【初めての熱帯魚】妊娠しているプラティを飼い始める

初めてのプラティ飼育 韓国で暮らす

とある週末、夫と息子がお祭りで、金魚すくいをやってきました。
韓国のお祭り・・というかイベントで金魚すくいをみたことがなかったので新鮮でやってみたけれど、案の定3日で天国へ。

以前からペットを飼いたかった夫と息子が、翌週に選んできたのは熱帯魚の「プラティ」
突然熱帯魚が我が家にやってきて、私の許可なく4匹のプラティ飼育が始まることに

プラティについての知識や、アクアリウム初心者である我が家の困ったことをまとめたいと思います。

プラティってどんな熱帯魚?

【プラティの特徴】

  • 淡水魚。グッピーの親せき
  • 体長はオス約4~5cm、メス約5~6cm
  • 寿命は1~2年
  • 繁殖力、、強すぎ
  • 飼育が簡単で初心者向き
  • 元気に泳ぐ。たまにボス的プラティが他の仲間を突っついたりする
  • 比較的強い熱帯魚で、低温にも強く、少し汚れた水でも大丈夫
  • 卵ではなく稚魚で生まれる。生まれてすぐ泳ぐ
  • 稚魚は生まれても親に見つかると食べられることがある

こんな感じでプラティは環境に強い子なので、熱帯魚飼育を始めるにはぴったりです。

我が家はプラティと暮らし始めて1ヵ月ほどの初心者ですが、あらゆる意味で強いなぁとw
プラティを飼い始めたのは良いものの、後先考えず、知識もないまま適当な水槽とフィルターを買ってきただけ。

初心者ならでは、、困ったことを振り返ってみます。

水槽のサイズに迷う

プラティ4匹(オス1匹、メス3匹)を店員さんに勧められて、そのまま連れてきた夫と息子。
1匹か2匹でいいのに・・・。

なぜなら、夫が買ってきた水槽は、約20cm。
本来は、30cmくらいでプラティ4~5匹が適当だそう。ウチの水槽小さすぎ~!

ということで、水槽の買いなおし。
調べてみたところ、「オールインワン水槽」がフィルターも付いているし、デザインもスマートでお手入れも楽とのことで我が家も購入。

あとは、、繁殖力が強いプラティのオスとメスを一緒に入れておくと、すぐに妊娠してしまうので、後々のことを考えて大きめの水槽を準備しておくと良いと思います。

メスが妊娠していた!

オス1匹(名前はハーレム)、メス3匹(まだ名無し)と暮らし始めて分かった事実。
メスが妊娠している状態で我が家にやってきたようです。しかも3匹とも!

プラティの飼育が始まったばかりなのに、もうすぐ生まれそう!
子どもたちを迎える準備もしなくてはいけません・・。めちゃめちゃ忙しい。

メスのお腹はぷっくり大きくなっていますが、いつ生まれるのか正確な日は分かりません。
プラティは卵ではなく稚魚で生まれるので、生まれた直後、親に食べられてしまうこともあります。

出産に向けて準備をしよう

稚魚が食べられないようにするなら、次の方法があります。
見つかると、あっという間に食べられちゃいます・・。なんでも食べるプラティ。

  • 水草を植えて隠れられる場所を作る
  • 出産するメスを産卵ケースに入れて隔離する

産後なので真ん中の仕切りは外してありますが、仕切りがあると上部に妊娠したメスを隔離でき、出産するとケースの下部で稚魚を保護することができます。

我が家の産卵ケースはこんな感じ。(稚魚は生後1日)

プラティの産卵ケース

ただ、繁殖力が強いプラティは、1度妊娠すると1ヵ月周期で出産を繰り返し、しかも、1回の出産で何匹も産みます!

