし、小学校入学もやっぱり簡単ではありませんでした。

朝になると、

「教室に入るのが怖い…」

と涙ぐむ日もあれば、
校門までは行けても、教室の前で完全に固まってしまう日も。

でも不思議だったのは、
本人はずっと、

「学校は好き」

と言っていたことなんですよね。

実際、一度教室へ入ってしまえば、その後は普通に楽しく過ごせていました。

だからこそ、
「学校が嫌」というより、

“教室へ入る瞬間”

に強い不安があったんだと思います。

今振り返ると、長期休み明けや新学期に行き渋りが強くなるのも、“教室の空気が少し変わる感じ”が苦手だったのかもしれません。

敏感な子って、周りからは見えない変化にもすごく反応するんですよね。

毎朝、泣きながら教室へ

付き添い登校をしていた頃は、毎朝かなり大変でした。

教室の前まで行っても動けず、
私にしがみついたまま泣いてしまうこともあります。

無理に引き離すことはしたくなかったので、

「一緒に待ってあげるけど、1人で入るんだよ」

と声をかけながら、しばらく待つ毎日でした。

それでも最後は、先生が優しく抱きしめるようにして教室へ連れて行ってくださることが多くて。

息子にとってもつらい時間だったと思います。

でも、先生方が本当に根気強く関わってくださったおかげで、“学校へ行くこと”自体は続けることができました。

今思うと、
「行けなかった日」より、
“泣きながらでも通い続けた”
ことが、後につながっていた気がしています。

担任の先生は、静かに見守ってくれていた

入学して驚いたのは、担任の先生と話す機会がほとんどなかったことでした。

保育園の頃は毎日のように先生と顔を合わせていたので、
「小学校ってこんなに違うんだ…」と最初はかなり戸惑いました。

初めてゆっくりお話しできたのは、4月の個人面談。

正直、その頃の私は、

「学校でちゃんと過ごせているんだろうか」

とかなり不安でした。

でも先生のお話では、授業中や友だちとの関わりには特に問題はなく、むしろ学校生活自体は楽しめているとのこと。

特に、教室移動や初めての場所、一人で行動することには強い不安があるようでした。
授業後の移動時間には、先生がそっと付き添ってくださることもあったそうです。

そして最後に、

「時間が経てば、きっと大丈夫になりますよ」

と言ってくださって。

その言葉に、私はかなり救われました。

校長先生との出会いが転機になった

ただ、学校には色々なタイプの先生がいます。

毎朝校門に立っていた校長先生は、かなり熱血タイプ。
登校する子どもたちに元気よく声をかける先生でした。

もちろん悪気はないんです。

でも、毎朝、

「もう1か月たったんだから、一人で入りなさい!」
「友だちと一緒に行けば大丈夫!」

と声をかけられるのは、息子にとってかなりプレッシャーだったと思います。

そして実は、私自身もしんどくなっていました。

毎朝、
「まだできない」という空気に、私も少し追い詰められていたのかもしれません。

ある日、ついに息子へ正直に言ったんです。

「ごめんね。お母さんも毎日ちょっとしんどいんだ」

すると息子は少し考えて、

「じゃあ…頑張ってみる」と。

あの時、息子なりに何か感じたものがあったのかもしれません。

少しずつ、「ひとりで行ける」が増えていった

最初は、友だちと待ち合わせして一緒に教室へ向かうところから始まりました。

それができるようになると、
今度は校門で私と別れて、一人で校舎へ入れるように。

あれだけ毎朝泣いていたのに、
少し背筋を伸ばしながら歩いていく後ろ姿を見たときは、嬉しいような、寂しいような、不思議な気持ちになりました。

もちろん、その後も行き渋りは何度もありました。

でも、

「一度できた」

という経験は、息子の中にちゃんと残っていた気がします。

さいごに|「時間がかかる子」には、その子なりのペースがある

付き添い登校をしていた頃は、

「どうしてうちの子だけ…」と思ってしまうこともありました。

周りの子は普通に教室へ入っていくのに、息子だけ泣いて動けない。
正直、焦る気持ちもありました。

でも今振り返ると、息子には“安心して慣れるまでの時間”が必要だったんですよね。

敏感な子って、急かされるほど不安が強くなることがあります。

だからこそ、

「今はまだ難しいんだな」

と受け止めながら関わることも、大切だったのかもしれません。

もちろん、優しく待つだけでは前へ進めないこともあります。

実際、息子の場合は、色々な先生との出会いの中で少しずつ変わっていきました。

見守ってくれる先生。
厳しく背中を押してくれる先生。

そのどちらも、息子には必要だったんだと思います。

子どもって、環境や人との出会いで、本当に少しずつ変わっていくんですよね。

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