繊細な子の子育て|幼児期・小学校・習い事で感じたこと

繊細な子の子育て|幼児期・小学校・習い事で感じたこと HSC(繊細な子)

うちの息子は、小さいころから少し繊細なところがありました。

初めての場所が苦手だったり、
大きな音にびっくりしたり、
お友達の気持ちに引っ張られてしまったり。

「困った子」というわけではないけれど、
「ちょっと気にしすぎかな?」と思う場面がたくさんありました。

そんな中で知ったのが、HSC(ひといちばい敏感な子)という言葉です。

HSCは病気や診断名ではなく、生まれ持った気質のひとつ。

息子にぴったり当てはまる部分もあれば、
「これは違うかな?」と思う部分もありましたが、

「繊細だからこその感じ方があるんだな」

と思えるようになってから、親の私も少し気持ちがラクになりました。

このページでは、

  • HSCの特徴やチェックリスト
  • 幼児期の子育て
  • 保育園・小学校選び
  • 母子分離や登校しぶり
  • 習い事や学校生活
  • 小学2年生になって見えてきた成長

など、これまでブログに書いてきた体験談をまとめています。

同じように繊細な子を育てている方の参考になればうれしいです。

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HSCってどんな子?

HSC(ひといちばい敏感な子)は、生まれ持った気質のひとつといわれています。

病気や診断名ではなく、感じ方や受け取り方が少し人より敏感なタイプの子どもです。

たとえば

  • 初めての場所が苦手
  • 大きな音にびっくりしやすい
  • 周りの気持ちに影響されやすい
  • 慎重でよく観察している

などの特徴があります。

もちろん、みんなが同じではありません。

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うちの息子はこんなタイプ

HSCといっても、本当にいろいろな子がいます。
人見知りな子もいれば、外では元気いっぱいなのに家で疲れが出る子もいます。

息子の場合は、どちらかというと慎重派。
新しい場所や初めて会う人が苦手で、慣れるまでに少し時間がかかるタイプでした。

保育園の頃は、朝のお別れで泣いてしまうこともあったし、新しい習い事も最初はなかなか一歩が踏み出せませんでした。

でも、一度安心できると楽しそうに参加できることも多く、

「できない」のではなく、
「慣れるまで時間が必要な子なんだな」と思うようになりました。

また、お友達が怒られているだけで悲しくなったり、先生のちょっとした表情の変化を気にしたりすることもありました。

その反面、人の気持ちをよく考えられる優しさも持っています。
繊細さは困りごとになることもありますが、それと同じくらい素敵な一面でもあると感じています。

私自身、「HSCかどうか」を気にするより、

「この子はどんな場面で不安になるのかな?」

を観察するようになってから、少しラクになりました。

我が家の体験談

HSCという言葉を知って終わりではなく、実際の子育てではたくさんの試行錯誤がありました。

学校へ行くだけで疲れてしまったり、
新しいことに挑戦するのに時間がかかったり、
少しずつ成長が見えてきたり。

最近は学校生活や習い事にも少しずつ慣れ、
以前とは違う成長も見えてきました。

その一方で、
「学校へ行くだけで疲れてしまう」と感じる日もあります。

そんな今の様子はこちらの記事にまとめています。

幼児期(0〜5歳)のこと

今振り返ると、息子の繊細さが一番強く出ていたのは幼児期だったように思います。

もちろん子どもなので当たり前の部分もありますが、

  • 初めての場所が苦手
  • 親と離れるのが不安
  • 些細なことで大泣きする
  • 慣れるまでに時間がかかる

そんな姿をよく見ていました。

当時から息子は繊細なタイプだなとは感じていました。
ただ、その頃は「そういう個性なんだろうな」くらいに思っていて、特別気にしていたわけではありません。

後からHSCという言葉を知り、
「ああ、こういう気質の説明もあるんだな」と納得したのを覚えています。

特に大変だったのは、母子分離と登園でした。

周りのお友達が自然に園へ入っていく中で、息子はなかなか離れられず、毎朝試行錯誤の連続。

それでも少しずつ安心できる環境が増えていくにつれて、息子なりのペースで成長していきました。

幼児期に感じていたことは、こちらの記事に書いています。

保育園・シュタイナー園との出会い

息子が小さい頃、どんな環境なら安心して過ごせるのかをたくさん考えました。

活発な子もいれば、慎重な子もいる。

息子の場合は、新しい環境に慣れるまで少し時間がかかるタイプだったので、「この子に合う場所はどこだろう?」と悩むこともありました。

そんな中で出会ったのがシュタイナー園です。

自然の中で過ごす時間が多く、大人が子どものペースを大切にしてくれる環境は、息子にとても合っていたように思います。

もちろん最初からすべてが順調だったわけではありません。

登園しぶりがあった日もありますし、「本当にこの選択で良かったのかな?」と迷うこともありました。

それでも振り返ってみると、幼児期に安心できる環境で過ごせたことは、その後の小学校生活の土台になったように感じています。

保育園選びやシュタイナー教育について詳しくはこちら。

小学校選びで考えたこと

保育園の頃から、私は小学校選びについて少し気になっていました。

息子は慣れるまでに時間がかかるタイプだったので、

「小学校はどんな環境が合うんだろう?」

と考えることが増えたからです。

もちろん、どんな子にも合う学校というものはありません。

でも我が家の場合は、

  • 学校の規模
  • クラスの人数
  • 学校の雰囲気

などを実際に見ながら考えるようにしていました。

説明会に参加したり、通学路を歩いてみたり。
親としては悩むことも多かったですが、今振り返ると「子どもに合う環境って何だろう?」と考える良いきっかけになったように思います。