そのため、少し減らしてもらった方が良いことも・・。ごめんね。
増えすぎると後で里親に出すのも大変ですし、水槽を買い足したりしなくてはいけなくなります。

繁殖力が強いぶん寿命は1~2年と短いですが、オスとメスを上手に管理しないと子どもが増えすぎて、後々問題が出てくるでしょう。

我が家のプラティ出産記録

現在、3回の出産を経験した我が家のプラティたち。

3匹のメスが同時期に妊娠したようで、ウチのハーレム(♂)の繁殖力の強さが恨めしい。。
どの子も妊娠しているので、どのメスが産んだのか分かりません。

そして、1回の出産で生まれた稚魚数は、バラバラ。
生まれて数日は生きていても、未熟で生まれたり、病気の子は天国へ行ってしまう子もいます。

  • 1回目:約20匹出産、現在12匹
  • 2回目:約3匹出産、現在0匹
  • 3回目:約10匹出産、現在6匹
プラティの稚魚。生後約1カ月
プラティの稚魚。生後約1カ月

何れも早朝に生まれたので、私たちが見つける前に何匹か親に見つかって天国に行ってしまった稚魚たちもいるかもしれませんね。

プラティ飼育初心者の私には、いつ生むか正確な日が分かりません。

そのため、産卵ケースに入れずに自由に泳がせながら出産を迎え、見つけたらすぐケースへ移動させる方法を取りました。

自然の法則にのっとって(?)、個体数はある程度減ってしまいましたが、生命力の強い子は逞しく生き残っています。

生まれた直後の稚魚は、底や何かの間に挟まってじっとしていることが多いです。
危険を感じるとすごいスピードで泳ぐので、捕まえるのが大変かもしれません。

一気に生まれると少し焦りますが、スポイトを使って素早く産卵ケースなどで隔離してあげてくださいね。
スポイトは、食べ残しのエサやフンなども取りやすいので、掃除用でも便利です。

エサをあげよう!

稚魚は、生まれたその日からエサを食べることができます!
赤ちゃん用の人工餌(ひかりパピィは有名)や、ブラインシュリンプをあげてみてください。

エサは、2~3分以内に食べきれる量を与えるのが鉄則
水が汚れるので与えすぎに注意です。

稚魚は、1日複数回に分けてエサをあげましょう。(成長したら1日2回くらい)
食べるとお腹がぷっくりするので、満腹具合が分かりやすいですよ。

食欲旺盛のプラティ。パクパク食べる姿がとっても可愛い~!

親のエサをすり潰してあげても良いですが、ブラインシュリンプというエビの赤ちゃんを与えると、栄養価、消化吸収に優れているのでよく成長します。病気にも強い子になるそう!

ブラインシュリンプは、卵を孵化させて(水や塩を入れて約24時間後に孵化)与えます。

生きているブラインシュリンプもいいですが、手間が掛かるため、我が家は、「アルテミア100」という乾燥タイプのブラインシュリンプを食べさせています。おかげで元気元気!

パウダータイプのエサは、なかなか下に落ちていかないので、水面をかき混ぜてあげると良いですよ~。
下の方で泳いでいる稚魚がぜんぜん食べれないこともあるので、よく観察しましょう。

さいごに

プラティを飼い始めてから、準備するものがたくさんあるのに知識がないので、ずいぶん遠回りした1カ月。

現在、プラティの出産ラッシュで、なぜか朝によく稚魚が生まれるので、息子を学校に送る前に必死で産卵ケースに移す作業をしています(苦笑)

妊娠していたプラティが次々に産むので、産卵ケースを2つにしました。
やっぱり体が大きい子や強い子がいると、小さくても突っついたりしてストレスを与えるんですよね。

弱い稚魚はどんどん弱ってしまうので、写真のように分けて育てています。
左のケースは生後1日の稚魚、右のケースには、生後1カ月の稚魚。

プラティは約1カ月周期で子どもを産むので、もしかしたら同じお母さんから生まれたのかな?
体の色は、成長とともに変わってきたりするのでまだよくわかりません。。

プラティの稚魚たち

この水槽には、プラティのメス3匹と赤ちゃんがいます。
ハーレム(♂)はというと、これ以上妊娠させないために別の水槽で一匹、優雅な生活をしていますw

本来は集団でいた方が幸せなプラティですので、オスの子どもたちが育ってきたら、ハーレムと一緒の水槽に入れてあげようかなと思います。

水草問題などなど、まだ困りごとがたくさんあるので、プラティの成長とともに次の記事でまたお話したいと思います!

皆さんも、家庭で素敵なアクアリウム生活を楽しんでみてください~!

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