韓国の小学校に通う息子が1年生の頃から取り組んでいた「パダスギ(받아쓰기)」。
先生が読み上げた言葉や文章を聞いて、そのまま書き取る学習方法です。
最初は、
「ただの書き取りテストかな?」
くらいにしか思っていませんでした。
でも実際に息子の宿題に付き合ってみると、思っていた以上に奥が深い。
そして気づいたんです。
「これ、大人の韓国語学習にもかなり良いのでは?」と。
今回は、息子のパダスギを見ながら感じたことや、実際に私自身がやってみて思ったことを書いてみたいと思います。
そもそも私は韓国語が得意ではない
最初に言っておくと、私は韓国語学習の専門家ではありません(笑)
結婚後に数か月だけ基礎を学び、その後は生活の中で必要な言葉を覚えてきました。
TOPIK対策の授業に通ったこともありますが、
「難しい……」
という記憶しかありません。
聞き取りは生活に必要な範囲ならなんとなく分かる。
話すのも最低限。
読み書きは今でも怪しい。
そんな状態です。
韓国に住んでいると、
「自然に韓国語が身につくんじゃない?」
と思われることもありますが、正直そんなことはありません(笑)
やっぱり勉強しなければ上達しない。
私はまさにその典型だと思います。
息子の宿題で初めてパダスギをやってみた
パダスギを初めてやったのは、息子の宿題でした。
息子が小学校で習ってきた内容を家で練習している時、
「私もやってみようかな」
と軽い気持ちで参加。
聞こえた通りに書くだけだから簡単そう。
そう思っていましたが、実際は全然違いました。
聞けるのに書けない
一番驚いたのは、「聞けること」と「書けること」は別だということです。
普段の生活でよく聞く単語なら、意味もだいたい分かります。
でも、いざ書こうとすると手が止まるんです。
聞いたことはあるのに、正しいつづりが思い出せない。
そんなことが何度もありました。
そして発音変化が入るとさらに難しくなります。
韓国語は実際に聞こえる音と、文字として書く形が違うことが少なくありません。
私はそこが本当に苦手でした。
息子はスラスラ書いているのに、
私は、「え?今なんて言った?」状態(笑)
聞くことと書くことは別の能力なんだなと実感しました。
パダスギで鍛えられること
実際に息子を見ていて感じるのは、パダスギは単なる書き取りではないということです。
聞き取る力はもちろんですが、
など、いろいろな力をまとめて使っています。
韓国の小学校で今も広く取り入れられている理由が少し分かった気がしました。
息子自身も、パダスギを通して少しずつ読み書きに慣れていったように思います。
息子は最初から100点だったわけではない
ちなみに息子も最初からできたわけではありません。
パダスギは100点満点ですが、1年生の頃は70〜90点を行ったり来たり。
正直、もう少し練習すれば取れたと思います(笑)
本人は学校は好きでしたが、テストのための勉強にはあまり興味がありませんでした。
それでも続けるうちに少しずつ慣れていき、後半は100点を取ることも増えました。
やはり繰り返しは大事なんだなと思います。
大人の韓国語学習にもおすすめな理由
韓国語学習というと、
が中心になりがちです。
もちろんそれも大事。
でも実際に書いてみると、
「分かっているつもり」
だった部分が意外と分かっていなかったことに気づきます。
聞けると思っていたのに聞けない。
知っている単語なのに書けない。
発音変化が理解できていない。
パダスギは、そんな弱点を見つけるのにぴったりの方法だと思います。
大人ならどう取り入れる?
わざわざ小学生向け教材を使わなくても大丈夫です。
私は息子の宿題に付き合う程度で、継続的にやっているわけではありません。
それでも、大人が取り入れるなら、
などを使う方法がありそうです。

今はもうついていけません(笑)
ちなみに息子は現在小学3年生。
国語の内容もかなり難しくなり、今の私はパダスギの宿題を見てもついていけません(笑)
1年生の頃は何とか一緒にできましたが、今は完全に息子の方が上です。
子どもの吸収力は本当にすごいなと思います。
さいごに
私は韓国語学習にそれほど熱心なタイプではありません。
必要だから覚えたことも多いですし、今でも分からないことだらけです。
それでも息子のパダスギを見ていて、
「聞いて書く」
というシンプルな勉強法の大切さを改めて感じました。
もし韓国語学習が伸び悩んでいるなら、一度パダスギのような書き取り練習を試してみるのも面白いかもしれません。
私のように、
「聞ける気がしていたのに全然書けない!」
という発見があるかもしれません(笑)




