韓国の小学校の夏休みは、日本より少し短め。
「宿題はあるの?」
「学童には通える?」
「共働き家庭はどう過ごしているんだろう?」
日本とは学校生活が違うぶん、夏休みの過ごし方も気になりますよね。
わが家も初めて韓国で夏休みを迎えたときは、何をどう準備すればいいのか分からず手探り状態でした。
でも実際に経験してみると、学校のプログラムや学童を上手に利用しながら、それぞれの家庭に合った過ごし方ができることが分かりました。
この記事では、韓国の小学校の夏休みについて、
を、実際に子どもを通わせている体験を交えながら紹介します。
韓国の夏休みはいつから?
わが家の学校では、2026年の夏休みは7月25日(土)〜8月23日(日)までの約1か月です。
今年は例年より少し長めになりそうだなと感じていますが、学校によって日程は異なります。
韓国の小学校は、日本より夏休みが短い学校が多く、3〜4週間程度が一般的。
日本では7月下旬から8月末まで休みという学校も多いので、初めて韓国の夏休みを経験したときは「もう夏休みが終わるの?」と少し驚きました。
その一方で、韓国は冬休みが長めなのも特徴です。長期休み全体で見ると、日本とは少し違うバランスになっています。
夏休みの宿題はある?
日本の夏休みといえば、ドリル、自由研究、読書感想文、絵日記……と、宿題がたくさんあるイメージですよね。
でも韓国の小学校では、夏休みの宿題はかなり少なめです。
もちろん学校や担任の先生によって違いはありますが、わが家の場合は「これを提出する」というような宿題はほとんどありませんでした。
1年生のときは、「本を読もう」「運動しよう」といったチェックシートのようなものはありましたが、提出するものではなく、気がつけばそのまま新学期が始まっていたほど(笑)
ただ、韓国では学校の宿題が少ないぶん、家庭や塾、習い事などでそれぞれ学習を進める家庭も多い印象です。
わが家では、夏休み中も完全に勉強をお休みにするのではなく、無理のない範囲で毎日少しだけ家庭学習をするようにしています。
といっても、長時間みっちりではなく、韓国語の書き取りや日本語のワーク、計算練習などを短い時間で少しずつ。
「夏休みだからこそ、ゆるく続ける」くらいが、わが家にはちょうど合っている気がします。
宿題が少ないのは親としてラクな反面、「何もしないまま休みが終わりそう…」という不安もあります。
だからこそ、学校から出される宿題だけに頼るのではなく、家庭に合ったペースで学習や読書の時間を作っておくと安心だなと感じています。
書き取りテスト「パダスギ」については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
夏休みでも学校へ行ける?
韓国の小学校では、夏休みだからといって、子どもたちが毎日家で過ごすとは限りません。
わが家も最初は「夏休み中、日中はどう過ごすんだろう?」と心配していましたが、実際には学校で参加できるプログラムがいくつも用意されていました。
低学年の子どもを中心に利用されているのが、学校内の学童「トルボム(돌봄)」です。
共働き家庭などを対象に、朝から夕方まで学校で過ごすことができ、学校によっては昼食や軽食が提供されることもあります。
さらに、最近は「ヌルボム(늘봄)」という制度も始まりました。
学校によって内容は異なりますが、工作や音楽、体験活動など、さまざまなプログラムに無料で参加できます。わが家の学校でも夏休み中に実施されていて、1年生の時は息子も楽しく参加していました。
また、有料の放課後プログラム(パンガフ)を開講している学校も多く、ロボット制作や料理、美術、スポーツなど、普段と同じように好きな活動を続けられるのも魅力です。
もちろん、実施内容や対象学年は学校によって異なりますが、「夏休みでも学校で過ごせる環境がある」というのは、日本との大きな違いだなと感じています。
わが家の夏休みはこんな感じ
今年の夏休みは、学校で参加できるプログラムを中心に予定を組んでいます。
1年生の頃は分からないことばかりで手探りでしたが、学校生活にも慣れた今は、「学校でできることはできるだけ活用しよう」というスタイルに落ち着きました。
わが家の夏休みのおおよそのスケジュールは、こんな感じです。
息子の通う学校はめずらしく部活動がある学校なので、夏休み中も学校のプログラムや部活動に参加でき、朝から夕方まで意外と充実した毎日を過ごしています。
