赤ちゃんが一日中ぐずるのはなぜ?原因と試してよかった対策【体験談】

赤ちゃんが一日中ぐずるのはなぜ?原因と試してよかった対策【体験談】 育児の悩み

「お腹もいっぱい。オムツも替えた。抱っこしても泣くし、降ろしても泣く……。もう何をしてほしいのか分からない。」

そんな状態が一日中続くと、ママやパパの心も体も限界になってしまいますよね。

何を試しても泣き止まない日が続くと、「どこか具合が悪いのかな?」「私の育て方が悪いの?」「どうしてうちの子だけこんなにぐずるの?」と、不安になって涙が出そうになる方も少なくありません。

でも、赤ちゃんが一日中ぐずる理由はひとつではないんです。

空腹や眠気といった基本的な欲求だけでなく、体調の変化、環境から受ける刺激、生まれ持った気質など、さまざまな要因が重なっていることがあります。

この記事では、赤ちゃんが一日中ぐずるときに考えられる主な原因と、自宅でできる対処法、そしてわが家の体験をもとに「こんな見方もあるよ」というヒントをご紹介します。

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赤ちゃんが一日中ぐずる主な4つの原因

「どうしてこんなにぐずるの?」と思ったときは、ひとつの原因だけを探すのではなく、いくつかの可能性を考えてみましょう。

① 空腹・眠気・暑さなどの「生理的な不快感」

まず確認したいのは、赤ちゃんの基本的な欲求です。

  • お腹が空いている・喉が渇いている
  • 眠いのにうまく自力で寝つけない
  • オムツが濡れている
  • 部屋の温度が暑い・寒い
  • 服のタグや汗が気になっている

大人なら気にならないような小さな不快感でも、赤ちゃんにとっては大きなストレスになります。

② 成長期や体調の変化

成長の過程でも、一時的に機嫌が悪くなることがあります。

  • 歯が生え始める「歯ぐずり」
  • ガスや便秘によるお腹の張り
  • 成長に伴う生活リズムの変化
  • 風邪など体調不良の初期

「いつもより様子が違うな」「ぐったりしている」「ミルクを飲まない」などの場合は、無理をせず小児科への相談も検討しましょう。

③ 外出や環境の変化による「刺激疲れ」

最近は「刺激疲れ」という言葉も知られるようになってきました。

赤ちゃんは、大人よりも視覚や聴覚から入る情報を整理する力が未熟です。

  • 人が多いショッピングモールへ行った
  • 病院を受診した
  • 初めての場所へお出かけした
  • 長時間の移動をした
  • おうちに客さんが来た

こうした日は、たくさんの情報を受け取ることで脳が興奮して疲れ、帰宅後や夕方になって一気にぐずりとして表れる子もいます。

「今日は刺激が多かったかな?」と振り返ってみると、納得できることも多くあります。

④ 生まれ持った気質(刺激に敏感なタイプ)

赤ちゃんには、生まれ持った大切な個性があります。

  • 小さな音や光に人一倍敏感
  • 人見知りが強い
  • 抱っこ(密着)を強く求める
  • 気持ちの切り替えが苦手

同じ環境で過ごしていても、疲れやすさやぐずり方には大きな個人差があります。

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「ハイニーズベビー」という可能性も

「うちの子だけ、どうしてこんなに手がかかるんだろう……。」

そう感じる場合は、「ハイニーズベビー」という言葉が参考になるかもしれません。

ハイニーズベビーとは、抱っこを強く求めたり、刺激に敏感だったりと、人一倍育児に手がかかる赤ちゃんを表す言葉です。医療的な診断名ではありませんが、生まれ持った気質のひとつとして考えられています。

「うちの子もハイニーズベビーかも…?」と気になった方は、詳しい特徴やHSCとの違い、チェックリストをまとめたこちらの記事も合わせてご覧ください。

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【チェックリスト】ぐずる日に見直したいこと

「泣き止まない!なんで!?」パニックになったら、まずこのチェックリストを上からサッと確認してみてください。

【今日一日の振り返りチェック】

  • [  ] 人混みや賑やかな場所へ行った
  • [  ] 病院へ行った・緊張する場面があった
  • [  ] おうちに人が来た(来客があった)
  • [  ] 初めての場所へ行った
  • [  ] 車や電車で長く移動した
  • [  ] お昼寝が短かった・ズレた
  • [  ] 暑かった・寒かった(気温の変化)
  • [  ] 予定が続いてバタバタしていた

