【韓国の冬休みは長い!】小学校低学年、長期休みをどう乗り切る?

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小学1年生の息子が初めて迎えた冬休み。
そして小学生になって初めて知ったことは、韓国の小学校の冬休み期間は2ヵ月と、果てしなく長いということ。

親としては、食事の支度と有り余る自由時間を想像するだけで頭が痛い・・。

初めての夏休み同様、1年生の親としては初めての冬休みの乗り越えるため、我が家なりにプランを組んでみました。
それでは、韓国で過ごす冬休みのお話の始まりです~。

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韓国の冬休みはいつから?

韓国の小学校の冬休みの日程は、地域や学校によって多少の違いがあります。

息子の通う学校は1月初めに終業式と卒業式が同日に行われ、3月の新学期が始まるまでの2ヵ月間が冬休み
少し離れた地域に通う息子の友だちは、1月初めに終業式で一旦冬休みに入り、2月に1週間ほど学校に通って最後の日に卒業式、再び3月の新学期まで休みが続くようなので、地域によって違いがあるようです。

1月に6年生の卒業式が行われるというのもね~、なんだか早いような気がします。
ちなみに、入学式も卒業式もその学年だけが出席するので、他の在校生が一緒にお祝いするという雰囲気がなくてちょっとびっくり。

小規模学校ということで、息子の入学式の際は子どもの数より先生や保護者の数が多くて、それも不思議な光景でした。

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冬休みもやっぱり宿題なし!

基本的な学習習慣を身に付けさせやすい、「長期休み中の宿題」という存在がありません。(担任の先生によりますが)

息子の夏休みは、「毎日、本を読もう!」「運動をしよう!」の用紙はもらってきましたが、その結果を提出することもなく、しれっと新学期が始まりました。
日本みたいにキッチリしていないですねぇ。

普段から宿題はほぼ出ませんが、休み期間中も宿題が出ないため、生活リズムを整えるためにも計画的に自主学習をすることが大切。まだ低学年ということで、保護者が率先して計画を立てなくてはいけません(汗)

長期休みは学校か習い事に通うのが一般的

学校内で行う外部講師による習い事は休み中も継続して行われ、学童に通う子以外の1年生は、1日2時間まで様々な授業が受けられるプログラムにも参加できるので、息子は午前中を学校で過ごせることになりました。

【小1息子のスケジュール】
午前:9時~12時/学校の習い事&1年生対象プログラム
午後:自由時間(ゲームなし、TVは1日1時間まで)

息子の学校は、他にも学童や部活もあって毎日のように子どもたちは学校に通っていますが、開放しない学校もあるのでこのあたりも違いがあります。

もし長期休み中に学校での活動に参加しない場合は、習い事をいくつか組み合わせて1日のスケジュールを組むので月謝の負担もありますし、まだ手の掛かる低学年の子どもを持つ親は、2ヵ月間大変だろうなぁと思います。

親(私)のスケジュール

毎日学校に通うと言っても、余程近くに住んでいない限りは学校の送り迎えが必須。
我が家は学校まで片道20分の距離。集団登校はないので、1人で送るわけにもいかず付き添っています。

そんな冬休みの私のスケジュールは、

【小1息子の母のスケジュール】
午前:学校への送り迎え。片道20分x2往復(80分/日)
午後:自由時間(ひたすら息子に付き合う)
悩み:3食の食事作り

朝一で息子を学校に送って、午前中に家事・食事の準備を終わらせたら・・自由時間はほとんどありません。
基本的に家ではTVを付けないので、ひたすら息子に付き合います。

家庭学習は短時間しかやらないので、時間がなかなか過ぎません(汗)
暖かい日は公園に出掛けますが、韓国の冬は寒い!(本日の最高気温1℃)

学校帰りに少し公園に寄るくらいしかできないので、家でおやつを作ったり、ブロックで遊んだり、掃除をしたりとあらゆることを一緒にやって、1日がなんとか過ぎていきます。

外部の習い事に通わせることもできますが、今年は詰め込まずゆっくり過ごすことにしました。
息子も疲れるでしょうけれど、連れて行く私も疲れちゃうのでw

少し距離のある場所に通うことになれば、授業中は近くで待機することになります。
学校の習い事も曜日によっては早く終わるので、カフェで待機するこもあって、これ以上は頑張れません(苦笑)

