知らなかった、、5歳の「中間反抗期」

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こんにちは!少し前まで、年長さんになって頼もしくなったなぁと思っていたのも束の間、最近の息子の有り余る言動に毎日途方に暮れています。。

デリケートなので些細なことでプンプン怒りますが、最近の息子は私の言うことを全く聞かなくなりました。一体何があったのか?調べていくうちに「中間反抗期」という言葉に辿りつきました。

息子の有り余る行動

記憶力やよくお喋りできるようになったり、想像力豊かな遊び方をするようになってきたなと感心していたのですが、言葉が達者→口答えがひどい、想像力豊かな遊び→永遠に終わらない遊び、、のようになり、時間通りに物事が進まなくなりました。

息子は頑固だから絶対に謝らないし、むしろ人のせいにするということも。私たちはイライラを越して、夫は家から飛び出して実家に帰るし(苦笑)いや、笑えないほどひどかった。

今朝も道端で(本気の)ケンカをしながら登園。生まれてからずっとイヤイヤ期のような息子ですが、今回は3歳児に戻ったような気がするほど大変ですね~。

わざと怒らせるような言い方をするんですよ。私たち親の忍耐力が問われるわけですが、私も感情のある人間だしストレスは溜めたくないので、時には大人げなくイライラを発散しております(苦笑)

中間反抗期は独立心の芽生えから

そこで早速、「5歳 怒る」で検索してみると、次々に出てくるワードたち。

「5歳 反抗期 ひどい」「5歳 反抗期 疲れた」「5歳 思い通りにならないと怒る」「5歳 反抗期 辛い」「5歳 わがまま しつこい」、、

世のママたちも、同じように感じている人が沢山いるみたい。良かった、私だけじゃなかった(苦笑)そして、同じ保育園の子どもたちも同じような言動が見られるようになってきたので、珍しいことではないんだなと納得。

それで、調べてみて初めて知った「中間反抗期」という言葉。んー、5歳も反抗期があるんですね。知らなかったです。

5歳からの中間反抗期って?

2歳くらいの「イヤイヤ期」は有名ですが、5歳から小学校低学年頃の「中間反抗期」はご存じない方が多いかもしれません。
5歳ごろから見られる「中間反抗期」の特徴的な行動は、以下のようなものです。

●口答えをする
●聞こえないふりをする
●言葉づかいが悪くなる
●年下のきょうだいと仲良くできない
●園の友だちや先生に対しては今までどおりの態度

とくに、親に対して口答えをしたり、反抗的な態度を取ったりします。

親の指示や干渉を嫌がり、何でも自分でやりたがるので、親からすると、「ちょっと生意気」と思ったり、反抗的な態度にイライラしたりすることがあるかもしれません。

こそだてマップ  5歳からの中間反抗期とは?

んー、見事に当てはまる!やっぱり中間反抗期が原因だったんだ!

家族以外は今まで通り、、っていうのがね(笑)本当にそう。園でも何か変わったことがあるわけではないし、外にいた方が大人しい。

順調に成長しているからこそ「反抗期」はやってくるのですが、突然始まるので、親としてはびっくりしてしまいますよね。

「自分で考えて行動したい」という自立心の芽生えからくるそうです。

中間反抗期を乗り越える

この時期の対応の仕方、乗り越え方の例がいくつかあるのでご紹介を。

☆命令でなく依頼で
命令口調で「○○しなさい」と言うのではなく、「○○をやってくれる?」「これはどう思う?」と伝えます。

☆子どもの意思を尊重する(子どもに決めさせる)
「〇〇やってみたい」という意思が出てくれば、手を出し過ぎずやらせてあげましょう。できない場合は「手伝おうか?」と子どもがイライラする前に声を掛けてあげる。

☆共感する、否定せず前向きな言葉で
「だから怒っているんだね、その気持ちはわかるよ」とまずは共感します。
「〇〇はダメ」「なんでやらないの?」など否定的な言葉を避け、「〇〇しよう」「〇〇したら、みんな嬉しいよ」と、ポジティブな会話を心がけましょう。

☆良い行動は褒める
子どもが良い行動をしているときは、すかさず、「〇〇してくれてありがとう!」などの褒め言葉を。褒めるときはできるだけ正確かつ具体的にし、子どもの努力(過程)に焦点を当てるようにしましょう。

