~2025年最新版|会える時間・混雑・家族構成&推し紹介まで~
はじめに:韓国で唯一のパンダ一家に会いに行こう
ソウル近郊のテーマパーク「エバーランド」には、韓国で唯一のジャイアントパンダ一家が暮らしています。
その名も「バオファミリー」。

この記事では、パンダ初心者の方にもわかりやすく、以下のような情報をまとめています:
2025年最新の内容をもとに、パンダに癒されたいあなたにぴったりの情報をお届けします!
韓国でパンダに会えるのはどこ?【アクセス・施設紹介】
パンダに会えるのは、ソウル市内から車で約1時間の距離にある「エバーランド」。
韓国最大級のテーマパークの中にある「パンダワールド」というエリアで、バオファミリーはのびのびと暮らしています。
バオファミリーは現在5頭!韓国で唯一のパンダ一家です。
彼らはみんな、名前に「宝(バオ)」という漢字が含まれており、
その名の通り、韓国の人々にとって“癒し”と“喜び”を運んでくれる存在になっています。
現在、バオファミリーは5頭の構成です:
このあとは、それぞれのパンダについて
性格・成長ストーリー・個性をたっぷりとご紹介していきます♪

ロバオ(お父さん)|のんびり癒し系パパ
ロバオは、のんびりマイペースで、どこか“人間くさい”魅力を持ったお父さんパンダ。
性格はとてもおおらかで人懐っこく、初めて会う人にも臆することなく近づいていく姿が印象的です。
なかでも目を引くのが、お腹の上に竹を山積みにして食べるスタイル。
しかもかなりのグルメで、竹の好き嫌いも激しいというこだわり派です。
育児にはほとんど関わらない“昭和のお父さん”タイプ(笑)。
それでも、のほほんとした空気に思わず笑ってしまう癒し系で、
実際に見た韓国のパパたちからは「羨ましい…」との声もちらほら。
ロバオの姿に、忙しい現代のお父さんたちがちょっと憧れを感じるのも納得です。
🐾 ロバオのちょっと深掘りエピソード
ロバオは中国で双子として生まれ、人工飼育で育ったため、野性の本能はやや控えめ。
そのおかげで人への警戒心が少なく、来園当初から堂々とした姿を見せてくれていました。
子どもの頃は木登りがあまり得意ではありませんでしたが、
成長するにつれてチャレンジ精神も芽生え、いまでは高い場所でリラックスする姿も。
また、竹の好き嫌いが激しいのは「飼育員さんに甘やかされて育った証」とも言われています。
双子ということもあり、たっぷりの愛情を受けながら育ったロバオ。
その安心感からか、どこか穏やかで優しい空気をまとっていて、
私の中では、まさに「理想の癒し系男子パンダ」です。
アイバオ(お母さん)|育児に命をかける母パンダ
ロバオが育児にほとんど関わらない中、3頭の子どもを一頭で育てあげた母パンダ・アイバオ。
その姿はまさに「韓国のオモニ(엄마)」のような、愛情と責任感にあふれた存在です。
性格は内向的で落ち着きがあり、まんまるな顔と整った容姿はまさに“美パンダ”。
一見おっとりしていますが、育児となると話は別。しつけにはとても厳しく、本気で叱る姿も。
そんなギャップもまた、彼女の魅力のひとつです。
🐾アイバオのちょっと深掘りエピソード
アイバオは、食べ物の好き嫌いがほとんどなく、出されたものはしっかり食べる“良妻賢母タイプ”のパンダ。
そんな彼女が、来韓から5年目に自然妊娠に成功し、長女・プバオを出産。
長い陣痛の末に生まれた命を、たった一頭で育てあげる姿は、多くの人の心を打ちました。
ロバオと違って、人工飼育ではなく自然の中で育てられたため、木登りも得意で野生的な勘も持ち合わせています。
その反面、人間に対してはやや慎重な性格で、カン飼育員(カンバオ)と出会った当初も、なかなか心を開かなかったというエピソードも。
そんなアイバオですが、時間をかけて信頼関係を築き、
今ではすっかり“エバーランドの母”としての貫禄と安心感を放つ存在になりました。
母になる前から可愛らしさはありましたが、
育児に全力で向き合うその姿には、内側からにじみ出る強さと優しさが加わり、私の中ではますます魅力的に映るように。
だからこそ、私の中で「最強の推しパンダ」は、やっぱりアイバオです。
プバオ(長女)|国民的パンダアイドル(※現在は中国)
韓国初の自然繁殖で生まれたパンダ・プバオは、まさに国民的スター。
小さな体に“ぴょん毛”がちょこんと乗った姿が愛らしく、SNSやテレビを通じて瞬く間に人気が広がりました。
性格はおてんばで遊び好き。
