「家事に育児、ちゃんとやっているはずなのに――
ふとした瞬間、心に広がる“モヤモヤ”。」
「私って…誰の役に立ってるんだろう?」
「お金も稼いでないし、このままでいいのかな?」
専業主婦として家庭を支えている日々の中で、
そんな風に感じてしまったこと、ありませんか?
私もその一人でした。
かつて日本で会社員として働いていた私は、
出産をきっかけに仕事を辞め、韓国人の夫と国際結婚。
現在は韓国で専業主婦として子育てをしています。
慣れない土地での育児は想像以上に大変で、
特にHSC(ひといちばい敏感な子)気質の息子と向き合う毎日は、
“自分の時間ゼロ”の連続でした。
少しずつ余裕ができてくると、
今度は「働いていない私には価値がないのかも…」という
別の悩みが心を占めるようになっていきました。
でも――
本当に、稼いでいない主婦には価値がないのでしょうか?
この記事では、私自身の体験をもとに、
をテーマに、ありのままの気持ちを綴ってみました。
読み終える頃には、
「このままの自分でも大丈夫かも」と思ってもらえるような、
小さなヒントをお届けできたら嬉しいです。
はじめに:私って、価値があるの?
専業主婦として家事と育児に全力投球する毎日。
でも、ふとした瞬間に胸をよぎるこの気持ち。
- 「何も生産してない気がする」
- 「お金も稼いでないし、誰の役に立ってないかも…」
頭では「そんなことないよ」と思っても、
心のどこかでくすぶるモヤモヤ感。
今回は、そんな気持ちを抱える私が、
自分の“価値”について正面から考えてみたお話です。
私のプロフィール:キャリアと海外生活と、今の暮らし
結婚前は日本で会社員として働いていました。
というように、海外志向が強く、
「自由に生きたい」がモットーの20代を過ごしました。
そして意外にも、
「結婚はしない、外国人とは付き合わない!」と思っていた私が、
韓国人の夫と結婚し、今は韓国で専業主婦&子育て中。
運命に導かれてこのようなことになりました(笑)
育児は孤独?HSCの息子と過ごす“自分ゼロ”の毎日
子どもが生まれてからの日々は、とにかく「余裕ゼロ」。
特にHSC(ひといちばい敏感な子)な息子は、保育園の登園しぶり・拒否もあり、心身ともに大変でした。
ある日のスケジュール(午前保育期):
お昼ごはんもゆっくり食べられず、
人見知りの息子を誰かに預けるのも難しい。
「この時期、楽しかった?」と聞かれたら――
正直、思い出せる“楽しい”はあまりないかも。
「稼がない=価値がない?」モヤモヤの正体
子どもが保育園に慣れて、自分の時間ができた頃。
思いがけず心に浮かんだのがこんな感情でした。
「私、今なにしてるんだろう?」
「誰の役にも立ってないのかも…」
「収入もないし、ただの“家事マシン”みたい…?」
…びっくりするほどネガティブな感情でした。
楽になったはずなのに、今度は別の種類のモヤモヤに心が支配されていったのです。
このモヤモヤの正体って、
きっと「お金=価値」という社会の刷り込みなんです。
でも本当にそうでしょうか?
