繊細な子の習い事事情|続けられた理由は「環境」でした

lessons HSC(繊細な子)

「英語がいいかな?」
「スポーツはやったほうがいい?」
「何か得意なものを見つけてあげたい」

子どもの習い事を考え始めると、
つい“何を習うか”を考えてしまいますよね。

でも、敏感な息子を育てていて感じたのは、

“どんな習い事か”より、
“どんな環境で、どんな人に出会うか”

なのかもしれない、ということでした。

今回は、そんな息子の体験をもとに、
繊細な子に合いやすかった習い事環境について書いてみたいと思います。

スポンサーリンク

幼児期は「何もさせない」を選んでいた

今でこそ色々な習い事をしていますが、
実は幼児期は、ほとんど何もさせていませんでした。

息子は今でも、とにかく環境や空気に敏感です。

初めての場所。
知らない人。
大きな声。

そういう刺激だけで疲れてしまうタイプでした。

そして、通っていた園も、
「幼児期は、なるべく習い事を増やさない」
という考え方でした。

その影響もあり、
当時は「まずは安心感を育てる時期なのかもしれない」と思って、
親子でゆっくり過ごす時間を大切にしていました。

正直、あの頃は、何かを頑張らせる以前に、
“外の世界に安心できる準備”
をしている段階だった気がします。

スポンサーリンク

小学生から少しずつ広げた

小学生になってからは、
少しずつ「できることを増やしてみよう」という気持ちに変わっていきました。

最初に始めたのは、学校内で行われる習い事です。

外部の先生が来てくださるので内容は普通の習い事と変わりませんが、
同じ学校の友だちがいることが、
息子にとってかなり安心材料になっていた気がします。

最初は入り口で固まることも多かったんですけどね(笑)。

でも不思議なのが、
「やりたくない」わけではないんです。

最初の一歩だけが、とにかく難しい。

一度慣れてしまえば、
楽しそうに通えることも多くて。

今思うと、
私は「この子に合いそうかな?」と思う場所を探して、
最初のきっかけを作る役だったのかもしれません。

繊細な子は“環境”で変わる

息子を見ていて感じたのは、
繊細な子にとっては「何をやるか」以上に、
“どんな空気の場所か”が本当に大きいということでした。

例えば、

  • 少人数で落ち着いている
  • 先生が穏やか
  • 親が近くで見守れる
  • 音や刺激が強すぎない

そんな環境では、
比較的安心して過ごしやすそうでした。

反対に、

  • 人数が多すぎる
  • 声が大きい
  • 空気がピリピリしている

そんな場所では、
「やってみたい」気持ちがあっても、
不安のほうが勝ってしまうこともありました。

実際、大人数のテコンドー教室を見学した時は、
「やってみたい」と言ったものの、
やっぱり怖そう…と感じたようで、
後日お断りの連絡をしたこともあります。

韓国ではテコンドーはかなり人気なので、
どうしても子どもが多く、
全体的にざわざわした空気になりやすいんですよね。

息子には、
その雰囲気が少し刺激が強すぎたのかもしれません。

水泳

水泳は、小学3年生から始めました。

窓越しに親の姿が見える環境だったので、
息子にとっては安心感が大きかったのかもしれません。

もともと水遊びも好きだったので、
少しずつ楽しみながら通えるようになっていきました。

泳ぐことって、
習い事というより、
「自分の身を守る力」にもつながりますよね。

小さい頃から始めている子も多いですが、
息子には今のタイミングが合っていた気がしています。

柔道

柔道も、息子にとって大きな経験になりました。

もともと夫が柔道経験者だったこともあり、
「一度やってみる?」と声をかけやすかったんですよね。

日本へ行っても続けられる習い事というのも、
親としては安心感がありました。

そして何より、
今の柔道教室は少人数で落ち着いていて、
先生もかなり穏やか。

以前テコンドー教室で固まってしまった息子が、
ここは最初から好印象で、
今では毎日楽しそうに通っています。

やっぱり繊細な子って、
「厳しいから無理」なのではなく、
“安心できる環境かどうか”
がすごく大きいんですよね。

ロボット教室

ロボット教室も続いている習い事のひとつです。

正直、息子はそこまで器用なタイプではありません(笑)。

細かい作業でイライラすることもあります。

でも、
完成したロボットで友だちと遊ぶ時間が楽しいようで、
それが続ける原動力になっている気がします。

「好き」があると、
多少大変でも頑張れるんですよね。

料理教室

料理教室も、比較的自然に続いています。

小さい頃から家でお手伝いをするのが好きだったこともあり、
「食べること」「作ること」
への興味が強かったんですよね。

学校内の習い事なので、
同じ学校の友だちと一緒にできる安心感もあったのかもしれません。

「好き」がベースにある習い事は、
繊細な子でも比較的入りやすい気がしています。

「好き」と「安心」が必要だった

息子を見ていて感じたのは、
繊細な子にとっては、

「好き」

だけでも難しいし、

「安心」

だけでも続かないということでした。

“好き”と“安心”の両方がそろった時に、
初めて自分から動けるようになる。

そんな感じがしています。

オンラインという選択肢

最近は、
オンライン習い事も気になっています。

特に繊細な子は、
「まずは家の中で安心して始める」
くらいがちょうどいいこともあるんですよね。

私は、英会話が好きなので、
子どもにも「勉強」としてではなく、
違う文化を持つ人と話す楽しさを知ってほしいなと思っています。

親が近くで見守りながら受けられるオンライン英会話や、
自宅で落ち着いて取り組めるオンライン学習なども、
今の息子には合うかもしれないなと感じています。

おわりに

以前の私は、

「繊細だから、無理をさせないほうがいいのかな」

と思っていました。

実際、幼児期は安心感を育てることを優先して、
あえて何もさせなかった時期もあります。

でも小学生になってからは、
「できそうなことは、少しずつやってみよう」
と思うようになりました。

もちろん、
何でもうまくいったわけではありません。

安心できる場所に出会えた時、
息子はちゃんと自分から一歩を踏み出していきました。

そして、繊細な子が「やめたい」と言い出す時って、
実はかなり悩んだ後だったりするんですよね。

だからこそ、
その言葉は軽く流さず、
本人の気持ちをちゃんと聞いてあげたいなと思っています。

ひとつやめても、また別の場所で、
新しい先生や友だちと出会えるかもしれない。

時間は限られているからこそ、
「この子が安心して過ごせる場所」を、
これからも一緒に探していけたらと思っています。

タイトルとURLをコピーしました