【私の親愛なるフーバオ】韓国の“国民的パンダ”が映画に!人気の理由

映画・アンニョン、おじいちゃん おでかけと旅行メモ

2024年4月、韓国から中国に旅立ったジャイアントパンダ・プバオ(福宝)
その成長と別れを描いたドキュメンタリー映画『안녕, 할부지(アンニョン、おじいちゃん)』が、ついに日本でも『私の親愛なるフーバオ』として公開されています。

今回は映画の見どころに加え、韓国中から愛された“国民的アイドル”プバオの魅力を、ぎゅっと詰め込んでご紹介します!

スポンサーリンク

そもそもプバオって?

韓国・エバーランドのパンダワールドで生まれた、韓国初の自然繁殖パンダ

  • 🐼 名前の意味:喜びを与える宝物(=福宝)
  • 🎂 生年月日:2020年7月20日
  • 📏 出産時のサイズ:身長16.5cm/体重197g
  • ✈️ 中国返還日:2024年4月3日(3歳の春)

お母さんアイバオの初めての子どもとして誕生。
小さい体にぴょんっと毛が立った姿がSNSで話題になり、一気に人気者に。

性格はちょっとやんちゃで自由人(自由パンダ?)。
外遊びが大好きすぎて、帰る時間になっても全力でイヤがる動画が、何度もバズりました。

スポンサーリンク

プバオの成長ストーリーが泣ける…

プバオは、2022年に母親から独立し、同年11月には飼育員さんのサポートも卒業。
そこからの1年半は、まさに「青春時代」!

  • 大の字で寝転びながらごはんを食べる
  • 竹を右手で器用に持ってむしゃむしゃ
  • マイペースなのは父・ロバオ似

2023年にはテレビ特集でさらに注目され、中国返還前のラスト観覧日には、最大400分待ちという驚異の行列が!

どれだけ多くの人に愛されていたのか、もう…想像以上です。
プバオが生まれる前まではパンダを見るための行列なんて無かったのに‥と韓国の知人から聞きました。

映画『私の親愛なるフーバオ』はこんなお話

韓国で2024年9月に公開されたこの映画は、プバオと飼育員たちの1354日間の絆を描いた感動のドキュメンタリー。

  • ベテラン飼育員“カンバオ&ソンバオ”との心温まるやりとり
  • 中国への旅立ちまでの裏側
  • 検疫中の未公開映像やアニメーションも収録!

「愛をあげたのは私だったけれど、幸せをくれたのはあなただった。」

副題だけで泣ける…。
名前に“幸せを与える宝物”という意味が込められたプバオ(福宝)は、まさにその存在だけで周囲に笑顔と癒しを届けてくれました。

OSTには김푸름 (キム・プルム)の「안녕(アンニョン)」が起用され、MVにもプバオのアニメーションが登場。
この曲聴くだけで、プバオを思い出して泣けます。

🎵 MVはこちら:https://www.youtube.com/watch?v=O1pulmvqsu0

映画館限定グッズも大人気!

韓国での公開時には、プバオコラボの限定グッズがあちこちで即完売!

  • 黒糖×塩味の「プバオポップコーン」(CGV限定)
  • プバオキーリング付きポップコーンセット(ロッテシネマ)
  • 映画当日限定“スペシャルチケット”
パンダポップコーン

私が行った韓国の映画館・CGVでは、プバオをイメージした「黒糖スイートポップコーン」を販売
黒い方は黒糖味、白い方は塩味で、可愛いパッケージ付き!

別日に訪れたロッテシネマでは、ポップコーンセット+プバオキーリングのコラボ商品も販売されていましたが、なんとすでに完売…。
公開から2日しか経っていないのに、さすがプバオ!

プバオ映画スペシャルチケット

映画を観た後に当日だけもらえる、知る人ぞ知るスペシャルチケット。

私はしおり代わりにチケット使ってます(笑)
ファン心をくすぐるアイテムばかりで、全部欲しくなっちゃう…!

映画を観た率直な感想

まず、大きなスクリーンでパンダたちを観られたことがとにかく嬉しかった!
毛のフワフワ感までしっかり伝わってきて、映像の美しさに感動しました。

ただただ、かわいいの連続で、それ以上の言葉が出てこないほど。
私は飼育員さんの公式動画をほぼ毎日観ていたので、内容はある程度知っていたつもりでしたが、
未公開映像の“お宝感”と、映画ならではの演出に胸が熱くなりました。

タイトルの“アンニョン”には「こんにちは」と「さようなら」の両方の意味があるのもポイント。
韓国での別れを意味しつつ、中国での再会に「こんにちは」の意味も込められているのかも。

日本でもついに公開!『私の親愛なるフーバオ』

韓国で話題になったドキュメンタリー映画『안녕, 할부지(アンニョン、おじいちゃん)』が、
2025年4月18日から日本でも公開されました!

邦題は『私の親愛なるフーバオ』。
プバオ=Fubao(フーバオ)なので、日本ではこの表記になったようです。

【公式サイト】私の親愛なるフーバオ
【WEEKEND CINEMA公式YOUTUBE】
日本の皆さんへ『私の親愛なるフーバオ』カン・チョルウォン飼育員のメッセージ映像

一部の劇場限定での公開ですが、パンダ好きの方はもちろん、
心あたたまるドキュメンタリーを探している方にもぜひ観てほしい作品です!

さいごに:プバオは永遠の“初代プリンセス”

ジャイアントパンダは、とても繊細で、繁殖が難しい動物。
それだけに、プバオのように自然交配で生まれ、たくさんの人に愛されて育った存在は、まさに奇跡のような存在でした。

日本では29年ぶりに生まれたシャンシャン、
韓国では長年うまくいかなかった繁殖を乗り越えて誕生したプバオ。
2頭の誕生は、それぞれの国に希望と笑顔を届けてくれました。

性格も違えば、環境への順応の仕方もまったく違う。
人見知りなシャンシャンと、マイペースで大物感のあるプバオ──
そんな違いも、パンダという動物の奥深さを感じさせてくれます。

映画を観終わったあと、ちょっぴり喪失感に包まれましたが、
プバオはきっと、今も元気にモリモリ食べて、ゴロゴロ寝てるんだろうなと思うと、少し救われた気持ちになります(笑)

今も韓国では、プバオの新グッズや展示が続いていて、
“エバーランドの初代プリンセス”としての存在感は健在。

双子の妹たちもすくすく成長中なので、機会があればぜひ韓国・エバーランドにも足を運んでみてくださいね!

▼うちの息子が愛してやまないパンダのぬいぐるみ♡

タイトルとURLをコピーしました