【韓国で入学】小規模小学校の入学式から初登校まで

韓国で小規模小学校生活 韓国で暮らす

韓国の卒園式は2月中旬、入学式は3月初めに行われます。
息子も昨日入学式を無事終えて、今日は初登校です。

息子は全部で20人の小さな保育園を卒業し、学校も同様に、小規模小学校に通うことになりました。
1年生の教室は1つだけ、「1-1」。クラスメイトはなんと6人しかいませんでした(苦笑)

男女比の割合がどのくらいになるのかドキドキしながら入学式へ。
韓国の入学式ってどんなことをするんだろう?私も初めてのことばかりで戸惑ってばかりですが、経験したことをお話していきますので、日韓の違いなど楽しんでいただけたら嬉しいです。

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入学式の流れ

韓国の入学式は、新1年生と家族だけしか出席しないんです。在校生がいないとは。
当日は学校の視聴覚室で入学式が行われました。6人しかいないしねw

10時半開始の入学式なのに、1家族が遅刻して20分も待つという・・。
で、発覚したのは一番気になっていた男女比!
たった6人しかいないのに、息子だけ男の子だったらちょっとね。遊びなど男女で違いが出始めていたころだったので、外遊びが大好きな息子には男の子のクラスメイトが沢山いてくれたらなぁと。(でもいつも息子は女の子に囲まれるので期待せず。。)

結果、男児2:女児4
ひぃ~!1人男の子がいてくれて良かった!!でもやっぱり女の子多いなぁ~。

10:30-10:50校長先生歓迎の言葉、担任先生紹介、入学許可宣言、入学プレゼント贈呈
10:50-11:00団体撮影
11:00-11:20学生:教室で学校生活及び安全指導案内、保護者:校長先生のお話
11:20-11:40各家庭写真撮影をしながら解散
息子の小学校、入学式当日の内容

サラーっと始まって、サラーっと終わりましたw
服装も普段着でOKだし、式の途中で電話で離席する保護者もいたりと特に緊張感もなく。
時間もズレていたし、最後の言葉もなく解散、、いろいろと適当です。

昨年12月の説明会でお会いした校長先生が変わっていたのが少し残念。
面白いおじさん校長先生だったのに、上品なおばさま校長先生へ。ちょっと厳しそうな感じもしたので、先生たちが大変になりそうな予感(苦笑)

気になる担任の先生は、担任になると予想していた説明会でお会いした先生ではなく、もっと優しそうな先生で一安心。初々しいですが頼りないという感じもなく、息子の初めての先生にぴったりの女性の先生かなという印象でした。

入学式でプレゼントをもらう

学校から入学のプレゼント

式の途中で、学校でこれから使用する一式をプレゼントで頂きました。
内容は、エコバッグのなかに縄跳び、色鉛筆、サインペン、名前シール、ミニほうき&ちりとりセット。

準備物として指定されていたものばかりだったので家でも揃えてはいましたが、いくつあっても助かるので嬉しい贈り物でした。みんな同じものを使った方が良いでしょうしね。

早速ママ友とのやりとりが始まる

小さい学校ならではかもしれませんが、入学式が終わって帰ろうとすると、新入生のママたちが早速連絡先を交換しましょうとのこと。まぁ、6人だからね(何回目?このセリフw)

1クラスしかないので、引っ越しなどがなければこのまま6年間ずーっと同じクラスメイトです。ママたちとの連絡が密になるのは当然かもしれません。

そしてその夜から初登校の本日までで、既に友だちのようにメッセージのやりとりが(汗)
普段からメッセージや通話はあまりしないし、すぐ返信しないと気になる気質なので苦手なんですよねぇ。こういう点では、マンモス校に送った方が個人的な付き合いが少なくて済むようです。

保育園でも同じような環境だったので慣れてしまいましたが、ホント韓国の人って、分からないことはすぐ質問して解決するっていうね。まだ会ったばかりなのにスゴイなと感心してしまいます。

ドキドキの初登校

保育園時代に約2年も登園渋りをしていた息子。
どうなるやらと思っていましたが、校門に校長先生がいらして出迎えてくださいました。入園式の雰囲気や担任の先生のフォローもあって、教室まで送っていくと、息子はスムーズに入っていきました。(※2日目は泣いて教室に入らなかったけどw)

最初の2週間は、学校生活に慣れるために楽しい授業をするようです。
1年生の時間割は、「国語、数学、創意的体験活動」の3つしかない。創意的体験活動ってなに?w
体育とかないってなかなか・・、テコンドーなどの塾にお任せってところでしょうか。

初登校の授業は、今後の授業のための準備、トイレの練習、お箸の練習、給食の仕方など習ったようです。
お箸の練習って、、軽いお菓子(おっとっとみたいなの)を挟んで練習したそうですが、まだできない子も多いみたいなので、ご親切にお箸のことまで学校でやってくれるんですねぇ。

40分授業。お迎え時間が早すぎ!

これも初めて知りましたが、韓国の小学校は40分授業です。日本は45分ですよね?
短いのはいいとして、初めの2週間くらいは、4時間授業のあと給食を終えてお迎え。
お迎えの時間は、12時20分!早い!ご飯の時間なんですけど。。

そしてお迎えに行くと、1年生のお母さんらしき人が1人待っていました。
その他の子どもたちの家庭は共働きのようで、この後も一緒に遊んだりして学校で保護者のお迎えを待つようです。遅い子は6時半のお迎えだとか。すごいなぁ。

小規模校も良さそう

クラスメイトが6人しかいないということで、「どんな田舎に住んでいるの?」と思われるかもしれませんが、学校の目の前は6車線の道路があるくらいなので、郊外ではありますが決して田舎ではないんです。

私も小さい小学校は田舎にあるものだと思っていましたが、最近はソウル市のような大都市でもこのような小規模学校が多くあって、少子化ではあるものの、なかなか閉校や合併するのも難しいと聞きました。

むしろ新都市のような何もなかった地域に高層マンションが一気にできて、学校が足らない・・という問題もあったり。同じ保育園の家族は郊外の新都市に引っ越しましたが、近くに学校が1つしかなく、1年生だけで12クラスのマンモス校らしいので、まさにそのような現象が起きているのは現実なんだなぁと。

小規模学校ではありますが、施設がとてもキレイで廊下も広く、教室も広々と使えて小さい学校ならではのメリットもたくさん。
子どもの数が少なくて敬遠されがちな小さな学校ですが、先生は生徒を把握しやすく個性を大事にしてもらえることもあり、我が家にとっては良いことばかり。他の学年の子も、1年生を見つけると積極的に挨拶してくれるし良い雰囲気だなと。

あとは子どもたちの相性次第で学校生活がより楽しくなったりするので、数は少なくても良い友だちができたらなと思います。