こんにちは! こちらは、昨日は急に夏のように暑い日でした。一転、今日は朝からどんより曇りで外が暗いですが、ミセモンジ(PM2.5)が少なくて嬉しい♪春は特に、空気があまりキレイではない日が多いんですよ~(涙)
さて、先日、学期ごとに行われる個人面談で園長先生とお話してきました。
来年の小学校入学にあたり、保育園の先生からの客観的な意見を踏まえ、HSCの息子が無理なく通えるような学校を探してみました。
個人面談は保育園の庭で
我が息子は超繊細児(HSC)ということで話すことが多く、通常の相談時間は最大1時間のところ、我が家だけは夫と先生たちとで3~4時間かけて話し合いをしてきました。
色々と苦労してきましたが、5歳を過ぎて急に保育園に楽しく通えるようになり、「良く食べ・良く遊び・良く寝る」という、当たり前のようでできなかったことができるようになってきました。
そんなわけで、今回からは夫に代わり私が先生と面談をすることに。
先生との面談は、シュタイナー園らしく保育園の庭で行われました(笑)ちょうど植樹をしたばかりなので、木や花の話をしながら、「何か育児の悩みはありますか?」と面談開始。
我が家の関心ごとは、「小学校入学」の1点。春頃からずっと頭を悩ませている問題です。
息子は小学校にちゃんと通えるでしょうか?
小規模の小学校を希望しているのですが、、
すっごく繊細だから、慣れるまでは大変でしょうね。
正直、通常のマンモス校は難しいと思いますよ~
〇〇くんには、シュタイナー学校が合うと思います。
先生には返答に難しい質問をしてしまいましたが、やはり大きい学校は勧められませんでした。
小学校の選択肢いろいろ
小学校入学は我が家にとって一大事なので、私は1年くらい前から、「韓国にはどんな小学校があるか?」などずっと探していました。
通常であれば、学区内にある公立小学校に通うことになりますが、他にも、私立学校やインターナショナルスクール、「代案学校」とよばれる、いわゆるフリースクールやオルタナティブスクールが選択肢としてあります。
私も最近知りましたが、韓国には代案学校と呼ばれる学校が様々あって、多様性を認めてくれる良い面があるようです。私のように、「外国人で韓国に住んでいる人」にも様々な支援がありますしね。
我が家の場合、教育システムや立地条件などより、”楽しく通える小学校”が第一候補。
HSCの息子には、「毎日学校に通う」ことが大きな目標になるので、そのためにできるだけ通いやすい学校を探しています。
息子は保育園で年長になるまで登園渋りや登園拒否を繰り返していることから、新しい環境である小学校に慣れるということは容易ではないでしょう。
小学校は選べる時代
それで色々と調べた結果、4つの学校が我が家の条件に合いました。
①学区内の公立小学校(中規模)
②森の学校やシュタイナー小学校(代案学校)
③多文化小学校(代案学校)
④学区外の公立小学校(小規模)
通学範囲内でも、探せばこれだけの候補先があるものですね。
①公立小学校は学区なので近いし、中規模で勉強中心というより遊び(運動等)も多いと聞いていて好印象。でも、中規模でも人数が多いかな。今の保育園は全員で20人だからw
次に②森の学校やシュタイナー小学校ですが、可能性としてはこれが最良の選択だと思っていました。しかし、学費がとんでもなく高い!寄付金も毎月の授業料も私立並みだとお考え下さい(汗)
シュタイナー園からシュタイナー学校にとても通わせたかった、、という欲はあるのですが、金銭的な無理は後々問題が出てくるかもしれないので、背伸びしないつもりです。
なぜ高額か?ということですが、国からの補助金が少ないということでしょう。また、無認可なので卒業認定もされない場合もあり、後々のことを考えると難しいところです。
③④の小学校は、どちらも小規模なので良さそうです。
③多文化小学校は外国人のための学校なので、様々な国のクラスメイトと交流できる点は良いですね。
ただ、韓国人の友だちが学校では作りにくいので、子ども同士の生きた韓国語での会話の機会がないのは今後韓国で生活していくとなると寂しい。塾とかで韓国人の友だちを作れればよいのですが、息子の場合、それもハードルが高いかなと。
夫とも話し合った結果、④の小規模公立学校が、現在のところ最善の選択だと考えています。
徒歩圏内で学費も問題なく、なにより少人数なので、きっと家族のようにフォローしてくださるのではないかと期待しています。(電話対応も丁寧で親切でした)
韓国のシュタイナー小学校
どちらを選んでも、長所短所はありますよね~。良い環境だと思って実際入学しても、先生や友達と合うか分からないし。
保育園の先生には、もちろんシュタイナー小学校を勧められましたが、学校も我が家にも、「スポンサーがいない限り難しいですね」と答えておきました。先生も、「最後はお金よね。ふふ。」って笑っていました(苦笑)
韓国は”IT先進国”なので、小学校からITを活用した教育をしています。電子黒板とパソコンを活用して、先生が準備したマルチメディア教材を使って授業をするそう。
今の時代、テレビを見せないというようなシュタイナー教育を受けている息子にとっては、最初は苦労するだろうなーとか、今後もシュタイナー教育で育つと面白い子になりそうだなーと思うと残念ですが、もう諦めるしかないので、、きっぱり諦めます。
小規模学校とHSC
穏かな環境のなかで自分を発揮できるHSCの息子には、少人数の学校が合うと思っています。
それは、保育園の転園の体験からくるものですが、園児が多く騒がしい環境だとなかなか集中できませんでした。
新しい場所に慣れるまでには時間が掛かりますが、何年も通う場所なので、我慢しながら行くのではなく、楽しい場所として通ってと思っています。
入ってみなければ分からないけれど、息子に合う環境を見つけてあげることが私の役目だと思って、決定するまで、学校探しを続けてみようと思います。