いくつか当てはまるなら、「今日は外の世界でたくさん頑張った一日だったんだな」と考えるきっかけになります。

【体験談】わが家は「刺激に敏感なタイプ」でした

ここからは、わが家の息子のお話です。

正直、当時の記憶があまりないくらい毎日大変だったのですが、息子にとってはまさにそれが「普通の日常」でした。

「なんでこんなことで泣くの!?」

「さっきまで楽しそうだったのに、急にどうしたの!?」

そんな風に、頭の上に「?」がいっぱい浮かぶ日ばかり。

でも、息子がぐずるたびに「絶対に泣かせないようにしなきゃ!」と必死になっていたわけではありませんでした。

というのも、私は比較的早い段階で「ハイニーズベビー」という言葉を知り、息子が本当に手がかかるタイプの子なんだと分かっていたからです。

「この子は、周りの刺激を人一倍強く受け取ってしまうタイプなんだ」

そう考えられるようになってからは、「どうしてこんなに大変なの?」と悩むよりも、「じゃあ、この子が少しでもラクに過ごせる環境を作ろう」と考えるようになりました。

もちろん、何をすれば正解なのかは分かりません。

その時その時で抱っこしたり、場所を変えたり、予定を調整したり。

自分のやりたいことは一旦置いて、息子の様子を見ながら「今日はどうしたら親子で少しラクに過ごせるかな?」と試行錯誤する毎日でした。

降ろした瞬間に不機嫌スイッチON(笑)

息子はとにかく、周りの変化をよく感じ取るタイプでした。

大人なら気にしないような音、光、人の気配。そういったものを、全部そのまま深〜く受け取ってしまうんです。

抱っこしていればニコニコご機嫌なのに、ベッドに降ろした瞬間に不機嫌スイッチがON!

「え? さっきまで普通だったよね!?」と思わず突っ込みたくなるくらい、急に大泣きすることも日常茶飯事でした(笑)

室内遊び場より「自然の中」が合っていた

「今日はいっぱい遊べるかな?」と期待して、子連れで人気の室内遊び場(キッズパーク)へ行ったときのことです。

最初は楽しそうに遊んでいたのですが、他の子どもがすーっと近くに来ただけで、一瞬で緊張モードに……。

そして、すぐに「ここから出たい!」とギャーッとぐずり出す(苦笑)

入ったばかりなのに退散することになって、正直「高い入場料が勿体無かったなぁ……」と泣きたくなったことも何度もありました。

でも今振り返ると、「ちょっとだけ挑戦してみて、ダメならサッと諦める」という割り切りも、当時のわが家には大事な選択だったなと思います。

大人から見るとほんの小さな出来事でも、本人にとっては心がキャパオーバーになるくらい、大きな出来事だったんだと思います。


刺激に敏感な子が大きくなったらどうなるの?と将来が不安な方は、0歳から小学生までの成長の変化をまとめたこちらの記事がおすすめです。

親子のストレスを減らす4つの工夫

正解のノウハウではありませんが、「これなら親子で穏やかに過ごせるかも」と行き着いたわが家の工夫を4つご紹介します。

① 人の少ない自然の中で過ごす

暑い日や寒い日は、親としてはエアコンの効いた快適な室内キッズパークに逃げ込みたくなりますよね(笑)

でも、わが家の場合は高い料金を払ってもすぐ撃沈して退場……ということばかりでした。

だから思い切って割り切り、季節問わず人の少ない公園や、風や木々の音が心地いい「自然の多い場所」へ繰り出すようにしました。

不思議と、自然の中だと何時間でも穏やかに遊んでくれたんですよね。親の体力を削られましたが(笑)、子どもの機嫌が良いのが一番でした!

早朝からお出かけして、午後は無理に外に出ず、家でゆっくり過ごすることも意識していました。

②外食をやめて「テイクアウト」を活用

お店のガヤガヤした雑音や照明の明るさは、子どもにとって刺激の連続です。「周りに迷惑をかけないかヒヤヒヤして食べた気がしない……」というストレスもありました。

だからと言って、おとなしくさせるためにスマホで動画を見せっぱなしにするのも嫌だったんですよね。

そこで無理をして外で食べようとせず、テイクアウトや宅配でおうちでゆっくり食べるスタイルに切り替えました。周りの目を気にせず自分たちのペースでご飯が食べられるので、親の心も一気にラクになりました。


💡 「脱・動画」「テレビとの付き合い方」に興味がある方へ

「グズったときに動画に頼りすぎてモヤモヤする…」という方向けに、我が家がテレビを消して過ごすようになって感じた変化もまとめています。(※限界な時は無理せず頼ってOKです!)

