【稼がないとダメ?】専業主婦である私の価値

韓国で暮らす

前回は、「理想的な夫」というテーマで私の夫を紹介しましたが、今回は妻である私自身の評価について書いていきたいと思います。

専業主婦の妻には、どんな価値があるのでしょうか?
家事育児をしていても私か感じているモヤモヤは、一体どこから来るのかを考えてみたいと思います。

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今更ながら私のプロフィール

韓国人の夫と結婚する前は、日本で会社員をしていました。

会社員(正社員)→ 退職してカナダにワーホリへ → 再就職(派遣社員)→ 退職して再びカナダへ → 再就職(正社員)

職歴はこんな感じで、海外(カナダ)で暮らすのが好きだった私はお金を貯めては海外へ・・という独身時代。
とはいえ、結婚が遅かったのでそれなりに長く働いています。

あれだけ外国人とお付き合いはしない!と決めていたのは何だったのか(苦笑)
韓国人と結婚し、子宝に恵まれ、子育てスタート。

何をしても不安いっぱいの息子に手が掛かり、身も心も疲れピーク。
専業主婦がどうのこうの・・なんて考えるヒマもないほど、毎日生活するのに手いっぱいな子育てでした。

保育園に送りたいのに登園しぶり&拒否でぜんぜん通えない。。
息子4歳時の私のスケジュールがこちら。(午前保育)

9時半:保育園へ送る → 食材の買い物、掃除&洗濯、夕食の準備→ 13時:お迎え、そのまま公園で遊ぶ → 16時帰宅 → 子どもに付き合って遊ぶ・・夫帰宅

5歳半でようやく定時の降園時間まで保育園にいられるようになったけれど、それまでは息子に付きっきりの生活でした。

午前中に夕食の準備までの家事を終えて、息子を迎えに行くと自分時間ゼロです。昼食さえままならない。
人見知りが酷いので誰にも預けられないし、息子がいるので友だちと会う時間もない。

せっかくの可愛い時期なのに、いい思い出が・・無い(苦笑)

この頃は堂々と専業主婦していて(するしかない)、稼がない自分にモヤモヤを感じ始めたのは自分の時間ができてから、いうことになります。

働いていない=価値のない人?

私は専業主婦なので、今は働いていません。
だからといってヒマで遊んでいるかというとそうでもない。やるかやらないかは別として、主婦でもやることは満載です。

お金を稼ぐ人=価値がある、となると私には価値がないとなるわけですが、私がいないと幼い息子の送り迎えなどをする人はいなくなります。

核家族で海外暮らし、両親など親せきに頼れない状況なので、私がいなければ夫は仕事ができなくなってしまいます。

では、堂々と、「私は専業主婦なんだからね!」と胸を張って言えないのはなぜか?

やっぱりお金を稼いでないから・・となる。
お金に価値があると思い過ぎているから、稼げない人はダメという結論に至るのかもしれません。

現代社会はお金がないと生きていけない仕組みになっているので仕方ないですが、なんだかやりきれないですね。専業主婦になって初めて理解しました。

社会人でバリバリ働いていた自分 or 専業主婦の自分で、辛いことが多かったのは、明らかに「専業主婦の私」です。

とにかく子育てが心身ともにストレスで潰れそうだったし、得意でもない家事もしなくてはいけない。
仕事で辛い時期もありましたが、目に見える報酬があるし、ある程度自分の時間は確保できるので個人的には仕事をしている方が合っているかなと。

そう考えると、育児と仕事を両立している主婦って、、もう尊敬しかない。

私はどちらの立場も分かるからこそ、比較できることではないと思っているんですけどね。
というか、両方経験すると、どちらが良いなどという論争にはならないはず。

カフェでのんびりしていると、お昼休憩で入ってくる会社員に、「主婦はいいよね~」といった目で見られ(被害妄想?)、なんだかなぁと、あれだけ壮絶な育児がやっと終わったのに、、と切ない気持ちになったりすることもあります(涙)

夫が思う私の価値

専業主婦が社会的には価値がないとしても、家庭での価値はあるはず。
そんな家庭で私の価値を決められるのは夫。夫に意見を聞いてみました。

夫

君がいないと僕は仕事できないよ~。
ストレス溜めないでゆっくりしてね。

専業主婦として夫のスネをかじって生活していますが、夫は何とも思っていないようです。

結婚して幸せだし、「家族がいるから仕事ががんばれるんだよ~」と言います。
夫は家族のために働き、私は家を守る。すると穏やかな家庭になるというわけです。

夫は、穏やかで楽しい家庭を作ることが何より大事な人なので、「トラブルを起こさない、無駄遣いをしない、ある程度の家事ができる」、我が家の場合はこの3つ押さえておけば合格。

私が子育てしながら働いたら、ストレスが溜まってケンカになるかもしれない。
気分よく働いていて、清潔な家に戻り、家庭的な食事をすることこそが彼の幸せに繋がっているので、無理してまで私に稼いでほしいとは思っていないようです。

働いても働かなくても、君には価値があり必要な存在だと夫が思うなら、それで良いのでしょう。

「誰のおかげでご飯が食べれると思ってるんだ!」なんていう古風な考えの夫だとしたら、、私なら言われた翌日帰国かなw

一杯のコーヒーで私は幸せ

こうして改めて、専業主婦である自分について考えてみましたが、結局後ろめたさは残りますねw
理解のある夫だからこそ、私の自己肯定感が低くなっているのかもしれません。

少し罪悪感があった方が主婦業を頑張れたりするので、この気持ちはそのままで。
引き続き目に見えない家庭への貢献は私が担っていき、夫には感謝の気持ちを忘れずに。

結婚や子育てを期に、社会から離れて取り残された気持ちになったことがある方なら共感していただけるかもしれません。

仕事でも趣味やボランティア活動など、いつか社会から呼ばれるときがくるかもしれません。
ゆっくりできるのは、まだ、「その時」ではないとも言えます。

胸の中のモヤモヤと仲良くしつつ、今は私の特権である、「混雑していないカフェ時間」を大切に過ごしたいと思いますw

リラーックス!だよ~

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