「えっ、もう下校時間⁉」
韓国の小学校に通い始めた息子をお昼すぎに迎えに行くたび、思わずため息…(笑)
韓国の小学校生活は、日本と似ているようで、実はけっこう違います。
とくに、学年が上がるごとに「教科の数」と「授業時間」が大きく変わっていくのが特徴。
「英語や理科って、いつから始まるの?」
「低学年はほんとに午前だけ?」
そんな疑問を持つ方に向けて、この記事では韓国の小学生が1年生から6年生まで、どんな教科を学び、どんな時間割で過ごしているのかを学年別に紹介します!
🕘 韓国小学校の基本スケジュールとは?
韓国の小学校では、授業は1コマ40分が基本。
学年によって授業数や下校時間に差がありますが、一般的な1日の流れは以下のようなイメージです。
🗓 一日のスケジュール例
登校時間は日本よりやや遅めで、8時40分ごろが一般的。
ただ、教室に来る時間が遅い先生もいて、早く行きすぎると教室が開いておらず、図書館やロビーで待つこともあります。
朝の会はなく、授業が始まるまでは本を読んだり、プリントをしたりと、静かに過ごしているよう。
また、学年が上がるごとに授業時間や下校時間が少しずつ変化していきます。
とくに低学年のうちは、給食を食べたらすぐ帰宅する日もあり、生活リズムはかなりゆったり。
そして、教科の構成も学年によって大きく変わるのが韓国の小学校の特徴です。
このような基本の流れを踏まえて、ここからは1年生から6年生まで、学年別にどんな変化があるのかを見ていきましょう。
👦 1・2年生|ゆったり低学年ライフ
韓国の小学校、低学年のうちはとにかく下校時間が早いのが特徴です。
給食を食べてすぐ帰宅、という日が続き、
「学校行ったと思ったら、もう迎え?」という感覚で、1年生の間はあっという間に1日が過ぎていました。
1年生の頃、息子は学童に入っていなかったので、すぐ下校。
他の子たちが残って遊んでいるのを見てちょっと羨ましそうにしていました。
📘 授業数と下校時間の目安
週に2回ほどは4時間授業の日があり、
「今日は早帰りだな〜」と親の方がスケジュールを気にして動くように。
📚 低学年の教科は?
1・2年生で学ぶ教科は、日本とほぼ同じく国語・算数が中心ですが、
韓国ではこれに加えて、「正しい生活」「賢い生活」「楽しい生活」という、
いわゆる生活科的な教科が組み込まれています。
ただし、日本のように「図工」「音楽」「体育」といった科目名で時間割がはっきり分かれているわけではなく、
活動ベースの時間が多く、教科の境界もかなりあいまい。
「本当に勉強してるのかな?」と思ってしまうくらい、のんびりとした雰囲気です(笑)
🎒 荷物も宿題も“軽め”
低学年のうちは、宿題も少なく、持ち物もとてもシンプルです。
筆箱・水筒・図書室で借りた本だけ、という日もあり、
ランドセル(韓国では主にリュック派)もスカスカ。軽くてびっくりしました(笑)
宿題も少なめ…と思いきや、実は先生によってかなり差があることも。
同じ学年でも、毎日出るクラスもあれば、全く宿題がないクラスもあったりして、
学年全体で統一されているわけではないようです。
学校での時間がゆったりしているぶん、
家庭での過ごし方や放課後の過ごし方が、生活リズムのカギになるのかもしれません。
👧 3・4年生|本格的な授業スタイルへ
3年生になると、学校生活に大きな変化が訪れます。
これまでの「遊びながら学ぶ」「ゆったり低学年ライフ」から、いよいよ“THE 小学生”らしい勉強中心の毎日がスタート!
午前だけの日がなくなり、教科も一気に増えるなど、まさに“学年の壁”を実感するタイミングです。
🕘 授業時間と下校の目安
午後まで授業があるのはこの学年からですが、
日本と比べると、まだ少し“ゆとり”のある時間割かもしれません。
📚 3年生から英語・理科・社会が追加!
