テレビなし育児を4年続けた結果|9歳になった息子の今と、やってよかったこと

テレビなし育児を4年続けた結果|9歳になった息子の今と、やってよかったこと 育児の悩み

「テレビなし育児って、実際どうなんだろう?」

そう思っている方も多いのではないでしょうか。

今は子ども向け動画やYouTube、ゲームなど、画面に触れる機会が当たり前のように増えていますよね。

我が家では、息子が3歳から6歳までの約4年間、テレビだけでなく動画やゲームも含めて、できるだけ画面に頼らない生活をしていました。

そして現在、息子は9歳。今ではゲームもYouTubeも楽しみながら、外遊びも大好きな普通の小学生です。

「テレビを見せなかったら、デジタルに興味を持たない子になるの?」
「友達との会話についていけなくなるの?」

そんな心配をされる方もいるかもしれません。

でも実際には、小学生になった今、ゲームもYouTubeも楽しみながら、自分なりのルールで付き合っています。

もちろん、テレビを見なかったからと言って特別な子になったわけではありません(笑)

ただ、小さい頃に画面を見る時間を減らしていたことで、「暇になったら何をしよう?」と自分で考え、身近なものの中から楽しみを見つける経験は、たくさんできたのかなと思っています。

今回は、3歳から6歳まで続けた我が家のテレビなし育児について、良かったことだけではなく、大変だったことや迷ったことも含めて、9歳になった今だからこそ感じる「本音」をお話しします。


※動画やテレビに頼らない我が家の遊びの工夫やおもちゃの選び方については、こちらの記事で詳しくまとめています。

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テレビなし育児を続けた我が家の答え

先に結論からお話しすると、9歳になった今の息子は、ゲームもYouTubeも楽しむ普通の小学生です。テレビを見なかったから特別に頭が良くなったとか、集中力がものすごく伸びたということはありません(笑)

でも、「何もすることがない時間」に自分で遊びを考えたり、外へ出て楽しみを見つけたりすることは、とても自然にできています。

振り返ってみると、テレビなし育児で一番良かったのは、画面を見せなかったことではなく、「画面の外にも楽しいことがたくさんある」と知る時間を作れたことでした。

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テレビなし育児、その後の9歳の姿

まずは、9歳になった今の息子の様子からお話ししますね。

「テレビなし育児」と聞くと、

「ゲームは禁止なの?」

「YouTubeも見せないの?」

「スマホも持たせないの?」

そんなイメージを持つ方もいるかもしれません。

我が家も幼児期は、テレビや動画、ゲームなどを見る時間をほとんど作らない生活をしていました。でも、小学生になった今はゲームもYouTubeも楽しんでいます。

一生デジタルを遠ざけることが目的だったわけではありません。幼児期は画面以外の遊びをたくさん経験して、小学生になった今はルールを守りながらデジタルとも付き合う。今の我が家は、そんなスタイルです。

もちろん、今の息子の姿がテレビなし育児だけで作られたとは思っていません。もともとの性格や環境も大きいと思います。それでも、小さい頃から「何もない時間をどう楽しむか」を考える経験が多かったことは、今にもつながっているのかなと感じています。

ゲームも好き。YouTubeも見る。

でも、それだけではなく外遊びも楽しむ。

そんなバランスが、今の息子には自然と身についているように感じます。

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テレビなし育児で変わった「暇な時間」の過ごし方

私が「テレビなし育児をやって良かったな」と一番感じているのは、暇な時間の過ごし方です。

テレビや動画をつけなければ、当然ですが子どもには時間ができますよね。
我が家の場合、通っていた保育園でもメディアに頼らない遊びを大切にしていて、自分で考えて遊ぶ時間がたくさんありました。その影響もあったのか、家でも「暇だから何か見たい」と言うことはあまりありませんでした。

とはいえ、最初から一人で遊べたわけではありません。小さい頃は、私もよく一緒に遊びを考えていました。

「散歩に行こうか?」

「窓に絵を描いてみようか?」

「積み木で大きい駐車場を作ってみようか?」

そんなふうに、家にあるものを使ったり、「こんなのやってみる?」と声をかけたりして、遊びの入り口を作っていたんです。

子どもって、本当に大人のことをよく見ていますよね。最初は私の真似をしていたのに、気づけば自分なりの工夫を加えたり、「そんな作り方があったの!?」と思うようなものを作ったり。