しかし、、2ヵ月はやっぱり長い!!
専業主婦+一人っ子+低学年ということで、息子が引っ付き虫になるのは当然かもしれませんが、さすがに長い~。

そんな長い休暇を経験して私は決断しました。
2年生からは学童に送ろう・・」と。

学童に入れば昼食は出るので、その分だけでもストレス減。
また、今年から部活動に参加できるので、そちらも良いなと。(長期休みは昼食付)

息子が素直な扱いやすい子ならいいけれど、頑固者とあって手が掛かるので、ストレスが雪だるま式に溜まっていく・・。
母親の平穏こそ息子の安定に繋がると信じて、今後も利用できるものは積極的に利用したいと思います。

長期休みは日本へ

冬休みの前半は、息子と2人で日本の実家へ。
日本の冬は暖かかったので、毎日庭で泥遊びばかりして過ごしました。一軒家の特権ですねw

海外在住の子どもたちは、このような長期休みを利用して、日本の学校に短期間通うことができます。
私の通っていた小学校に息子を通わせてみたいという希望はありますが、なんせ息子は超絶繊細な子ども。新しい環境に慣れるまでに時間が掛かるため、早々に諦めることに。

それでも、普段とは違う大家族や友人に囲まれて過ごすうちに、知らなかった日本語の表現を覚えたり新しい体験をしたりと、特別なことをしなくても良い刺激になったようです。

さて、息子も小学生ということで、いくら宿題が無いとはいえ毎日遊んでばかりもいられません。

学童に通っているクラスメイトは、毎日朝から夕方まで様々な学習をしているので明らかな差ができていました。
それは仕方ないことですが、これまでの学習習慣を忘れないためにも家庭学習は必要です。

低学年の家庭学習で大切にしたいのは、「毎日確実に取り組む」こと。
我が家も、毎日短時間でも学習時間を作ろうと、先ずは教材を買いに出かけました。

家庭学習のための教材選び

日本滞在中ということで、日本語学習をメインにしようと教科書に合った教材(ワーク)を探すことに
海外に住んでいても有難いことに日本の教科書は貰えるので、教材があれば理解が深まります。

1年生は終わってしまいますが、復習を兼ねて1年生のワークを購入。

算数をしようとしても国語(ひらがな等)が分からないと解けないので、総合的に日本語のトレーニングにもなりますし、計算については、韓国も日本も内容はほぼ同じなので、ストレスなく進められるかなと思います。

さて、息子が本屋さんで実際に見て気に入ったのは、小学生の『教科書ぴったりトレーニング』。

教材のコーナーにはいくつか似ている教材もあって内容を見比べてみましたが、あまり差がないようなので息子が気に入ったキャラクターの「教科書ぴったりトレーニング」に決定。犬とヒヨコのキャラクター推しってw

教科書準拠ワークということで教科書に沿った内容になっているのが特徴で、このワークで揃えれば低学年の家庭学習は十分ではないかなと思います。

新学期準備に予習としても使えるし、我が家のように復習にも役立ちますが、いちばんのポイントは1年間使えるという点。韓国に持って帰って、コツコツやっていこうと思います。

ちなみに、以前、小学生の勉強法という書籍を読んでいて、その中でお勧め教材として”ぴったりワーク”が紹介されていたので気になっていました。たまたま息子が気に入って選びましたが、私も知っていただけにちょっと嬉しかったw

「なぜ勉強はできた方がいいのか」「賢い子とはどういう子なのか」という疑問に答えてくれる、小学生の親になった私にとって役立つ愛読書。

親子のタイプ別対応法というのもあるし、何より”詰め込み勉強”をさせないような先生が書いている本なので、個人的にはとても気に入っています。

さいごに

楽しかった日本滞在が終わり、残り1ヵ月、息子と2人で毎日学校に通っています。
あと1週間で、やっと新学期スタート!というところまできました。

冬休み中に学校には行きたくなかったらしく、「冬休みなのに・・」と、毎日イヤイヤ言いながら通っていますが、行けば何かしら楽しいことがあるようです。

午後は家庭学習をしていますが、まぁ、30分~1時間くらいですねw
自ら勉強をやるような子どもではなさそうですが、褒めながら気分を盛り上げるとちゃんとやります。

低学年の家庭学習は親の対応が大事なんだな~と実感しつつ、私のストレスが・・、大好きな推しパンダの映像も見れず、早々に就寝。毎日優しく、荒ぶる子どもの対応をするなんて私にはムリでした。

それでも、息子は母といることが一番好きなようなので、本人の気が済むまであと数年は付き合っていこうと思います。

新2年生が落ち着いてスタートできるように祈りつつ、長期休みを乗り切ったママさんたち、お疲れさまでした!

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