外遊びが大好きで、室内に戻る時間になっても全力でイヤがる姿は、動画でも何度も話題に。
元気いっぱいで、ちょっと自由奔放なムードメーカーでもありました。
🐾 プバオのちょっと深掘りエピソード
プバオは、アイバオの初めての子どもとして、2020年に誕生。
生まれたときは身長16.5cm、体重わずか197gという小さな命でした。
母と一緒に過ごす時間が長かったため、性格やしつけは母譲り。
でも、右手で竹を持って食べたり、大の字になって寝ながら食事をしたりという姿には、父・ロバオのマイペースさもちらり。
2022年には母から独立し、さらに同年11月には飼育員からも自立。
そこからの1年半は、まさに“プバオの青春時代”だったと思います。
2023年にはテレビ番組で特集され、“パンダブームの象徴”として一大ブレイク!
2024年4月に中国へ返還されるまで、エバーランドで最も多くの来園者を集めた存在となりました。
最後の観覧日(2024年2月29日)には、最大400分(約6時間40分)待ちという異例の長さに。
それだけ多くの人にとって、「プバオに会いたい!」という思いが特別だったのだと思います。
今は中国で新たな日々を送っていますが、
韓国では今でも新グッズや展示が続くほどの人気ぶり。
“エバーランドの初代プリンセス”は永遠の存在です。
ルイバオ(双子の姉)|慎重派のしっかり者
ルイバオは、韓国で初めて誕生した双子パンダの姉。
プバオに続いて自然繁殖に成功した奇跡の命のひとつです。
性格はとにかく慎重で繊細。
まずはよく観察し、納得してから動き出す「しっかり者タイプ」。
活発な妹・フイバオとは対照的な性格で、まさに“姉らしさ”を感じさせてくれます。
🐾 ルイバオのちょっと深掘りエピソード
生まれたばかりの頃は、アイバオによく舐められていた影響で毛色がほんのり茶色に染まり、妹との見分けも簡単に。
今ではすっかり真っ白(外遊びで茶色?)なモフモフ姿に成長しました。
プバオと違って、ルイ・フイは「完全な母子育児」ではなく、飼育員さんとアイバオが10日ごとに交代で育てる方式が取られました。
これは、パンダが双子を同時に育てるのが難しいために採られた方法ですが、ルイはそんな中でも落ち着いて成長。
食事スタイルは父・ロバオに似ていて、少しずつ何度も食べる派。にんじん&ウォトウ(おやつ)が大好物。
ベビー期はフイバオのように噛んだり飛びついたりはせず、おっとり穏やかな空気感が印象的でした。
プバオが中国へ旅立ったあと、ルイとフイの双子姉妹は、寂しさを和らげる“癒しの存在”として新たな役割を果たしています。
数年後には彼女たちも中国へ行ってしまう予定ですが、
それまでの時間を、ゆっくり大切に見守っていきたいと思わせてくれる存在です。
フイバオ(双子の妹)|おてんばムードメーカー
フイバオは、ルイバオとともに誕生した韓国初の双子パンダの妹。
とにかく元気いっぱいで、じっとしていられない“行動派”タイプ。
名前にふさわしく、いつも輝くような存在感を放ち、
来園者やスタッフの笑顔を引き出してくれる、まさに“ムードメーカー”です。
🐾 フイバオのちょっと深掘りエピソード
ルイに比べて小さく生まれたフイですが、持ち前の食欲と体力でグングン成長。
今では体格的にも姉を超えるほどに育ちました。
性格はかなりのおてんばで、遊びも全力、いたずらも全力!
高い場所にもすぐに登ってしまう好奇心旺盛な面や、飼育員さんにじゃれついて困らせるシーンも。
元気がありすぎて「ヘルスバオ(健康バオ)」なんてニックネームがついたこともあるほどです(笑)
フイの好きな食べ物はタケノコとりんご。逆にパンダのおやつ「ウォトウ」はちょっと苦手。
性格は自由奔放ですが、どこか憎めないチャーミングさがあり、見ているだけで元気をもらえる存在です。
ルイと並ぶと、まさに「静」と「動」。
そんな性格の違いがまた魅力的で、双子ならではのやり取りにほっこりさせられるファンも多いです。
今後の成長も、フイらしく自由にのびのびと――
そんな風に見守っていたくなる、愛すべき“小さな怪獣”です。
バオファミリーを支える“もうひとつの家族”|飼育員さんたち
バオファミリーの人気をここまで大きくした立役者たちが、彼らに日々寄り添い続けている飼育員=ズーキーパーさんたち。
エバーランドでは、なんと彼らにも「〇〇バオ」という愛称がついていて、パンダたちと同じ“家族の一員”のように親しまれています。