1・2年生では「正しい生活」など生活に寄り添った教科が中心でしたが、
3年生になると、本格的な学習教科が一気にスタートします。
新たに加わる主な教科はこちら👇
📌 この時点で教科数は6〜7個増え、年間授業時間も約250時間アップ。
先生からも「3年生から急に難しくなりますよ」と言われていて、
実際、教科数も増えて授業時間も長くなるので、学びの空気がガラッと変わるんだろうな…という感じがしています。
体育もこのタイミングでようやく“授業”として独立。
それまでは遊びの延長だった活動が、「今日は体育の授業」と意識されるようになるのも新鮮でした。
(ちなみに、低学年には正式な体育の授業がないのも、日本と違ってちょっと不思議ですよね)
生活リズムも、学ぶ内容もガラッと変わる3・4年生。
このあたりから、子ども自身の“好き”や“苦手”が見え始めて、学習スタイルにも個性が出てくる時期です。
学校が大好きなうちの息子も、3年生になったらどうなるかなぁ…。
ちょっとドキドキしつつ、これからの成長を楽しみに見守っていきたいと思います。
👦👧 5・6年生|毎日フルタイム!
5年生になると、学校生活はいよいよ本格的な“フルタイムモード”に。
午後まで授業があるのが当たり前になり、テストや宿題もぐっと増えて、まさに勉強中心の毎日が始まります。
🕘 授業時間と下校の目安
週あたりの授業時間は約29時間。
3・4年生のころより週に3時間ほど多くなり、1週間を通しての“密度”が一気にアップします。
ちなみに、日本では4〜6年生の授業時間はおおむね同じで、
週4日が6時間、週1日が5時間授業というパターンが多いのだとか。
その意味では、日本の方がやや「学校でしっかり学ぶ」印象があるかもしれません。
📚 学ぶ内容もグッと難しく!
高学年になると、学ぶ内容もより体系的・抽象的になります。
特に国語・社会・理科では、
「覚える」「調べる」「まとめる」といった複合的な思考力が必要になる場面が増え、
学習習慣があるかどうかが、成績にも直結しやすい時期とも言えます。
宿題もほぼ毎日出るようになり、テストも定期的に実施。
家庭でも「どこまで本人に任せるか…」と悩むシーンが増えてきそうです。
🏫 放課後の過ごし方も“学習系”へ
授業後は、希望者は放課後プログラム(방과후/パンガフ)に参加できますが、
高学年になると、多くの家庭で塾や学習系の習い事にシフトしていきます。
音楽や運動などを減らして、国語・算数・英語などの塾に切り替えるケースが多く、
子どもたちも「今日は塾」「放課後は勉強」というリズムを自分で管理し始めるように。
ちなみに、韓国ではこうした学習負担をサポートするために、
「楽しく学べる学習マンガ」がとても充実しています📚✨
特に英語や理科分野では、「これ1冊で基礎から応用まで楽しく学べる」と人気のシリーズも多数。
真面目な教材だけでなく、“子どもが自分から手に取るきっかけ”になる工夫があるのは、親としても心強いですよね。
小学校生活の中でも、5・6年生はまさに“勉強メイン”の時期。
プレ中学準備とも言えるこのタイミングで、
「どう学ぶか」「どんな教材に出会うか」が、これからの学び方に大きく影響してくるのかもしれません。
🌸 さいごに
韓国の小学校は、学年が上がるごとに授業スタイルや生活リズムがぐんと変わっていくのが特徴です。
日本と比べると、低学年は“のんびり”、高学年は“勉強モード”と、ギャップが大きい印象ですね。
最初のころは、「え、もう帰ってくるの?」「授業これだけ?」と戸惑うことも多かったですが、
慣れてくると「これが韓国の学校スタイルなんだな」と、自然と受け入れられるようになってきました。
わが家はまだ低学年の真っ最中。
これから3年生、4年生へと進むなかで、また新しい発見やびっくりすることもあると思います。
その都度、こちらの記事にも少しずつ追記していく予定です
韓国で子育て中の方、韓国の学校や教育に関心のある方にとって、
少しでも参考になる内容になっていたらうれしいです🌸







