「韓国料理は好きだけど、家で作るのはちょっと難しそう…」
そんな方にこそ試してほしいのが、韓国の固形だし＝キューブタイプの濃縮スープです。
実は私も、韓国で暮らす中でこの“キューブだしの便利さとおいしさに目覚めてしまった一人。
特に、サゴルコムタン（牛骨スープ）タイプは、わが家の台所で欠かせないアイテムになっています。
韓国のだし文化と「今どきの出汁」
韓国では今も、煮干しや昆布、干しエビを自分で買ってきて、ご近所さんとおしゃべりしながら頭と腹ワタを取り除いて丁寧にだしを取る、という光景が残っています。
そんな“手間をかけた味”が日常にあるのが、韓国の家庭料理の魅力でもありますが、、正直、毎日は難しい！
私も時間のあるときは昔ながらの方法で出汁を取りますが、忙しい日は「ポン」と一粒入れるだけで本格スープができるキューブだしに頼ることも増えました。
固形だしの魅力｜簡単・安心・本格的
最近人気の固形タイプの天然だしには、こんな魅力があります。
- 1粒で1杯分〜2杯分のスープがすぐ作れる
- 溶けやすくて扱いやすい
- 化学調味料・保存料不使用の商品も増えている
- 常温保存OK、長持ちでストックしやすい
だしの種類には、魚介、煮干し、牛骨などさまざまなバリエーションがありますが、中でもおすすめなのが、サゴルコムタン（牛骨スープ）味の固形キューブタイプ。
しっかりと白濁していて、ラーメンやクッパ、スープ系の料理に使えば、一気に本格的な味に早変わりします。
もともとはタシダのような粉タイプやパウチのスープタイプが主流でしたが、最近では若い世代を中心に「固形タイプ」を好む人が増えてきていて、韓国のマートでも各ブランドからキューブタイプの商品が続々登場しています。
どうやって使うの？活用例いろいろ
韓国の固形だしは、スープ料理をはじめ、さまざまな韓国料理に活用できます。
以下は私が普段使っているおすすめの活用法！
わかめスープ（미역국／ミヨックッ）
韓国で“誕生日の定番スープ”といえば、やっぱりミヨックッ（わかめスープ）。
乾燥わかめと牛肉をごま油で炒めたら、水と一緒にサゴルコムタンのキューブを加えて煮るだけで、手軽に本格的な味に仕上がります。
このスープは辛くないので、小さな子どもたちにも大人気。家庭の普段の食卓にもよく登場します。
おいしく作るポイントは、わかめをクタクタになるまでじっくり煮ること。
しっかり煮込むことで、牛骨のコクとわかめの旨みがよくなじみ、まろやかで滋養たっぷりのスープになります。
餃子スープ（만두국／マンドゥクッ）
韓国の大きな餃子（ワンマンドゥ）をコムタンスープで煮込むだけで、
冬にぴったりのほっとする優しい味わいのスープが完成します。
仕上げに溶き卵や刻んだねぎを加えると、彩りもよく、まろやかさがアップ。
牛骨ベースのコムタンスープを使うだけで、簡単なのにしっかり深みのある味に仕上がります。
また、トック（韓国餅）を一緒に入れるのもおすすめ。
とろっとしたお餅の食感が加わることで、より満足感のある一品になります。
市販の冷凍餃子でも手軽に作れるので、忙しい日や朝ごはんにもぴったりですよ。
プデチゲのベーススープにも
辛いプデチゲに牛骨のコクが加わると、グッと深みのある味わいに。ラーメンスープの代わりにも。
うどんやラーメンのスープにもぴったり！
コムタンキューブ（牛骨スープの固形だし）は、韓国料理だけでなく、うどんやラーメンのスープベースとしても大活躍します。
とくにおすすめなのが、ラーメンのだしに加える使い方。
インスタントラーメンのスープに1粒プラスするだけで、一気にお店のような深みのある味に。
辛ラーメンやノグリなど韓国の袋麺はもちろん、日本の醤油・味噌系ラーメンにも意外と相性抜群！
また、うどんのつゆに使えば、牛のコクとまろやかな甘みが広がって、いつものうどんがちょっと韓国風の濃厚だしうどんに早変わり。
肉うどんや卵とじうどんに使うと、特にその旨みが活きてきます。
手間をかけずに、スープの「もう一味」が欲しいときに、ぜひ試してみてほしい使い方です。
さいごに｜韓国料理初心者にもおすすめしたい万能キューブ
毎日出汁を取るのは理想だけど、手軽に“本物の味”を再現したい日もある。
そんなとき、この韓国の固形出汁キューブは心強い味方になってくれます。
- 忙しい日でも手軽に韓国スープが作れる
- 無添加・化学調味料不使用のものもあり安心
- ストックしやすく、家族みんなで使える
本格的だけど、実はとっても身近な「韓国のだし」。
ぜひご家庭でも取り入れてみてくださいね！