結果的に、息子は少人数の環境の方が安心して過ごせるタイプでした。

もちろん入学したらすべてが順調だったわけではありませんが、学校選びのときに感じていたことは間違っていなかったように思います。

学校選びで悩んでいた頃のことは、こちらにまとめています。

小学校に入ってからのこと

小学校選びが終わればひと安心…と思っていたのですが、実際は入学してからが本番でした。

新しい教室、新しい先生、新しい友達。
息子にとっては、毎日が慣れないことの連続です。

入学前から心配していた登校しぶりはそこまでありませんでしたが、教室に入ることを不安がる時期があったり、付き添い登校が必要になったりすることもありました。

周りを見ると当たり前のように学校へ入っていく子ばかりで、

「このままで大丈夫かな?」と不安になることもありました。

それでも先生と相談しながら少しずつ慣れていき、今では当時よりずいぶん成長した姿を見せてくれています。

今振り返ると、無理に背中を押すよりも、その時の息子のペースに合わせて進めていくことが大切だったように思います。

小学校入学後の様子については、こちらの記事にまとめています。

習い事と母子分離の壁

息子は小さい頃から、新しい場所や初めてのことに慣れるまで時間がかかるタイプ。
そのため、習い事を始めるときも母子分離は大きな壁のひとつでした。

周りの子が楽しそうに教室へ入っていく中で、

「お母さんも一緒に来て」と言われたり、入口で固まってしまったり。

なかなか思うようにいかず、私自身も悩んだ時期があります。

でも今振り返ると、息子は「できなかった」のではなく、

安心できるまでに少し時間が必要だっただけなのだと思います。

無理に離れようとするのではなく、

  • まずは見学から
  • 一緒に教室へ入る
  • 少しずつ距離を取る

そんなふうに息子のペースに合わせて進めていきました。

その結果、今では自分から習い事へ向かう姿も見られるようになりました。

習い事や母子分離についての体験はこちら。

小学2年生になって見えてきた成長

小さい頃は、
「このまま学校生活に慣れられるかな?」
「友達とうまくやっていけるかな?」
と心配になることがたくさんありました。

母子分離に時間がかかったり、
新しい環境に慣れるまで長かったり、
学校へ行くだけで疲れ切ってしまったり。

周りの子と比べてしまい、不安になることもありました。

でも、小学2年生になった今、
以前だったら考えられなかったような姿を見ることも増えてきました。

もちろん、繊細な部分がなくなったわけではありません。

人より疲れやすかったり、
環境の変化に敏感だったり、
不安が強くなることもあります。

それでも、「前よりできることが増えたな」と思う場面が増えてきました。

自分の気持ちを言葉で伝えられるようになったり、
少しずつ新しいことにも挑戦できるようになったり。

親としては、つい目の前の困りごとに目が向いてしまいますが、振り返ってみると息子なりにちゃんと成長していたんだなと感じています。

そして最近は、学校生活だけでなく、習い事や友達との関わりの中でも少しずつ自信がついてきたように見えます。

「今は大変だけど、この先どうなるんだろう」

と不安に思っている方へ。

少なくとも我が家の場合は、少しずつですが確実に変化がありました。

焦らなくても、その子なりのペースで成長していくんだなと感じています。

最近の様子については、こちらの記事にまとめています。

おわりに

HSCという言葉を知ったからといって、子育てが急にラクになったわけではありません。

今でも、「こういう時はどう声をかけたらいいんだろう?」
と悩むことはありますし、成長とともに新しい課題が出てくることもあります。

それでも、小さい頃からのことを振り返ると、息子は息子なりのペースで少しずつ成長してきました。

母子分離が難しかったこと。

保育園選びに悩んだこと。

小学校選びで迷ったこと。

教室に入れなかったこと。

学校へ行くだけで疲れてしまったこと。

その時は大きな悩みだったことも、今では我が家の大切な思い出のひとつになっています。

HSCは「治すもの」ではなく、その子らしさのひとつ。

だからこそ周りと比べるのではなく、

「この子はどんな環境なら安心できるかな?」

「この子のペースはどのくらいかな?」

と考えながら向き合っていくことが大切なのかもしれません。

正直なところ、今でも試行錯誤の毎日です。

でも、以前だったらできなかったことが少しずつできるようになったり、自分の気持ちを言葉で伝えられるようになったり。

そんな姿を見るたびに、「ちゃんと成長しているんだな」と感じています。

このページでは、これまでブログに書いてきたHSC育児の体験談をまとめました。

同じように繊細な子を育てている方が、
「うちだけじゃないんだ」と思えたり、何かひとつでも参考になることがあればうれしいです。

そして、「今は大変だけど、この先どうなるんだろう?」
と不安な方は、年齢ごとの変化をまとめたロードマップ記事も読んでみてください。

子どもの成長とともに、見える景色も少しずつ変わっていくかもしれません。

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HSC(繊細な子)