③ ママ友付き合いや「普通」を手放す

「周りに合わせなきゃ」と無理をするのをやめました。

ベビー期って誰かと繋がって情報交換したくなりますが、子連れの集まりに行っても、結局私だけずっと抱っこでぐずる子をあやして終わり……(苦笑)

でも、そこで周りの子との気質の違いを実感して良い意味で「腹をくくる」ことができたので、参加したこと自体は良かったと思っています(笑)

「今は子どもと自分が穏やかに過ごすことが一番大事!」と割り切り、自分たちのペースを守ることを優先しました。

④ 泣き止ませるより「今日を乗り切る」

ぐずる子どもを前にすると「なんで泣くの!?」と焦ってしまいますが、理由を特定しようと必死になるのをやめました。

代わりに、「今日は人が多くて疲れたのかな」と、一日を客観的に振り返ってみることにしたんです。

もちろん、一日中ぐずられれば普通にイライラするし、いつでも仏のようでいられるわけではありません(苦笑)

だけど、「この子なりに頑張った一日だったんだな」と知るだけで、焦りやパニック状態からは抜け出せるようになり、少しだけ気持ちを落ち着かせて抱っこできるようになりました。

こんなときは早めに小児科へ

基本的には「刺激疲れかな」「機嫌が悪い日かな」と受け止めて大丈夫ですが、体調不良や痛みが隠れているケースもあります。

「泣き止まない!」「理由が分からない!」と焦ったときは、まず以下のチェックをしてみてください。

【受診目安】いつもと様子が違うときのチェック

  • 熱がないか(体が熱くないか)
  • お腹がパンパンに張っていないか(ガスが溜まって苦しい、便秘など)
  • 服や抱っこ紐、服の裏に髪の毛や糸くずが絡まっていないか(指や足、耳などに巻きついて痛がっている「ヘアターニケット症候群」の可能性)

次の症状がある場合は、迷わず小児科へ!

上記の不快感を取り除いても泣き止まず、以下の症状が見られる場合は、ただのぐずりと判断せず早めに受診(または電話相談)してくださいね。

  • 37.5度以上の発熱がある
  • ミルクや母乳を全く飲まない、水分が摂れない
  • 顔色が悪い(青白い・浅黒い)、ぐったりして活気がない
  • 火がついたように激しく泣き続け、何をやっても全くあやせない
  • 嘔吐を繰り返す、血便が出ている、お腹を強く痛がる
  • その他、「理由は言えないけれど、とにかくいつもと様子が違いすぎておかしい」と感じるとき

「熱はないけれど、親の直感としてどうしても心配」というときも、躊躇せず小児科や地域の医療電話相談(#8000 など)を利用して大丈夫ですよ。

専門家に相談することが、お母さん・お父さんの安心にも繋がります。

さいごに

赤ちゃんが一日中ぐずる理由は、本当にさまざまです。

お腹が空いている、眠い、体調が悪い……そんな理由だけではなく、その日に受けた刺激や、生まれ持った気質が関係していることもあります。

そして正直なところ、気質や刺激疲れが原因のぐずりは、どんなに頑張ってもすぐに泣き止まない日があります(苦笑)

だから私は、「どうして泣くの?」と理由を探し続けるよりも、「今日はどうしたら親子で少しでもラクに過ごせるかな?」と考えるようになりました。

テイクアウトに頼ったり、人の少ない公園へ行ったり、予定を詰め込みすぎないようにしたり。

そんな小さな工夫でも、親子で笑って過ごせる時間が少しずつ増えていった気がします。

もし今、赤ちゃんが一日中ぐずっていて、「どうしてうちの子だけ……」とつらい気持ちになっているなら、大丈夫。育て方のせいでも、その子のせいでもありません。

成長とともに少しずつラクになる時期がくるかもしれないので、どうか「今日はこれで十分!」とご自分を褒めてあげてくださいね。

この記事が、「こういう子もいるんだな」と少しでも肩の力を抜けるきっかけになれば幸いです。

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