韓国でローカル美容院に2回目の訪問をしてきました。
今回はカラーのリタッチに加えて、前髪と毛先のカットもお願いしましたが、その施術時間は約1時間、料金はなんと32,000ウォン(約3,200円)!
「韓国って美容室が安いって聞くけど、本当に?」「ローカルサロンってどんな雰囲気?」と気になっている方のために、現地に住む日本人としての体験をお届けします。
早い・安い!リタッチ+カットが1時間で終了
今回の施術内容は、リタッチ(根元のカラー)と毛先のカット。
所要時間は約1時間、価格は32,000ウォン(カット込み)というコスパの良さ!
しかも、私の通う美容院はカットの有無に関わらず料金は同じとのことなので、「ついでに少し整えておこうかな」という時にもぴったり。
シンプルでわかりやすい料金体系も、ローカル美容室ならではの魅力です。
「リタッチ価格」は2ヵ月以内限定!通常カラーとの違い
今回のリタッチ料金がこの価格だったのは、前回の施術から2ヵ月以内だったから。
スタッフさんによると、期間が空きすぎると通常の全体カラー扱いとなり、料金も高くなるとのことでした。
リタッチ vs 通常カラーの違い
前回この美容院で全体カラー+カットをしており、その体験は下記の記事で紹介しています。
ローカル美容院の日常風景|予約なし&常連がふらっと訪れる
韓国の地元感あふれる美容院の大きな特徴は、予約なしで気軽に立ち寄れること。
今回の施術中にも、1組のご夫婦がふらっと来店し、旦那さんだけがカットをして帰っていきました。
その所要時間、わずか10分! シンプルに整えて、水で流して終了というスピーディーさ。
さらに、その直後に現れた常連の女性客は「満席だから予約してくればよかった」と言いつつも、美容師さんが「少し待ってくれたらやってあげるよ」と対応。
男性客が終わったタイミングで、すぐにカラー施術が始まりました。
「空いていればやるよ」「少しなら待ってて」という、ローカルらしいゆるやかなやり取りが、なんだか温かく、居心地の良い時間でした。
カットは事前の意思表示がカギ!
ひとつ注意したいのは、カットの仕上がり確認が日本よりも少なめなこと。
日本の美容院では「このくらいで大丈夫ですか?」と、細かく確認をしてくれるのが一般的ですが、
韓国のローカル美容室では、「先生にお任せでスパッと仕上げる」スタイルが主流のようです。
実際、私自身の経験だけでなく、他のお客さんを見ていても同様の流れでしたし、
他のローカル美容院でも似た雰囲気だったので、これがわりと一般的な傾向なのかもしれません。
そのため、希望のスタイルがある場合は、
「〇cm切ってください」「この写真のように」など、最初にしっかりと伝えることがとても大切です。
もちろん、仕上がりを見てから「ここもう少し短くして」など伝えるのも可能ですが、
遠慮せず、はじめに意思表示をすることが満足度アップのコツです。
ローカル美容院が向いている人・向いていない人
韓国には、日本語が通じるサロンや日本人美容師が在籍する有名チェーンもあります。
価格帯は日本とあまり変わらず、韓国の最新トレンドを取り入れたヘアスタイルにしたい人にはおすすめです。
一方で、今回訪れたようなローカル美容院は、こんな人にぴったり。
にとっては、非常に魅力的な選択肢。
ただし、丁寧な接客や日本式の細やかなサービスを求める人には、やや物足りないかもしれません。
また、多くのローカル美容院は“先生1人”で営業しており、その先生の雰囲気によってお客さんの層も変わる傾向があります。
私は中年の先生が担当しているサロンに通っていますが、お客さんは若い方から中年層くらいまでが中心。
お店の雰囲気も落ち着いていて、はじめてでも安心できました。
自分に合いそうな空気感かどうか、ちょっと様子を見て選んでみるのも、ひとつの楽しみかもしれませんね。
まとめ|韓国のローカル美容室、リピーターになって見えた魅力
2回目の訪問となった今回のリタッチ+カット体験。
早くて安くて、気負わず通える空気感がやっぱり心地よかったです。
日本との文化の違いに驚くこともありますが、それも含めてローカルならではの面白さ。
「美容院で異文化体験」なんて、日本ではなかなか味わえませんよね。
ソウル市内の観光地でも、大通りを一本入れば住宅街が広がり、そこには個人経営の美容院が数多く存在します。
予約不要でふらっと立ち寄れるサロンも多いので、旅行や滞在の合間に、地元の日常に少し触れてみる感覚でローカル美容室を訪れてみるのもおすすめです。