また、図書館の開放や学習プログラムなど、自由に参加できる活動もあり、「今日はこれに行ってみようか」と息子と相談しながら予定を決めることもあります。
日本へ一時帰国していた年もありましたが、ここ数年は日本の夏もかなり暑くなってきました。今では、学校のプログラムを利用しながら韓国で過ごす夏休みが、わが家には合っているように感じています。
去年は「夏休みをどう過ごそう…」と不安ばかりでしたが、学校の制度が少しずつ分かってきた今は、親の私の方が安心して夏休みを迎えられるようになりました(笑)
※学校の開放やプログラムの有無は、学校によって異なります。夏休み中は利用できない学校もあるので、事前に学校からのお知らせを確認しておくと安心です。
わが家のおすすめアイテム
学校のプログラムがある日は助かりますが、もちろん家で過ごす時間もあります。
そんな日にわが家で活躍しているのが、家庭学習用のドリルや、手を動かして遊べるシールパズルブックです。
宿題は少ないですが、「何もしないまま夏休みが終わるのはちょっと心配…」という気持ちもあるので、わが家では毎日10〜15分だけ家庭学習の時間を作っています。
面白いとやる気が出るタイプの息子には、うんこドリルがぴったり。遊び感覚で取り組めるので、日本語に触れる時間づくりにも役立っています。
日本語の復習には、教科書ぴったりトレーニングも活用中。一時帰国のときにまとめて購入して、少しずつ進めています。
もうひとつ、親子で気に入っているのが大判のシールパズルブック。韓国でも人気があるようで、本屋さんへ行くと種類がたくさん並んでいます。
シールを番号どおりに貼っていくと、一枚の本格的な絵が完成するタイプで、思った以上に夢中になります。気づけば私も一緒にやるようになっていました(笑)

外出するときは1ページだけ切り取って持って行けるので、移動や待ち時間にも便利。夏休みのおうち時間はもちろん、お出かけのお供としても重宝しています。
日本と韓国の夏休みの違い
韓国で夏休みを過ごすようになって感じたのは、日本とは「夏休みの過ごし方」が少し違うということです。
日本の夏休みといえば、自由研究や読書感想文、学校のプール、地域のお祭りなど、「夏休みらしい行事」がいろいろありますよね。
一方で、韓国の小学校は夏休みの期間が比較的短め。そのぶん、学校で参加できるプログラムや習い事を組み合わせながら過ごす家庭が多い印象です。
ただ、学校によっては夏休み中に校内の工事や設備点検が入ることもあり、必ずしも学校が開放されているとは限りません。
そんなときに頼りになるのが、習い事や塾。
夏休みだけ参加できる短期講座があったり、テコンドーや柔道、水泳のように毎日通える習い事をスケジュールに入れたりしながら、各家庭でうまく調整しているようです。
わが家も、学校のプログラムがある日は学校へ、ない日は習い事や家庭学習を少し入れながら、無理のない範囲で予定を組むようにしています。
最初は「宿題が少なくて大丈夫かな?」「学校が休みの日はどう過ごそう?」と戸惑うこともありました。
でも実際に過ごしてみると、日本の夏休みとはまた違った形で、子どもに合った過ごし方を選べるのが韓国らしさなのかなと感じています。
もちろん、日本の自由研究や夏祭りのような雰囲気が、少し懐かしくなることもあります。
それでも、国が違えば夏休みの過ごし方も違って当たり前。
「どちらが良い・悪い」ではなく、それぞれの家庭に合った形で、子どもが楽しく過ごせるのが一番なのかもしれません。
さいごに
韓国の小学校の夏休みは、日本より期間が短く、宿題も少なめ。
その代わり、学童や放課後プログラム、習い事などを組み合わせながら、それぞれの家庭に合った過ごし方ができるようになっています。
わが家も最初の夏休みは、何を準備すればいいのか分からず不安ばかりでした。
でも、学校の制度や生活リズムが少しずつ分かってくると、「こうやって夏休みを過ごすんだな」と、親の私も肩の力を抜いて楽しめるようになりました。
今年の夏も、学校のプログラムや習い事を取り入れながら、たくさん遊んで、たくさん笑って、思い出に残る夏休みになればいいなと思っています。
これから韓国で初めて夏休みを迎えるご家庭や、日本との違いが気になっている方にとって、この記事が少しでも参考になればうれしいです。
この記事は実際に韓国の公立小学校へ通う息子の学校生活をもとに、今後も内容を更新していく予定です。