“見えない貢献”を自分で認められないジレンマ
専業主婦の仕事って、誰かに褒められるわけでもないし、
成果が数値で出るわけでもない。
毎日やることは多いのに、「何をしていたの?」と聞かれたときに上手く言語化できない仕事でもある。
たとえば…
そんな一日だったとしても、通知表もボーナスもない。
だけど…
そう。私がいないと家庭は回らない。
だからこそ、“見えないけれど確かにある価値”を、
まずは自分自身が信じなきゃいけないと気づきました。
会社員時代との比較:どちらも大変、でも質が違う
私の場合は、正直、専業主婦の方がメンタル的にしんどかったです。
会社員時代も確かに忙しかったけれど、毎月お給料が入ってきて、同僚と雑談して、
仕事帰りに習い事をして…そんな小さな社会との接点が、私にとっては大きな心の支えでした。
だからこそ、専業主婦になってから――
家事も育児もやっているのに、「社会から切り離されたような感覚」にときどき襲われることがありました。
夫に聞いてみた。「私って価値ある?」
そこで、夫に直球で聞いてみました。
君がいないと僕は仕事できないよ~。
ストレス溜めないでゆっくりしてね。
専業主婦として夫のスネをかじって生活していますが、夫は何とも思っていないようです。
結婚して幸せだし、「家族がいるから仕事ががんばれるんだよ~」と言います。
夫は家族のために働き、私は家を守る。すると穏やかな家庭になるというわけです。
夫は、穏やかで楽しい家庭を作ることが何より大事な人なので、「トラブルを起こさない、無駄遣いをしない、ある程度の家事ができる」、我が家の場合はこの3つ押さえておけば合格。
私が子育てしながら働いたら、ストレスが溜まってケンカになるかもしれない。
気分よく働いていて、清潔な家に戻り、家庭的な食事をすることこそが彼の幸せに繋がっているので、無理してまで私に稼いでほしいとは思っていないようです。
働いても働かなくても、君には価値があり必要な存在だと夫が思うなら、それで良いのでしょう。
「誰のおかげでご飯が食べれると思ってるんだ!」なんていう古風な考えの夫だとしたら、、私なら言われた翌日帰国かな(笑)
「私にも何かできるかも」在宅ワークや学びの選択肢
少しでも自分の時間が持てるようになると、
「何か小さなことでも、できることがないかな?」
と考えるようになりました。
これまでずっと「子どものケアが最優先」でしたが、
成長とともに「お母さんが楽しく過ごしている姿を見せること」を優先にしていくことで、
子どもにとって良い影響になるんじゃないかな、と感じています。
無理に働くのではなく、今の暮らしを崩さずにできる“ゆるいチャレンジ”。
それが、私にとっての第一歩でした。
◎ 通信講座で資格の勉強をしてみる
「まとまった時間はないけれど、何か勉強したい…」
そんなときにぴったりなのが、通信講座です。
たとえば【ユーキャン】なら:
など、主婦に人気の資格がそろっています。
スマホや紙テキストでスキマ時間に学べるから、
「10分だけ…」でも続けやすいのが魅力です。
◎ クラウドソーシングで在宅ワークに挑戦
「少しだけお金を稼いで、自信を取り戻したい」
そんな方には、クラウドソーシングがおすすめです。
【クラウドワークス】などの在宅ワークサイトでは、
など、未経験OKの仕事がたくさん掲載されています。
「まずは月5,000円だけ」でも立派な一歩!
◎ 地域ボランティアに参加してみる
「お金はいらないけど、誰かと関わりたい」
そう感じたら、地域のボランティア活動も選択肢の一つです。
など、人とのつながりが心を癒してくれることも。
※各市町村やママ友ネットワークで情報を探してみてください。
◎ 趣味や特技を活かして発信してみる
「好きなことを誰かに届けたい」
そんな思いから始める活動も素敵です。
“稼ぐ”を目的にしなくてもOK。
「私ってこんなことできたんだ」と気づけるだけで、
心に小さな自信が芽生えていきます。
▶︎ minne:ハンドメイド販売サイト
▶︎ note:ブログ・エッセイの発信に
(▶︎私のnote。日々の気持ちや体験を綴っています。)
▶︎ Instagram(公式)
大事なのは「すぐ始める」より「選べる自分でいる」こと
「何かしなきゃ…」と焦るよりも、
「選べる選択肢がある」と知っているだけで、
心がふっと軽くなります。
“ゆる学び”も、“在宅ワーク”も、
気になったら、少しだけのぞいてみてくださいね。
専業主婦の価値は「数字」じゃ測れない
専業主婦の価値は“数字”じゃ測れない
お金がなくても、
「家庭がまわってる」って、すごいこと。
その全部が、家族の土台になっている。
私は“今、ここに必要な存在”なんだと、自信を持ちたいと思っています。
今は“動かない”ことを選んでもいい
もちろん、将来働きに出たいと思う日がまた来るかもしれません。
でもそのときが来たら、また動けばいい。
大切なのは、「今、この瞬間に合った形で、自分を大切にすること」。
「専業主婦であること」を選んだ今の私も、
将来何かを始めるかもしれない私も、どちらもちゃんと“価値のある自分”なんだと、やっと思えるようになりました。
最後に:モヤモヤより、小さな自信を抱いて
子育てが落ち着いてきた今、
ようやく自分のことを考えられるようになりました。
結論はこうです。
お金を稼いでなくても、
誰かに評価されてなくても、
「家庭を守る」って、それだけで価値がある。
そう胸を張って言える自分になれた気がします。
もしあなたも、「自分って何してるんだろう?」と
モヤモヤする日があったら…
カフェでひと息ついてみてください。
その時間こそ、きっとあなたの「ご褒美時間」です。
リラーックス!だよ~