カンバオ(カン飼育員)|プバオのおじいちゃん的存在
ロバオとアイバオを中国から連れてきた飼育員さんで、韓国パンダ人気の火付け役。
特にプバオの成長記録を動画で丁寧に発信し続けたことが話題となり、“パンダブーム”を生み出した張本人でもあります。
愛情深く、観察力も鋭く、時に涙ぐむ場面もあったりして、視聴者の共感を呼ぶ存在に。
「飼育員」という言葉を「ズーキーパー」へと浸透させた、まさに韓国の“パンダカルチャー”の先駆者です。
ソンバオ(ソン飼育員)|おもちゃ職人のような演出家
カンバオの後輩で、バオファミリーに季節イベントや手作りの竹おもちゃなどを届ける“エンタメ系ズーキーパー”。
遊び心たっぷりの工夫で、双子たちが楽しめるようなステージを日々考案。来園者にも人気の存在です。
動画ではユーモラスで親しみやすく、声もステキ!
オバオ(オ飼育員)|新世代・双子担当の頼れるお姉さん
プバオが中国へ旅立ったあと、双子(ルイ&フイ)を引き継いだ若手の飼育員さん。
優しい語り口と柔らかい雰囲気で、子どもパンダたちとの距離もとても近く、まるで“保育士さん”のような存在。
動画を通して見える、パンダたちとの信頼関係や優しいやり取りがまた、ファミリー全体の魅力を引き立てています。
パンダたちとズーキーパーの動画チャンネル一覧
チャンネル名 | 飼育員 | 内容 | 更新頻度 |
---|---|---|---|
판다와쏭 | ソンバオ | プバオ時代からの代表的チャンネル | 週1回 |
오와둥둥 | オバオ | 双子パンダ中心の最新チャンネル | 週1回 |
전지적 할부지 시점 (feat.강철원 사육사TV) | カンバオ | プバオ中心の過去動画 | 不定期 |
바오패밀리 | 編集部 | 家族の思い出をまとめたメモリアル動画 | 随時 |
飼育員さんたちは、ただのサポーターではなく、
ファンの間では、バオファミリーと同じくらいの“愛される存在”です。
動画を通じて、パンダたちの成長とともに“人間の心”もじんわり伝わってくるのが、バオファミリーの大きな魅力だと感じます。
コラボ&グッズ情報【おみやげも充実】
バオファミリーの人気はとどまるところを知らず、最近では企業コラボや限定グッズも続々登場中。
エバーランドでのパンダ観覧だけでなく、限定グッズ探しも楽しみのひとつです。
マクドナルド×バオファミリー:限定「バオバーガー」登場(2024夏)
2024年夏、ついに実現したマクドナルドとの夢のコラボ!
パンダたちの顔がデザインされた限定パッケージ&特製メニューが登場し、SNSでも話題沸騰。

プバオや双子のルイ・フイバオがハンバーガーに…!?
そのビジュアルの可愛さに、思わず「食べるのがもったいない〜!」と悶絶する人が続出(笑)
実際に食べてみた感想:見た目も味も大満足のセットでした!

LANEIGEコスメ:パンダ足跡デザインのクッションファンデが話題に
韓国の人気スキンケアブランド「LANEIGE」からは、バオファミリーデザインのクッションファンデが限定発売。
クッション部分には、なんとパンダの足跡のプリント付き!

ドラッグストア「オリーブヤング」では、
アイドル顔負けのセンター展示で目立っていたのが印象的(笑)
実は私も、可愛さに負けて2個購入。しかも…仕上がりも◎でリピート確定でした。

エバーランド「パンダワールド」限定グッズも見逃せない!
現地の「パンダワールド」には、ぬいぐるみ・文房具・Tシャツ・マグカップなど、ここでしか手に入らない限定アイテムが盛りだくさん!
なかでも、2025年の双子パンダの誕生日に登場した新作グッズが話題に。
それが…なんと「ルイ&フイの社員証ぬいぐるみ」!
すでにプバオの“社員証ぬい”は人気商品でしたが、
いよいよルイ&フイも“エバーランドで働く新入社員”として登場。
実はこのグッズには、「就業ビザで韓国に来ている」というユーモラスな設定まであるんです(笑)

家族や友人へのおみやげとしても、思い出話と一緒に渡せるのでとてもおすすめ。
パンダワールドに行ったら、ぜひグッズコーナーもチェックしてみてくださいね♪
まとめ:癒しと感動の「推しパンダ体験」をあなたに
バオファミリーは、ただ“かわいい”だけじゃありません。
その背景には、家族の絆、育児の努力、人との信頼関係など、
胸を打たれる物語がたくさん詰まっています。
動画で見るのも癒されますが、
実際に会いに行くと、きっともっと特別な気持ちになれるはず。
ぜひエバーランドに訪れて、“あなただけの推しパンダ”を見つけてみてくださいね。