☆強いことばで躾けない
「ごめんなさいは? ありがとうは?」などと要求せずに、周囲が率先してお手本をみせる。「やめようね、〇〇はしたらいけないよ」と言った後に、なぜダメなのか理由を説明する。

☆子どもにとことん付き合う
子どもの話をしっかり聞いてあげたり、甘えたいときには甘えさせてあげる、ある程度やりたいようにやらせてあげた方が落ち着くかもしれません。

そうですね。まずこうして子どもは中間反抗期なんだということが分かると、「そういう時期」として受け入れることができるかもしれません。いつかは終わります。

いくらイライラするとはいえ、やはり私の対応の仕方に問題があったように思います。子どもには感情を制御するスキルを教え、私たちは冷静かつ共感をもって子どもに接することで、反抗的な行動を抑えるのに役立つのだと思いました。

我が家の場合

息子の最近の口癖、、

息子
息子

テレビは見たらダメだし、おもちゃは買ってくれないし、アイスもダメだし、、全部ダメって言われて悲しすぎる!

んー、先ず、テレビは確かにほとんど見せていないけれど、それは今の保育園に通っている限りはなかなかOKは出せません。

が、1日30分程度は見ても良いよと言っています。それでも子どもは、制限されてるって感じますよね~。そうですよね。

次の、おもちゃを買わないというのも、ある程度、実用性のある文具は欲しいと言えば買ってあげているし、そもそもおもちゃなんて頻繁に買うものでもないしなぁ。誕生日とクリスマスだけじゃ不満なのか、、尽きない欲には付き合えない(汗)

最後のアイスは、甘くて添加物の多いお菓子は避けている、ということです。これも今の保育園に通っている限りすんなりOKは出せないし、子どもの健康を考えてこそだから辛いところ。自然のお菓子や果物はあげているし、週末だけは食べたいものを食べさせているのに。

と、私の言い分もあるのですが、先ずは「そうだね、テレビ沢山見たいよね」と子どもの心に寄り添う。ただただ、おうむ返しのように繰り返す。。

「ダメとは言っていないよ、30分は見ているでしょう。テレビは沢山見ると体が悪くなるし、自分でもっと楽しいことを探して遊ぼう。〇〇にはまだテレビは早いから、もう少しお兄さんになったら見ようね」と理由を説明しています。

これで諦めてくれれば良いのですが、反抗期と言うだけあって、ここから屁理屈をどんどん言い始めたりします。もう話が終わらない、ネバーエンドです。

「じゃあ自分で全部決めたら?お約束が守れないなら、保育園も他のところに行ったら?」と言ってしまえば、逆切れの嵐がやってくる(汗)

反抗期の息子への接し方は頭で理解できていても、私の忍耐力の問題もあってなかなか教科書通りには進みません。

ただ、子どもたちは、ここまでは良くてここからはダメ、という「境界線」を学ぶ必要がありますので、子どもたちと一緒に境界線を決めることが大切かなと思います。(テレビは1日30分とか)

子どもが自分で決めた約束でも、守りたくなくて愚図るときもありますが、親としては時間を掛けて説明してあげるしかないですね。

「今日だけ特別ね(例外)」や「〇〇をやったら○○して良いよ(交渉)」は、効果的でないので、注意が必要だと思います。これをしちゃうと、逆に子どもから同じことを返される、、「前は特別だったのに今日はなぜダメなの?」とかねw 経験談です(苦笑)

時間が経てばまた元に戻る

やはり、子どもが安定してないと、親の私や夫も不安定になります。しいては家庭不安の一因に。。私も落ち着かないので、こんなときは家事も捗らないし、なんとなくやる気が出ない。

息子と距離を置きたくなる気持ちと、親としてそれじゃあダメだと思う気持ちと。

それでも、5歳から始まったばかりの中間反抗期は、長ければ小学校低学年まで続くそうなので、気長に付き合っていかなくちゃいけないし。子育てって、大変ですね(苦笑)

さて、気分を上げるためにも、息子が見つけた6つ葉のクローバーを貼り付けておきます。みなさんにも、幸運が訪れますように。

6つ葉のクローバー

【追記】荒れていた息子は3ヵ月ほどで中間反抗期が落ち着き、かなり元の姿に戻ってきました☆

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