もちろん、毎回すごい遊びを考えていたわけではありません。
でも、小さなきっかけがあるだけで、そこから自分でどんどん遊びを広げるようになっていきました

そして少しずつ、「今日はこれを作ろうかな」「次はこれをやってみよう」と、自分で遊びを考える時間が増えていきました。

暇だから動画を見る。

ではなく、

暇だから何か面白いことを探してみる。

そんな過ごし方が身についたことは、テレビなし育児をして良かったと思うことのひとつです。

ちなみに、息子は赤ちゃんの頃からかなり手がかかるタイプでした。その時期については別記事で詳しく書いています。

家にあるものが、全部遊び道具になった

我が家には、特別なおもちゃがたくさんあったわけではありません。

外では木の枝や石ころ、落ち葉。

家では布や積み木、頂き物で増えていった大量のレゴパーツ、そしてミニカー。

特に車だけは、生まれた頃から今までずっと大好きで、どんどん増え続けています(笑)これはもう我が家では特別扱いです。

でも、レゴもミニカーも「決まった形で遊ぶ」というより、息子にとっては遊びを作るための材料でした。

ある日は秘密基地。

ある日は駐車場。

ある日は好きな車づくり。

完成されたおもちゃで遊ぶというより、身近にあるものを組み合わせながら、自分で遊び方を考える時間が増えていきました。

大人から見ると「それ、何がそんなに面白いの?」と思うようなことでも、1時間、2時間と夢中になって遊んでいるんですよね。

その姿を見て、「子どもって、暇だからこそ遊びを生み出していくんだな」と感じるようになりました。

小学生になって困る?友達との会話や流行について

テレビなし育児を始める前、私が一番心配していたことのひとつが、小学生になってからのことでした。

「流行りのアニメやゲームの話についていけないんじゃないか」

「友達との会話で困ったり、仲間外れになったりしないかな……」

そんな不安は、正直ありました。

でも実際に小学生になってみると、心配していたようなことは全然ありませんでした。

学校へ行けば、ゲームやアニメ、流行りのキャラクターのことはお友達がどんどん教えてくれます。

「これ知ってる?」「これ面白いよ!」

そんな会話をしているうちに、自然と覚えていくんですよね。

それに、子どもの流行って本当に移り変わりが早いもの。少し前まで夢中だったものが、気づけば別のものに変わっています。

だから、「小さい頃に全部知っておかないと友達についていけない」なんて心配は必要ありませんでした。

テレビなし育児でもディズニーは楽しめた?

もうひとつ、すごく印象に残っている出来事があります。

息子がまだディズニーのキャラクターや作品をほとんど知らなかった頃、家族でディズニーランドへ行きました。

親としては、「キャラクターを知らなくても楽しめるのかな…?」と少し気になっていたんです。

実際にミッキーに会っても大興奮!とはなりませんでしたが(笑)、息子が一番夢中になったのは、「スーベニアコイン集め」

園内で機械を見つけるたびに、「次はどこにあるかな!?」と宝探しのように歩き回って、ひたすら集めていました。

親が想像していたディズニーの楽しみ方とは全然違いましたが、本人は大満足(笑)

キャラクターを知らなくても、その場所で自分なりの楽しみを見つけられる。

小さい頃から画面以外で遊ぶ時間や体験を重ねてきたことが、息子の「自分で面白いことを見つける力」につながっているのかなと今は感じています。

4年間のテレビなし育児を振り返って

振り返ってみると、

  • 画面がなくても楽しめること
  • 暇になったら「何しようかな?」と考えてみること
  • 身近なものの中から面白さを見つけること

こうした感覚は、小さい頃に積み重ねた時間の中でちゃんと育っていったのかなと思います。

もちろん、毎日完璧に寄り添えていたわけではありません。

それでも、あの4年間は息子ととことん遊び、一緒に成長できた大切な時間でした。

「あの頃、親として息子にやってあげられることは全部やった(笑)」

そう思えること自体が、我が家の育児にとって一番の収穫だったのかもしれません。

親の大変さやゲームとの付き合い方

テレビなし育児の話をすると、「親が大変じゃない?」「ゲームの反動はなかった?」と聞かれることがあります。

正直、幼少期はめちゃくちゃ大変でした(笑)

テレビや動画に頼れない分、一緒に遊んだり遊びのきっかけを考えたりする時間は確実に増えます。「今日はもうテレビつけたい……!」と思った日も一度や二度ではありません。

だから「テレビを消すこと」よりも、その時間をどう過ごすかを一緒に考えることのほうがずっと大変で、大切でした。

ちなみに我が家では、小学生になってからSwitchやYouTubeを少しずつ解禁しています。

理由は「一生見せないため」ではなく、これから先の時代に必要な画面との付き合い方を身につけてほしかったからです。

  • 時間になったら終わること
  • やるべきことをやってから楽しむこと

そんな約束を少しずつ身につけていけたら、それで十分だと思っています。

そしてもうひとつ思うのは、この方法は誰にでも合うわけではないということ。

我が家の息子は、一度夢中になるととことん没頭するタイプでした。だからこそ幼児期は、「画面の向こうだけじゃなく、実際の世界には楽しいことがあふれているんだよ」ということを、体で感じてほしいと思っていました。

「テレビなし」という手段にこだわるのではなく、その子の性格に合った付き合い方を見つけること。それが、我が家なりにたどり着いた答えです。

おわりに

「テレビを少し減らしてみたいけれど、本当にできるのかな……」

もし今そんなふうに迷っている方がいたとしても、最初から完璧を目指す必要なんて全然ないと思います。

私自身、4年間ずっと試行錯誤の連続でした。たまたま親子で過ごす時間を取りやすい環境だったり、比較的に都市部なのに近くに公園や小さな山があったりと、恵まれていた部分もたくさんあります。だから、「どの家庭も同じようにやるべき」だなんてまったく思っていません。

ただ、毎日じゃなくても、ほんの30分テレビを消して公園に行ってみたり、ダンボールで一緒に遊んでみたり。そんな些細な時間の積み重ねでも、子どもにとっては十分ワクワクする体験になっていたのかなと感じます。

9歳になった今の息子を見ていると、「画面がなくても自分の世界を楽しめる」という感覚は、ちゃんと子どもの中に残っていました。

ゲームやスマホと付き合うことが当たり前の時代だからこそ、幼い頃に芽生えたその“根っこ”は、息子の世界を広げる大きな財産になったと感じています。


メディアとの付き合い方や我が家の育児のベースになった「シュタイナー教育」については、こちらの記事で詳しく書いています。

テレビや動画に頼らない暮らしを続けるには、特別なことをするよりも「毎日の生活リズム」を整えることが一番の近道でした。
我が家が保育園で学んだ、子どもが落ち着く暮らしの流れや工夫についてはこちらの記事で詳しくまとめています。

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育児の悩み