韓国・京畿道のテーマパーク「エバーランド」。
パンダファミリーに会える「パンダワールド」は、推し活スポットとして大人気です。
2025年6月の観覧2回目で、ついに父パンダ・ロバオの“活動シーン”を初目撃!
過去2回は寝ている姿しか見られなかったので、この瞬間はまさに奇跡。
それでは、双子ルイバオ&フイバオ、そしてママ・アイバオも含め、
家族みんなをフル観覧できた感動をレポートします。
活動中ロバオに遭遇!初目撃レポ
観覧2回目は午後3:30から。
閉園までの時間は私の推し活タイムということで、夫と息子は他アトラクションへ、私はパンダに一直線。この日は休日前でやや混雑、待機は約40分でした。

入口前のボードには「ロバオは起きています」「アイバオは寝ています」など、現在のパンダ情報が表示。
スタッフさんからも「ロバオは屋外で活動中」のアナウンスが!
双子パンダを横目に、急いで屋外へ。

いました、ロバオ!!!すぐ目の前。
ぐるぐるとお散歩していて、ついに“動いてるロバオ”とご対面!!感無量……!
屋外のロバオ、散歩を楽しむ(?)

しばらくお散歩したあと、水飲み場でのどを潤すロバオ。

水を飲む姿もイイ!ロバオ(12歳)のベンチもステキです。

その後、室内へとつながる扉の前に立ち、「開かないかな〜?」とでも言いたげな顔でしばらく待機。
でも、開かない=飼育員さんから「もうちょっと外で運動してね」のサイン。
それをちゃんと理解してる(ように見える)ロバオ、展望スペースのような高台へ向かいました。

階段をゆっくり上がる後ろ姿は、映像で見るのとやっぱり違う臨場感。
そして、排せつタイムへ。
……うん、リアルな現場感(笑)

ちなみに、パンダの排せつ物って、全然匂わないって知ってました?
肉食動物とはいえ、ほぼ竹ばかり食べてるので、ニオイはほぼゼロ。お茶の葉っぱの香ばしい香りに似ているとか。
(ただし、赤ちゃんのうちはミルクを飲んでるのでちょっと匂うらしい…)
ドヤ顔ロバオ、そして室内へ

ロバオは綺麗好きなので、高台の上でうんちなどしません。高いところから落とします(笑)
そして、排せつを終え、マーキング中のロバオ。

そのあとは、ロバオの撮影タイム。
マーキングを終えると、そのまま観客の方へ向き直り、しばらくドヤ顔ポーズをしていました。
「撮っていいよ」とでも言わんばかりの貫禄で、カメラを向ける手が止まりません。かっこいいー!

再び扉前へ行くと、今度はすんなり開いて室内へ。
ルールをちゃんと分かっている感じが、もう本当に賢い…!
ロバオってどんなパンダ?基本プロフィール
ロバオは、のんびりマイペースで、どこか“人間くさい”魅力を持ったお父さんパンダ。
性格はとてもおおらかで人懐っこく、初めて会う人にも臆せず近づく姿が印象的です。
なかでも目を引くのが、お腹の上に竹を山積みにして食べるスタイル。
しかもかなりのグルメで、竹の好き嫌いも激しいというこだわり派です。
育児にはあまり関わらない“昭和のお父さん”タイプですが、
のほほんとした空気に思わず笑ってしまう癒し系。
実際に見た韓国のパパたちからは「羨ましい…」との声もあるほどです。
🐾 ロバオのちょっと深掘りエピソード
たっぷり愛情を受けて育った安心感からか、
どこか優しい空気をまとっている癒し系男子パンダです。
屋内のロバオ、左右にグルメを抱えてご満悦
室内に戻ったロバオの前には、すでにお食事がスタンバイ。
そして登場したのは、右手ににんじん、左手にたけのこというグルメスタイル!

中国では年中手に入るというタケノコですが、韓国では春から7月初めまでの限られた時期だけのごちそう。
今ロバオが食べているのは、日本でいう「真竹」に近い、通常よりも遅く出てくる種類です。
ロバオはその貴重なタケノコを、目を閉じてじっくり味わいながら食べていて、本当に美味しそうな表情に思わず見入ってしまいました。
余談:竹や笹をあんなに美味しそうに食べるので、アイバオカフェの笹デコをかじってみたら…嚙み切れない(人間には美味しくない・笑)。
パンダは奥歯が発達しているから、あのバリバリ音なんですね。
にんじん→休憩→たけのこタイムへ
まずはにんじんをポリポリと小気味よく完食。
それからちょっと休憩を挟んで——いよいよたけのこタイムに突入!

ちなみにロバオは、かなりきれい好きな性格で、
・歯に何か挟まってたら気にして取る
・お腹の上に食べかすが落ちたらきれいにする
……など、なかなか几帳面な一面も見せてくれます。
お母さんアイバオのように子どもたちに食べ物を奪われる心配もないのでゆっくり食べていました。

そして、ついに聞きました。たけのこをかじる音を!!
けっこう大きくて、思わず「おおっ」と声が出そうに。
映像では見ているけれど、実際に聞くと迫力がまるで別物。
野性味というか、たくましさというか…
「ロバオ、かっこいい……」と、しみじみ感じる瞬間でした。
家族ミニ観察:アイバオの“ひとり時間”
ずっとロバオを見ていたかったけれど、観覧時間も残り1分。
名残惜しさを感じつつ、最後にアイバオの様子を見に、屋外エリアへ戻ります。

そこには、子どもたちと少し距離をとって、ひとりで静かに竹を食べるアイバオの姿が!
飼育員さんのお話によると、ママにも“ひとり時間”は大切だということで、
意識的にアイバオが落ち着ける時間を作ってくれているそうです。

普段は、双子に食べ物を取られたり、追いかけられたりしながら、なんとか食べてる印象のアイバオ。
でもこの日は、のんびり外の景色を眺めながら、マイペースに竹をモグモグ。
まんまるの顔はやっぱり可愛いくて、ずっと見ていたかった!
さいごに:満足度100%、推し家族フル観覧
この時間は、双子は室内でずっと竹をモグモグ。
ロバオ&アイバオもしっかり活動していて、ロバオ満足度100%のフル観覧になりました。
お客さんの多くは双子目当てで室内に集中していたけれど、私は”動いている”ロバオにどっぷり。
育児にあまり関わらなくても、食べ物の選り好みが強くても、
それでもロバオはステキ。
竹を選ぶ目、のんびり食べ進める所作、時々見せるドヤ顔、どれも最高!
次に会いに行くときも、起きていてくれますように(笑)