【小学2年生に進級】新学期準備と学童生活スタート

小学2年生に進級 韓国で暮らす

韓国の小学校に通う息子が2年生になりました!
小規模学校に通っているのでクラス替えはありませんが、担任の先生が変わりました。

今年の新入生数は広報活動の成果があったようで、息子のクラスより多いよう。
少子化の影響で小さな学校は廃校・合併の危機にありますが、良い環境の学校は残って欲しいものです。

それでは、新学期を迎えるにあたり、授業で必要な物の準備や2年生から入る学童についてお話していきたいと思います。

スポンサーリンク

新学期の準備物(韓国の小学校)

新学期が始まる1週間前くらいに、新2年生の担任の先生から学校のアプリを通じて新学期の準備物のお知らせがありました。

昨年入学したときに、学校からの入学プレゼントで必要なものは揃ったので、ほとんど家庭で準備したのは筆記用具くらいかな。名前シールまで配ってもらえて。
水筒は各階に浄水器があって補充できるということで小さめのもので十分。ストレスフリーで入学準備を進めることができます。

新2年生に進級ということで、次の物を準備しました。

  • 筆記用具(鉛筆、消しゴム、15cm程度の定規、3色ボールペン
  • ノート(連絡帳、国語 10マス(補助線入り)、B5サイズ自由帳)
  • クレヨン、クレパス、のり、はさみ
  • トイレットペーパー、ウェットティッシュ
  • なわとび
  • 室内履きシューズ
  • ミニほうき&ちりとりセット
  • クリアファイル

昨年準備物と違って新しく仲間入りしたのは、太線のもの。
1年生の授業ではノートは使わなかったようで購入しないまま終わり、下敷きは・・韓国では使わないみたいw
ノートを使用するかどうかは先生によって違うみたいです。

ちなみに、息子の筆箱は、ランドセルとおそろいのクラリーノ。
やっぱり文具は日本製が使いやすくてお気に入り。息子にはもう少しキレイに使って欲しい。。

また、体操着というものもないし(そもそもキチンとした体育の授業が低学年にはないらしい)、給食袋も雑巾の準備もありません。

スポンサーリンク

2年生から学童(ヌルボム学校→トルボム教室)を変更

韓国の学校でも、共働き家庭などは学童(トルボム教室)が利用できます。
我が家は通常の学童に入らず、昨年からスタートした毎日2時間利用できる別の学童保育である「ヌルボム学校」というプログラムに参加していました。

このヌルボム学校も、学校内で子どもの面倒を見てもらえるサービス(無料)ですが、対象者が息子1人で少し寂しい思いをしていたようです。

まだ始まったばかりのプログラムだったので、先生方も手探り状態。
息子のスケジュールに合わせて、担任の先生を含む3人の先生とマンツーマン授業をしてもらっていました(贅沢~)

今年からは、このヌルボムが「1・2年生対象」と拡大し、外部から毎日違う先生が来て授業をしてくださるそうです。

息子の場合、スケジュール的にもヌルボム学校で十分満足ですが、同級生や上級生の友だちがいないというのがネックのようで、次第に行き渋るようになってしまいました。

まだ低学年の子どもに楽しくない授業を続けさせるのも酷なので、2年生からは通常の学童(トルボム教室)を利用することに

学校内で行われる放課後の習い事にも参加しているし、部活も始める予定なのでそれほど利用する時間はないですが、おやつが出たり、合間の時間に友だちと遊べるのは息子にとって楽しい時間になりそうです。

韓国の学童・トルボム教室

韓国のトルボム教室は、日本の学童同様、小学校の低学年を対象に放課後に運営されるサービスです。

トルボム教室(韓国学童)の特徴(※学校により異なる場合あり)

・小学校低学年が対象
・共働き家庭、低所得層、一人の親家庭など、世話が必要な学生を対象に優先順位が決まる。希望者が多い場合は抽選も。
・学習支援・体験活動など様々なプログラムを提供

韓国でもマンモス校になればなるほど待機児童は多く、その場合は抽選で決まります。
小規模校は条件さえ揃っていれば、たいてい入れるので悩むことはありません。

学童に送るメリットは、

  • 費用:無料(息子の学校は間食のみ有料)
  • 間食(おやつ)の提供:昼食から帰宅時間まで時間があるので、途中でおやつを食べないとお腹が空く子もいるので、間食を準備してもらえるのはありがたい。
  • 安全:専門の先生が親が迎えに来るまで学校内で見守っていてくれる
  • 様々なプログラム:外部の先生による授業が毎日1~2時間受けられる。美術、ボードゲーム、楽器、パソコン、ダンスなど多様な活動を子どもたちが経験できる
  • 長期休み(夏休み・冬休み)の利用:利用時間は、朝9時から夕方まで。昼食は有料で提供可能
  • 集団活動や遊びを通じて人との関わり方を学べる

学校の授業でも様々な活動はありますが、もっと遊びたい、学びたいという子どもにとっては、安全な場所で活動ができるというのは、学童利用の最大のメリットだと思います。

外部の先生が来てプログラムが受けられるのも魅力。しかも無料!

学童に送ることにデメリットがあるとすると、子どもたちが長時間学校に留まるということでしょうか。
また、活動内容が好きなものであれば良いですが、つまらないと感じてしまうと行きたがらなくなるかもしれません。

学童は原則として19時まで利用できますが、ほとんどの子どもたちは外部の習い事にも行くので、17時までには下校してしまうので、遅くまで残っている子どもたちは一人で活動をしたりして退屈することもあるかもしれません。

先日初めて学童に参加してきた息子の感想は、

息子
息子

おかしが出た~!学童スキ!
でも、はやく帰りたい。

完全に間食目当て(苦笑)

まだ慣れていないせいか、遅い時間まで学校にいるのを嫌がるし、プログラムによっては「絶対やりたくない!」と参加しないのもあるので、その空いた時間に何をするか悩むことになりそう。

早く学童生活に慣れてくれると母としては嬉しいのですが、どうなるやら。

さいごに

我が家が学童を利用するいちばんの目的は、授業と授業の間の空き時間の問題を解消すること。

私が早く迎えに行くことは可能ですが、問題は早過ぎる正規授業の終了時間とスタート時間の遅い放課後の習い事。

4時間授業の日は、12時過ぎに終わってしまいますが、その後の放課後授業(学校内有料習い事)が15時スタート。授業と授業の間に3時間も空き時間ができてしまいます。

低学年の子どもを1人にさせられないので一旦自宅に戻る子もいますが、我が家は遠いのでそれはできません。
昨年は私が空いた時間に学校に行って一緒に過ごしていましたが、それももう限界w

そんな事情もあり、今年は学童に頼ることになりました。
長期休みも学童に送れるので、昼食までは何としても送りたいな~とは思っていますが、本人が行くかどうかが問題です(汗)嫌がる可能性大w

低学年の子どもがいる家庭は、利用できるサービスはできるだけ頼って学校生活を快適なものにしたいですね。

息子の通う学校は都市にある小さな小学校ですが、校長先生が率先して小規模学校の生き残りをかけて新たな学校づくりをしています。教職員はの顔ぶれが随分変わり、他にも色々と新しい試みをしていくようで頼もしい。

韓国ではマンモス校が人気のため小規模学校は選ばれない傾向にありますが、個人的には息子が羨ましいほど良い環境が揃っているので、私も周囲に広報しつつ、魅力的な学校づくりに協力できればと思っています。

タイトルとURLをコピーしました